車の熱中症対策!ワコーズクーラントブースター投入!BMW E46
車の熱中症対策!ワコーズクーラントブースター投入!BMW E46
先日、ラジエーター交換を行いまだ日が浅いうちにワコーズのクーラントブースターを投入することにしました。
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ここ数日間、夜な夜な高速を走り回っているのですが、水温をとても気にしています。
というのも、サーモスタットおよびラジエーター側の温度センサーの交換を行ってから、どうも水温が高めな状態が気になっています。
サーモスタットの開くのが少し温度が高めになったという感じでしょうか?
オーバーヒートするわけでなく、メーターの水温計は中心を指しているので、見た目は特に変換を感じませんが、自分の車はMotecのMDDで常に水温を監視しているので、水温が下がったり、上がったりするのがデジタル表示でよく把握できております。
サーモスタットが新品だったり、ラジエーター水温の温度センサーのキャリブレーションが少しずれている(センターの個体差)のが原因かと思いますが、正直以前よりも高めな水温が表示されるのはちょっと嫌なので、対策の一環としてクーラントブースターを投入することで様子を見てみることにします。
ワコーズのクーラントブースター
車系のケミカルで評判の高いワコーズ製品。
クーラントブースターは初の使用となります。
クーラント交換時に一緒に投入するのが良いと思いますが、今回はDIYで投入を行ってみました。
関連リンク:
ワコーズ CLB クーラントブースター LLC性能復活剤 250ml
注文後2日で到着。
投入日を記載するラベルも一緒に付属していました。
BMW E46でのクーラントブースターの投入
クーラント交換方法についてはネットで色々と紹介されているようですが、こちの記事で、E46のラジエーターサブタンク(エクスパンションタンク)の構造を非常に細かく調査されている方がおられ、この方の記事を読み漁ってクーラントブースターの投入はエクスパンションタンクからクーラントブースターと同容量のクーラントを抜いて投入すれば問題ないことを確認。
関連リンク:
上記の方のページは非常に参考になりました。(感謝!)
エクスパンションタンクからクーラントを抜く方法ですが、100円均一などで売られている注射器にゴムホースを付けて吸い出す方法を考えたのですが、以前こちらの記事で紹介したポンプを使用して吸い出してみることにしました。
関連URL:
このポンプを使用するにあたり、クーラントを抜くためのペットボトルを2本用意(1本でも可。自分は1本はキャップだけ使用します。)します。
圧力がかかるので、炭酸水の厚手のペットボトルを使用しました。(笑)
ワコーズのクーラントブースターの容量は250mlなので、500mlのペットボトルを用意すればクーラントブースター容量分抜いたクーラントを保管できます。(後日クーラントが減ったときのことを考えてペットボトルに保管します。)
ペットボトルのキャップを加工します。
ペットボトルに2つ穴を開けて、金魚飼育なので使用するぶくぶくのホースつなぎを2本取り付けます。
穴の裏側はクルーガンで固定。
表側は黒ゴム接着税で空気が漏れないようにしました。
関連リンク:
染めQテクノロジィ SOMAY-Q ゴム製品補修剤 黒ゴム接着剤 黒 104g
見た目は良くありませんが、空気が漏れなければOKです。
クーラントの吸い出しには、金魚飼育で購入したぶくぶく用にホースを使用します。
関連リンク:
これでクーラント吸い上げポンプが完成しました。(笑)
作成したものは単純な構造でペットボトルに2つのホースを接続して密閉状態にして、ポンプの吸引側(写真のように上側)に接続し、ペットボトルの空気を抜くことでクーラントをペットボトルに吸い上げられるという仕組みです。
ペットボトルには、予めクーラントブースターと同様用の水250mlを入れてマーキングしておきます。(自分はグラステープを貼りました。)
クーラントブースターを投入する
クーラントブースターを投入するだけなんですけど以外と下準備だらけです。(笑)
この時期必須の蚊取り線香(笑)
もっとモクモクに煙くしたいぐらいです。
昨日は4か所刺されたのでので。(苦笑)
先程作成したクーラント吸い上げポンプのホースをエクスパンションタンクのキャップを開けて挿入します。
※当然ですが、エンジンが冷えている状態でキャップを開きます。(エンジン停止後、一晩置くのが安全です。)
途中、ペットボトルがポンプに吸引され内圧でつぶれてしまいますが、ペットボトルを手で元の形に戻しながら、繰り返し吸い上げることで先にマーキングしてある250ml容量を吸い上げました。
結構簡単に吸い上げられ、時間にして1~2分ぐらいで吸い上げ完了。
この状態でエクスパンションタンクを覗いてみるとまだクーラントの水面が少し見える状態でした。
クーラントブースターをゆっくりと投入します。
クーラントエクスパンションタンクのゲージはMAXを示しています。
エクスパンションタンクの構造からクーラントのエア抜きが完全に出来ていればエクスパンションタンク定量交換するだけで問題ありません。
E46のエクスパンションタンクの構造上、エクスパンションタンクのクーラントはクーラントが循環すればどんどん入れ替わりますので(国産車と構造が違うそうです。)このままキャップをします。
エンジンをかけます。
猛暑の本日、エンジン始動後すぐに55℃。
吸気温度41度、オイル温度35度です。
しかし、暑い...(苦笑)
ちなみにこの時点での外気温度は40℃でした。
水温が安定するまでエンジンをかけて、再度エクスパンションタンクの状態を確認しました。
写真のMotecのMDDの液晶が、暑さで黄緑色が青くなっています。(苦笑)
ペットボトルのキャップを穴が開いていないものに交換して予備ようにクーラントを保管します。
クーラントブースターの空き缶に入れておいてもよいかと思います。
クーラントブースターに付属のラベルに施工日を記載して貼っておきましょう。
一応、2年に一度の投入を推奨しているようです。
まだ7月中旬で本来ならば本的な夏前といった感じですが、すでに夏本番という暑さで少し遅めな対策になってしまいましたが、車の熱中症対策として冷却水の状態の確認・管理、また、今回ご紹介したクーラントブースターなどをお勧めします。
クーラントブースターを投入後、また水温の状態に変化あったか?レポートしてみたいと思います。
以上、「車の熱中症対策!ワコーズクーラントブースター投入!BMW E46」でした。