ライトコントロールモジュール LMC 交換その3(BMW E46 )
前回の記事に続きます。
結局、中古で購入したLCMは初期化状態になりましたが、
自分の年式(99年式)は、LCMの交換とコーディングだけでいけるのか?
それとも何等か配線等が必要なのか?
という見極めができていません。
そこで、ネット上で、LCMのコネクターA3(コネクタX12)のピンアサインを調べてみることにしました。
検索で知りえた結果は、LCMは同一形状で、配線パターンは3つ損存在することがわかりました。
- 初期型
- バイキセノン対応
- 後期型(LED対応)
※上記以外にもあるかもしれません。
一応、入手できたPDFをリンクしておきます。
簡単には初期型は、テールライト向けの配線20,36,37,38ピンが未接続となっています。
この未接続な部分にLCMは初期化状態で信号を出しているので、現在テールライト関連が全滅になっているのだと仮定しました。
また、検索を繰り返し、BMW純正のクーペ用LEDテールのインストールマニュアル、セダン・ツーリング用のリアライトフェイスを後期型に変更するレトロフィットキットマニュアルを入手。
クーペの純正LEDライトを取り付けるには、レトロフィットケーブルが必要となりますが、上記のマニュアルからもわかるように、LCM本体から配線を引くことはないようです。テールライト部分のコネクターの変換のみということがわかりました。
続いて、自分の車のLCMの配線を確認してみることに。
上記は、LCMからリアテールライト右へのコネクターです。6ピン構成です。
上記は、LCM本体のコネクター。54ピンと記載されていますが、2つのコネクターにわかれています。確認すると、案の定2,4,20,36,37,38ピンには配線がされておりません。
純正LEDテールライトのマニュアルを読む限り、この配線のままレトロフィットケーブル(Retrofit Cable 61 12 7 153 650)のみで純正LEDテールライトが付くことになっていますので、配線の追加、ピンの入れか等を行わず、LCMのコーディングのみでテールライトの点灯ができることになります。(この時点では仮定でしたけどね。)
続く。