オイルキャッチタンクのゲージ部分の修理
オイルキャッチタンクのゲージ部分の修理
※この記事の紹介内容はクスコのオイルキャッチタンクのゲージ部分の交換にも使用出来ます。
ここ数日、気温が高くなってきたせいなのか、しばらく走行した後、エアコンから若干ブローバイガスの臭いがすることがありました。
オイルキャッチタンクがエアコン外気導入に近い場所にある関係でオイルキャッチタンク周りに漏れがあったりすると、どうしてもブローバイガス臭くなってしまうのですが、熱が入ると臭いがするという点から、熱でホースなどのゆるみが発生しているのではないかと推測。
実際、装備してあるオイルキャッチタンクのホース周りの締め付けを確認した所、特に漏れている部分はないのですが、オイルキャッチタンクまわりはどうしてもブローバイガスの臭いが染みついている感じです。
オイルキャッチタンク本体への接続ホースからの漏れはないので、もしかするとオイルキャッチタンクのゲージ部分付近から熱が入るとブローバイガスが少し抜けているのではないか?っと推測し、オイルキャッチタンクを取り外して確認してみることにしました。
ホースのゆるみはないのですが、問題は上記のゲージとなるホースを接続する部分。
この部分とホースを差し込んである部分にすこしだけ滲みがあったので、以前購入したエルボユニオンに交換してみることにしました。
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自分が使用しているオイルキャッチタンクについていたエルボユニオンは心なしか頼りない感じのものですが、こちらの製品はエアーツール用のかなりしっかりした出来なので、ホースの差し込みもかなり深く挿入でき、ホースを差し込んでからノッチを引き上げるとかなり強くホースが固定することができます。
このエルボユニオンは以前、クスコのオイルキャッチタンクを使用していたときに修理用に購入したものなで、ホース径が6mmで、タップがR1/8で切られているホースゲージが付いているオイルキャッチタンクならば、どれでも使用できるかと思います。(詳細はご自身のオイルキャッチタンクを確認してください。)
交換したエルボユニオンは一度使用してしまっているので、ネジ部分のシールが再利用できませんので、毎度おなじみの液状ガスケットを使用してネジ部分を締め付けました。
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自分はスリーボンドの液状ガスケットのヘビーユーザーですね。(笑)
耐熱、強度、色々な点で、液状ガスケットを信頼してます。
取り外したエルボユニオンは乳化してました
取り外したエルボユニオンの底側の中を見てみるとかなり乳化してました。
写真右側の中の部分です。
穴が塞がってはいませんでしたが、オイルキャッチタンク内部の溜まったブローバイガスが冷えて乳化しやすい部分というのがわかりますね。
ついでに70℃耐圧のゲージホース6mmへ交換しました。
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エルボユニオンを交換によって、多分、漏れはなくなったと思いますので、しばらく様子をみてみたいと思います。
以上、「オイルキャッチタンクのゲージ部分の修理」でした。