ブログ記事

スマフォでECU、DMEコーディング

iPhone、AndroidにBluetoothアダプタを経由して、ODB2経由で車と通信するアプリがあります。

Carly - Connectied Carと言うシステムです。

ホームページから設定できる詳細(車種別)で一覧が見えるのですが、

以外と細かく対応しているようですね。(検索すると一部で不具合出てるみたいですけど。)

お手軽にできるのは、大変良いのですが、コーディング関連で注意しなくてはいけない点として電源の確保があります。

 

1.コーディングを行う機器(パソコン、スマフォ)の電源の確保

バッテリー駆動は無限に通信できるわけではないので、充電は確実にしてある、パソコン、スマフォの電源の確保は重要です。

パソコンの場合、通信がUSB経由になりますので、通常よりも消費電力が増えるので、バッテリー駆動の場合は思っている以上に電池が消費されます。

スマフォの場合、Bluetooth経由なので、Bluetooth通信(電波)によって消費電力が増えますので、通常使用ですぐにバッテリーが減るようなスマフォでのコーディングはかなり危険です。

2.車側の電源の確保

一応、SSSなどは、基本的にバッテリー電圧が13ボルト以上継続的になければコーディングができないようになっています。そのため、充電器接続による電源確保状態が前提となります。(これを解除するパッチをあてたSSSもあるうようです。しかしながらバッテリーが垂れてしまうと、継続できなくなるのでかなり注意が必要です。)

ちなみにですが、コーディング中に電源不足で中断された場合、コーディング内容はどのようになるか不明のため、最悪走行不能なケースも覚悟しなければなりません。
これはもちろん、よほど不運なケースが重なった場合でしょうけど、ひと昔前のDMEの書き換えに関してはよくあった話です。(そのため、万が一の保証が付ているのでDラーなどではそれなりの金額を取るわけですかね?!)

エンジンかけたままコーディングもできると思いますが、コーディング内容によっては一度エンジンを再起動しなくてはならないケースなどがあるかと思います。エンジン再起動できなくなった場合など、結果的に電源の確保ができる環境が必要ということになります。オフミなどでコーディングする場合、少なくとも2台以上の車、ブースターケーブル必須となりますね。

古い車種は、外部機器との通信速度が遅いため、思っている以上に通信に時間がかかったりします。そのため、特に電源の確保が非常に重要となります。

その他、お気軽コーディングのリスクとして、理由が明確ではありませんが、DMEの書き換えによってDラーなどでは入庫拒否されるケースもあるようです。(特に直営でないDラーは不正車両を入庫させると、B Japanからお咎め食らうためみたいです。)

本当かどうかわかりませんが、車体番号に対してコーディング内容がB本社管理されているそうです。そのため、どこかのDラーでコーディング内容を変更した場合や、DMEのソフトウェアのバージョンアップを行った場合、本国のサーバにその更新情報が通達されるようなシステムになっているとか。(一部の新し車種のみかもしれません。)
それが理由で、Dラーに入庫した際、他所でDMEの書き換えを行うと、すぐにバレてしまうという噂を聞いたことがあります。

また、せっかくコーディングした内容もDラーで初期化されてしまうケースもありますので、その辺のリスクはしっかり把握しておく必要があります。

続く。

 

ページ移動

ユーティリティ

スポンサーリンク


検索

エントリー検索フォーム
キーワード
例:abs修理、メーターフード自作

過去ログ

Feed