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18年、23万km走行し続けたエンジンオイル交換について

18年、23万km走行し続けたエンジンオイル交換について

エンジンオイル交換についての考え方は色々あると思います。

オイル関係の専門家の方の話を色々読むと、本当に色々な意見があり勉強になります。

専門家の方が全員に共通して言っている事は、エンジンオイルは劣化するもので、必ず交換が必要ということです。

エンジンオイルの交換サイクルについてですが、オイルを売っている業者は、オイルが売れるようなアナウンスをするのが当たり前なので、「3ヶ月に一度」とか、「3000km走行毎」とか、車関係の量販店のオイル販売コーナーなどに記載されてたりします。

自分のE46の場合、すでにBMWがエンジンオイル交換に関してロングサイクル交換を進めてきた時代の車両なので、オイルインスペクションは一応、2万5,000kmが初期化状態だったと思いますが、新車納品時の初回は5,000kmぐらいで交換し、その後、サービスフリーウェイ期間の初回の車検までは、一応、このオイルインスペクションを守ったりしてました。(笑)

今思うと、ドノーマルの状態を3年近く味わったという事かな。(笑)

BMWのオイルインスペクションは、正直、日本の道路事情にはマッチしていないと思います。多分、半分(2万5,000kmなら、12,000km)ぐらいでの交換がベストじゃないかな?っと思います。

10年以上前、E46が現役の頃の話ですが、日本の道路事情をドイツのBMW本社の方は、ほとんど知らないそうです。

過去にBMW Japanのテストドライバー(日本向け車両のサスペンションの味付けをしたりする)の方をソフトウェア開発でお手伝いしたことがあるのですが、日本の首都高などは、言葉で伝えても、まったく理解してくれないとの事でした。(笑)

確かに、首都高速みたいな高速道路は、想像すらできないでしょうね。(笑)

 

エンジンオイル交換に関して思うこと

あくまでも個人的な意見ですが、エンジンオイル交換についてまとめてみました。

エンジン性能差もあるかと思いますが、現時点で18年、23万キロ、1機目エンジンを保持してきているので、少しは参考になるかと思います。

ああ、でも車両の交換が頻繁な人には、エンジンオイルの交換なんて興味なかったりするんでしょうかね?(笑)

オイル交換時期よりも、車乗り換えの方が早いという人は結構いますからね。(笑)

 

1.車の使用環境

オイルの交換サイクルは車を使う環境の違いで大きく異なると思ってます。

毎日乗る人、月に一度ぐらい、一度に走る走行距離、e.t.c....。

エンジンオイルは常に過酷な状態にあって、エンジンが冷え切った状態はほぼ外気温と同じぐらいの温度状態から、走行して暖機が終わる頃には、80~100℃前後まで温度が上がり、走る度に毎回繰り返しているわけなので必ず劣化します。

この状態だけを考えても、気温差が激しい冬場、車に乗る頻度などの要素でオイルの劣化は走行距離や期間では測れない要素が多数含まれることになりますね。

必ず守っている訳ではありませんが、自分は走行距離で判断してオイル交換する場合は3000km~6000km、乗る回数が少ない場合は、半年に一度のサイクルを目安にしています。

距離に関してですが、回したな~っと思うことが頻繁にあったら、3000km越えたらすぐにと言った感じでしょうか。

 

2.オイルを汚す要素

どんな高性能エンジンでもブローバイガスの影響が必ずあるので、エンジン使えば、エンジンオイルが汚れる要素が常に追加されています。

またクランクケース内部の結露による水分要素も含まれます。

その他、エンジンオイルの最大の仕事として、エンジンの中の回る過程で汚れる要素が追加されていきます。

なので過激にエンジンを回すに比例して汚れる要素が増えていくことになります。

オイルの汚れの判断は、オイルを交換した直後の状態でオイルゲージでオイルの状態をウエスでふき取り、写真などに撮影しておいて判断していれば、オイルの汚れ判断は簡単に行えます。

自分は走行距離が短くても、汚れていると思ったときは、距離、期間関係なく交換しています。

 

その他、エンジンオイル交換について

エンジンオイル交換は、廃油処理の問題や駐車スペースの問題で、自分で行えないケースもあるかと思います。(自分がそうです。苦笑)

最近はネットでオイル購入ができ、高性能オイルや高嶺の花だったオイルなども安く入手できたりするみたいですが、消費期限内のオイルでも、古い在庫を売りつけられたような話をよく聞きます。

高級、高額なオイル程、売れることが少ない訳ですから、在庫のとして残ってしまうわけで、古いオイルであるリスクは高くなっていると思います。

一応、密閉容器にいれて、気温差が少ない室内保管ならば、オイルの酸化、劣化は防げると思いますが、高性能オイルでも古いものはNGかと思っています。

自分的には、エンジンオイル交換と食べ放題(笑)は、混んでいる店、人気店で行う方が、鮮度が高く、ベストだと思ってます。

こんなケースは無いとは思いますが、

例えば、場末のガソリンスタンドで、オイル交換なんて年に一度ぐらいしか作業しないような店に、いつ入荷したかわからない在庫されていた高性能オイルがあっても入れたいとは誰も思いませんよね?

オイルとエンジンの相性もあると思うので一概には言えませんが、よく聞く高性能オイルを入れて調子が悪くなったという話の1つの疑うべき要素としてオイルの鮮度の問題があるかと思います。

以上、「18年、23万km走行し続けたエンジンオイル交換について」でした。

 

 

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