Motec M100系のAT入力とAV入力の違い
Motec M100系のAT入力とAV入力の違い
自分のMotecには、AV1~AV8のアナログ電圧入力(Analog Voltage Inputs)があります。
色々なセンサーを後付けしたりしつつ、いよいよAT入力が8個では足りなくなってきました。
そこでMotec空きのあるAT入力(Analog Temp Inputs)をAV入力の代わりにつかえないか?っと思いMotecのマニュアルを読んでみたところ、
AT入力、AV入力、共に電気特性が同じなのですが、唯一違う点は、
AV(Analog Voltage Inputs)
Input Resistance: 100k ohms to 0V
AT(Analog Temp Inputs)
Input Resistance: 1000 ohms to the 5V sensor supply and 100k ohms to 0V.
の部分です。
英語でこのように書かれるとピンと来ないんですが、AVO Japanの高橋社長に問い合わせしたら、以下の図を即答してくれました。
AT入力はレジスター系(温度センサー等)をGNDと接続するだけの仕様なので、Motec内部で1KΩのプルアップ抵抗で5Vに接続されています。
回路図で示してくれればすぐにわかったんですけどね。
なので、電圧測定にはAV入力のみしか使えないという理解でよいのかと思います。
AT入力をDigital Inputの代わりに使用してスイッチとして使用する場合はダイオードとか付けた方がいいのかな?
以上、「Motec M100系のAT入力とAV入力の違い」でした。