BMW DMEコーディング
ちょっと訳あって色々と調べています。
様々な情報がネット所にあるので、自分なりにまとめたメモとして残していきたいと思います。
※多分、一部は非公開情報となるので、Twitter認証が必要となります。
ここでの話は、自分がBMW E系なので、E系メインになります。
※残念ながらF系の方は参考にはならないと覆います。m(__)m
ディーラーにある(あった)BMW 診断機 GT1(DIS)にはバージョンがいくつかあります。
V.44は、ダイアグノーシスとコーディング機能があります。
V.57は、ダイアグノーシスのみとなります。
v.57に対して、コーディング専用ソフトウェアとしてSSS Progmanがあります。
SSS Progmanは、コーディング専用ソフトとなります。
事情はわかりませんが、E92、E81~からDMEデータが膨大になったため、DISでは容量的に対応できなかったため、コーディング専用のSSSを開発してダイアグノーシスと別けたようです。
各バージョンのDISとSSSの対応E系車両の対応は以下のようになります。
(自分調査しなおしで作成したのでミスがあるかもしれません。)
基本的にDIS/SSSは、E系のみで、F系のBMWからは、ISTA-D、ISTA-Pというソフトウエアに置き換わりました。ISTA-Dは、ダイアグノーシス専用、ISTA-Pは、コーディング専用となります。ISTA-Dは、DISの置き換え、ISTA-PはSSS Progmanの置き換えという位置づけになっているようです。
以上が、通常ディーラーで使用する診断機、コーディングソフトウェアの区分けとなります。
未確認と自分が知る範囲ですが、SSS Progmanは基本的にに新品モジュールのみしかコーディングできないそうです。中古モジュールの持ち込みによるコーディングは基本的にできないようです。(詳細は定かではありませんが、DME本体、メーターユニット、ライトモジュールの3つは新品(モジュールに記録されちている走行距離データがゼロ)以外受け付けないようです。自分は、エアコンスイッチユニットは中古品をSSSでコーディングしてもらったことがありますので、すべてがNGというわけではないみたいですけど...。)
その他、コーディングソフトウェアとしてEdiabas/INPA、BMW Scanner、Car soft等があります。BMW Scanner、Car softはサードパーティー製ソフトウェアとなります。
細かなコーディング設定を行うには、Ediabas/INPAを使用する必要があります。
続く。