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もう16年前ですね、DIYでパドルスイッチを付ける!幻のアクティブシフター!(BMW E46)

憧れのパドルシフト

今では国産車でも装備されているので、パドルシフトは珍しくありませんね。

2001年、E46M3のパドルシフトが登場したときは、本当に憧れました..。

 

自分の車はマニュアルトランスミッションにしてしまったので、パドルシフトはほぼ無縁になってしまいましたが、
2001~2003年当時、E46M3のパドルシフト付きステアリングを付けようと色々と調査したりしたんですけど、結局、装備することなく終わってしまいました。

参考ページ:
BMW E46 初期型モデルへパドルステアリング取り付け資料


E46M3のパドルシフト付きステアリングを取り付けなかった理由詳細は後程ご紹介しますが、
初期型のステアリグからE46M3のパドルシフト付きステアリングへの交換は、エアーバック本体の交換がやはり予算的に難関でしたね。


ですが、オートマチックトランスミッション時代、お金をほとんどかけずに、自分の車のステアリングにパドルスイッチをDIYで取り付けを行いました。(しかも2回)

取り付けを行った当時の写真が出てきたのでご紹介したいと思います。

 

DIYでパドルスイッチを付ける


一番初めに装備したのは、BMW純正のスポーツステアリングにパドルスイッチ(押しボタンスイッチ)を埋め込みました。

BMW E46 スポーツステアリングへシフトスイッチを装備

初期型はメーターパネルにメーターリングが付いていないので、なんか化粧をしていない顔みたいな感じが...(笑)

今になって改めてみると、メーターパネルが殺風景ですね。(苦笑)

後期型の方からすれば、「メーターにリング付いてなかったの?」って感じでしょうか?(笑)

話がそれましたが、

 

BMW E46 スポーツステアリングへシフトスイッチと配線を装備

押しボタンスイッチ の位置は、親指を少し伸ばして届く位置ぐらいとし、スイッチ位置を決めてから穴を開け、スイッチを固定。

位置決めしてから、ドリルで穴を開け、半田ごての熱で溶かしてスイッチを押し込んだ記憶があります。

このスポーツステアリングの素材が、硬いウレタン素材?!だったので、ドリルで穴をあけるよりも半田ごての熱で開けた方が簡単だった記憶があります。

 

BMW E46 スポーツステアリングへシフトスイッチを装備(左)

押しボタンスイッチ までの配線は、ステアリング内部から押しボタンスイッチ 根本まで、穴を掘り(笑)配線を通しています。(写真は左側)

 

BMW E46スポーツステアリングへシフトスイッチを装備(右)

 

このとき使用した押しボタンスイッチ は今でも入手可能かと思います。

自分でもかなり綺麗に取り付けられたと思います。

RSコンポーネンツでは押しボタンスイッチの取り扱いが幅広く取扱があるのでおすすめです。

この改造したステアリングは、続いて紹介するATIWEステアリグへ交換後、どうしても欲しいというBMWオーナーの方がいて手放してしまったので手元にはありません。

 

ATIWEステアリグへパドルスイッチを装備

ステアリングの裏、2cm角ぐらいの基盤用押しボタンスイッチを取り付けました。

ATIWEステアリグにシフトスイッチを装備

配線は目立たない(邪魔にならないように)かなり細いジャンパー線を通して、押しボタンスイッチは強力両面テープで固定。

ATIWEステアリグへの装備は、引き押し形式で押しボタンスイッチを取り付けました。

前押しスイッチ/引き押スイッチ、どちらも操作性には問題ないと思いますが、要は操作の慣れですね。

 

シフトスイッチ本体


上記の写真はスイッチ本体です。

スイッチを押したときのストロークがほとんどなく、カチカチ音がするので非常に操作がしやすかった覚えがあります。

 

押しボタンスイッチ関連URL:

RSコンポーネンツ

 

シフトスイッチの装備ですが、劇的にドライビングが楽しくなったことを今でもよく覚えています。

 

幻のアクティブシフター!

その昔、このサイトに「ひーくん」という方からご連絡を頂き、アクティブシフターなるものを開発しているので、装備テストして欲しいとご連絡を頂き、当時、アクティブシフター内部のPICの書き換えを数回繰り返し、自分の年式にも対応して頂きました。

 

BMW E46 アクティブシフター

このアクティブシフターは何をするものかと言うと、通常、BMW E46のオートマチックトランスミッションをマニュアルシフトモードに切り替えるには、シフトレーバーをマニュアルモードに倒す必要がありますが、
このアクティブシフターを装備すると、パドルスイッチを同時押しすると、マニュアルモード/Dレンジ(ドライブ)の切り替えを行えるという優れものです。

すなわち、Dレンジのまま、シフトレバーの操作無しに、マニュアルモードに切り替えができるようになります。

また、マニュアルシフトモードでシフトチェンジの際に、アクティブシフター内部から歯切れの良いビープ音が聞こえるため、シフトチェンジを音で判別することが出来るようになります。

アクティブシフターは、開発完了後、一時期個人販売されていたようですが、すでに幻のパーツになってしまいました。

記憶では、確か2回程、動作状況をご連絡差し上げて、ひーくんから郵送されてきたPIC ICを入れ替えてテストするとうい感じだったと思います。

自分が装備していたアクティブシフターは、マニュアルトランスミッションに乗せ換えた後、誰かに差し上げてしまったので、こちらも手元にはありません。

アクティブシフターを装備しただけで、劇的に操作性がよくなったことを今でもよく覚えています。

 

E46M3パドルシフト付きステアリングを取り付けなかった理由

自分が、E46M3パドルシフト付きステアリングを取り付けなかった理由は実は複数あります。

1.予算的な問題

まずは、先にもご紹介しましたが、BMW E46初期型クーペに標準装備のスポーツ ステアリングからE46M3パドルシフト付きステアリングを装備するにはエアーバック交換が必須となります。

金額はよく覚えていませんが、エアーバックのみで8万円。

さらにステアリング(確か12~15万ぐらいだった記憶があります。)交換、配線を通すためにコンタクトスリップリングの交換、さらに配線が必要となるため、結構な金額がかかります。

2.エアーバックシステムの違い

一番の問題は、BMW E46の後期モデルからは、デュアルエアーバックシステムが採用され、ステアリング内部にエアーバックが2つ入っており、衝突時は時間差でこの2つのエアーバックが開くような仕組みに変更されました。

初期モデルのE46は、シングルエアーバックシステムのため、デュアルエアーバックシステムの片側だけの配線をして、本当に正常にエアーバックが開くのか?という保証ができないため、万が一を考えてStudieさんなどでは、初期型のE46へのE46M3パドルシフト付きステアリング装備は行っていませんでした。

確かに、事故を起こした時、エアーバックが開かなかったその理由がエアーバック交換によるもだと責任が取れないので、販売店としては当然の対応ですね。

結局、

開くかわからないエアーバックを8万円かけられますか?

って話ですね。

当時、一部のBMWチューニングショップでは、これらの説明をせずに、エアーバック警告灯が点灯しないので「正常」という理由で、初期型のBMW E46にもエアーバック交換込で、E46M3パドルシフト付きステアリングを付ける作業を受けていたようです。

自分としては、パドルステアリグは付けたいけれど、加入保険からエアーバックオプションを外して、開くかどうかわからないエアーバックに8万円かけてまで装備する気にはなれませんでした。

今の時代ならば、中古エアーバックなどもありますから、こんな高額かけなくてもパドルステアリングが装備できるかと思います。

以上、「DIYでパドルスイッチを付ける、幻のアクティブシフター!」でした。

 

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