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マフラーについて書いてみました!BMW E46M3 フルチタンマフラーに交換 (2013年12月27日)

フルチタンマフラーに交換

この記事は、2013年12月27日にアーキュレイ製BMW E46 M3フルチタンマフラーに交換したときの内容です。

約14年間、チタンマフラーは使ってきたことになりますね。

マフラーの一般的な寿命(マフラーには寿命があります。)は約10年と言われていますので、現在修理に出しているマフラーは大往生です。(爆)

自分の車はE46M3用のマフラーが取り付けられるようにリアトランク内部を加工し、一番初めに取り付けたマフラーはSuper Sprint製のマフラーでした。

 

BMW E46 M3 スーパースプリントマフラー

 

懐かしいなー、この抱き枕並みに大きなマフラー(笑)

このマフラー、とにかくめちゃくちゃ静か。

純正マフラーよりも静かです。

当時、BMW E46M3でも静かに乗りたい人向けのマフラーのニーズがあったんでしょうかね?

Super SprintもSuper Sprint Racingという名称のRacingが付くマフラーは音が大きく、BMW E46 M3用では上記の写真と同形状で音が大きいマフラー、ライトウェイト形状の物、計3タイプがリリースされてたと思います。

※記憶では、リアの手口形状は1種類だったと思います。
その他、Super SprintのE46M3以外のE46マフラーは、ステンレスとスチール製の2タイプが販売されていました。

このSuper Sprint製マフラー、音も静かですが、このマフラーとにかく重量がヘビー級。

そこで、当時、フルチタンマフラーのE46M3用フルチタンマフラーをリリースしていたアーキュレイ製を装備しました。

 

BMW E46 M3 アーキュレイフルチタンマフラー

 

重量が約5kgぐらいしかありません。純正マフラーと比較すると重量が1/4。

片手で持ち上げられました。(笑)

 

フルチタンマフラー装備中

 

装備中の写真です。

懐かしい人が写ってますね。

オールージュのジミーちゃんだ。(笑)

 

フルチタンマフラー装備後の様子

 

装備後、エンジンをかけた状態です。

当然ですが、2.8リッターエンジンに3.2リッター用マフラーを装備しているので、音は静かです。

この当時は、空ぶかししても、普通な音量でしたね。(笑)

スーパーチャージャー装備後は、1.5倍の排圧がかかっているので、負圧から大気圧までの間(すなわち加給無し)で流して走っていると本当に静かで、吸気音の方がうるさいぐらいです。(笑)

 

マフラーに関して

自分はマフラーに関して専門家ではありませんが、これまでマフラーについて思ったこと、実際に体験したことなどを書いてみたいと思います。

※マフラーと言えば、リアピースの出口の部分を示すことが多いと思いますので、ここでのマフラーの定義はリアピース部分とさせて頂きます。

 

アフターマーケットのマフラー

車種別専用マフラーは色々なメーカーから国産、海外問わず販売されています。

自動車メーカーは、アフターマーケットを意識してなのか、リアピースのみが脱着可能になっている場合が多いのですが、BMW E46もそうでしたが最近の車では、リアピースを含むワンピース形状のマフラーが多いようです。

メーカーがワンピース形状にする理由は様々だと思いますが、M3を除くE46でのマフラー交換は、センター部分とリアピースがフランジ接続になっておらず、マフラーをつなげる部分の配管を切断しての取り付けとなります。

そのため、マフラーメーカーによりマフラーの太鼓部分から出ている配管の長さが異なるため、一度マフラーを交換後、他社製のマフラーに交換する際に(すなわち2回交換)、配管の長さが足りなくなってしまったというケースもよくありました。
(E46の中古パーツが世の中に出始めた頃によくこのような話を聞きました。)

また、これは実際にあった話ですが、マフラーの交換を繰り返したため、車の乗り換えの際に元の純正マフラーに戻す作業を行ったら、配管の長さが足りずもとに戻せなかったという話も聞いたことがあります。

基本的にアフターマーケットのマフラーというと、ポン付け(無加工での取り付け)ができるというイメージがありますが、車種によっては、マフラーの交換は配管を切断するという加工作業があるので、場合によっては後々まで影響します。

マフラー交換を検討している人は、自分の車のマフラー配管を調べ、ポン付け可能か?加工が必要か?を予め知った上で、マフラーの交換を検討をお勧めします。

ちなみに、ここ最近の情報ではありませんが、オートバックスなどのカー用品量販店で一番商品の回転がよいのは、実はマフラーだそうです。(自分が聞いたのは10年ぐらい前の話です。)

店頭在庫がそのまま売れるので、空いたスペースに次々マフラーを入荷するという販売スタイルなので、当然と言えば当然なんでしょうけどね。

 

神経質な人には不向きかも?

マフラーの交換目的は、良い音、大きな音、エンジン特性に合わせた排気効率を上げたいなど、さまざまな理由があると思いますが、神経質な人は行わない方がよいと思います。

これは人によって受け止め方が異なりますが、マフラーは走行していれば傷がつきますし、穴があいたり、多少は凹みができたりします。

純正のスチール(鉄)で作られているマフラーの場合、消音、耐久性を重視しているので、丈夫で長持ちするように設計されていますが、アフターマーケットマフラーのステンレスマフラーは、この点はあまり重視されていません。

そのため、新品の状態で若干の凹みがある(運搬中による凹みなどを含む)、結構目立つ傷がついている、溶接が雑(しっかりついているけど雑)というケースも結構あったりします。

これは、メーカーの品質管理の問題ですが、特に海外製品のマフラーは結構大雑把な作りをしていたりするので、あまり神経質な人は交換はお勧めしません。

世の中には多少の凹みぐらいでクレーム交換する人もいるようですが、そのような人にはマフラー交換は不向きなような気がします。(この程度の凹みでクレーム交換するの?って驚くようなケースを実際に見たことがあります。)

 

車検時に発見されたマフラーへの飛び石による穴

上記の写真は、2016年10月の車検時に発見されたマフラーの太鼓部分への穴をマフラーパテを使って塞いだ状態です。(まあ、その他、あちこち傷がついてますけど。)

こんな場所に飛び石によって、槍でつついたような感じの約1cmぐらいの穴が開いていました。

純正のマフラーでは、このような穴が開く(錆びなどによる経年劣化を除く)ことは無いと思いますが、アフターマーケットのマフラーでは、このような走行による破損も避けられません。

 

マフラーの特性について

よくマフラーを交換すると「何馬力出力アップ!」などと記載した大げさな広告内容を見かけますが、自分は、マフラー交換してパワーが上がったことを体感できたことはありません。

この記事で紹介したチタンマフラーへの交換はリアシャフト軸より後ろが15Kg近く軽量化されたので、サスペンションの動きが大きく変わったことがありましたが、マフラーによるパワーやトルク向上は、ターボ車ならば効果があるかもしれませんが、それでもリアピースのみの交換ではほとんど体感できないと思います。

マフラー交換による音の増量、音色の変換によるプラシーボ効果が大半で、あとは体感できるのはエンジンを回したときのフィールの変化でしょうか?

純正マフラーがあまりにもひどい物ならばパワーアップを目的とした交換は、意味があるかと思いますが、大半はファッション性重視だと思います。

 

現車合わせによるワンオフマフラー(一品もの)を作ってくれる会社は、長年のノウハウで、その車に一番良いと思われるマフラーを作ってくれる会社と、見た目、音重視、を目的としているだけで、排気性能などまったく考えていないお飾りマフラーしか作らない(その方が売れるためでしょう)会社もあったりします。

溶接が綺麗とか、謳っている会社は、自分が思うに性能はあまり良くないと思ってます。

そもそも、溶接が綺麗なんて事を自慢しなくても音量、音質に関しては、細かく対応してくれるワンオフマフラー製作会社は、長年のノウハウでよりオーナーの求める音に仕上げ、かつ美しいマフラーを作ってますので。(笑)

もしワンオフマフラーを作るならば、実績豊富、見た目重視でなく、ノウハウを持った職人がいる会社を探すことをお勧めします。
(決してホームページのうたい文句に騙されないように注意してください。)

 

マフラーの金額(アフターマーケット、ワンオフ)

アフターマーケットのマフラーの金額は、特殊な機能(開閉バルブ付きなど)が付いているものでなければ、金額の一番の要素は素材で決まっていて、極端な価格差はないと思います。

極端に安いマフラーは溶接などが弱く、溶接がはがれてしまうケースなどもありますので注意が必要です。

また、車種に合わせてた保安基準適合品の場合、音量検査をアフターマーケットメーカーが行っているのでそれなりに価格に反映しているはずです。

ワンオフマフラーに関しては、素材以外の部分、すなわちマフラーの製作料金はピンキリで、ほとんど言い値だったりします。

今は亡き、BMWで有名だった某名古屋にあった会社でワンオフマフラーの製作を依頼すると、まったく同じマフラーをお願いしても、人によって値段が極端に異なるという有名な話がありました。(笑)

社長の気分で金額が決まるという有名な話です。

実際、自分もほぼ、ぼったくりに近い目にあったので書かせてもらいますが、マフラーをワンオフ作成しようと考えている方は、ワンオフしてくれるマフラーメーカーを良く調べてから行うことをお勧めします。(もしこの話を聞きたい人がいたら、お会いした時にでも話しますよ。(笑))

 

その他、特殊なマフラーの場合、金額は極端に高額だったりします。

自分が知る限りですが、マフラー素材にインコネル素材を使用したBMW E46 M3のマフラーが以前150万円で売られたりしていました。

昔のNSXでインコネルマフラーをワンオフした人がいましたが、いくらかかったのか教えてもらえませんでした。(笑)

 

開閉バルブ付きマフラーに関して

BMW E46の328,330(その他もそうなのかもしれません。)は純正ノーマルマフラーがすでに開閉バルブ付きです。

2つある片方の穴がアイドリング時は閉じられていて、エンジンの内部が大気圧に近づくにつれてフラップが開く仕組みになっています。

この原理は、多くの開閉バルブ付きマフラーに応用されていますが、最近ではリモコンによる電子制御によるフラップの開閉、その他、原始的なワイヤーによるフラップの開閉などがあります。
(BMW E36/46では、伊藤レーシング製の既製品マフラーが開閉バルブ付きで有名でした。)

爆音マフラーを装備して、近所迷惑にならないようにする、アイドリング時は静かにしたい、など目的は色々だとおもいますが、この開閉バルブも時々開かない、開いたままになったりマフラーの故障原因の1つになることがあります。

328、330の純正マフラーもこの部分のトラブルは多かったようです。

 

長々、ごちゃごちゃとマフラーについて書かせてもらいました。

また何か書きたくなったら追記したいと思います。

 

以上、「マフラーについて書いてみました!」でした。

 

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