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Geminiさんに設計してもらったオイルキャッチタンク(その1)

Geminiさんに設計してもらったオイルキャッチタンク(その1)

こちらの記事の続きです。前回の記事でGeminiさんに外寸(幅、奥行き、高さ)とニップルの配置場所を指定してオイルキャッチタンクの内部構造を設計してもらい、3Dプリンターで作成し、その後70km程走行してきました。

パーキングエリアでの1枚 BMW E46 328Ci

過給圧がかかる状態まで何度か踏み込んで、途中のパーキングエリアで前回漏れがあったエンジンタペットカバーのグロメットの状態を確認。

漏れのあったエンジンタペットカバーグロメット部分2か所

問題の2か所からのオイル漏れは見られません。Geminiさん設計のオイルキャッチタンクはタンク内の内圧が上がらないような設計となっているので、クランクケース圧が上がっても漏れないことを期待。

ブローバイガスラインの確認

Geminiさん設計のオイルキャッチタンク、ブローバイガスラインの状態も確認して漏れがないことを確認しました。

今回よりオイルセパレーター+ドレンタンクの仕様から一般的なオイルキャッチタンクに仕様を変更したので、オイルキャッチタンク内部でキャッチされたオイルがタンク底に落ちてくるのに多少の時間がかかるので今回は一晩放置してからの状態確認のばらし作業。

まずはサクションパイプ内部の状態。

サクションパイプの状態

ちょっとオイルの飛沫が増えているようにみえます。気温が上がりブローバイガスの水分が減ったこともあり、エマルジョン化せず液化しにくくなった影響もあるかと思います。サクションパイプの状態は洗浄して経過観察します。この部分の汚れは自動車メーカーも諦めているので、定期的にメンテする前提なんでしょうけど、出来れば「ほぼ汚れない」状態までもっていきたいですね。

ブローバイチャンバーのサブタンク内部の状態

続いてブローバイチャンバーのサブタンク内部の状態。多少液体が溜まってますね。粘度高めのほぼオイル成分です。

Geminiさん設計のオイルキャッチタンクの底部分

続いてGeminiさん設計によるオイルキャッチタンクのドレン部分。上記の写真は透明のPET-Gフィラメント部分を透かして見た状態。一晩放置してオイルキャッチタンクを色々と傾けてみたりしてみましたが内部に液体が溜まっている感はほぼありません。内圧が上がらないような設計になっているので、液化する前に素通りしてしまっているかな?Geminiさんの理屈通りならちゃんと液化できるはずなんですけどw

3Dプリンターで出力した2つのアイテム、オイルキャッチタンクとブローバイチャンバーをしばらく継続利用して耐久性等を経過観察したいと思います。ブローバイラインから漏れ等が発生しないように考慮して、若干オーバースペック気味に設計しているので積層割れなどは発生しないかと思いますが、問題点として考えられる点は

  1. ニップル部分の耐久性
  2. ASAフィラメントとPET-Gフィラメント2つの接着部分の耐久性
  3. M6サイズのインサートを使ったドレン口の漏れ対策

の3つかな?

ニップル部分は真鍮製等を使用して3Dプリンター側に接着固定してすることで、耐久性は上がられますが、その他の部分は継続的に状態を確認していかないとダメですね。

現在ドレン口は3Dプリンター用のM6サイズのインサートを使用してまずが、ネジピッチが1.0mmなので液体用のドレンネジとしてはちょっと不安です。一応テフロン製のシールテープと液体ガスケットで漏れ対策をしてありますが、ネジピッチが大きいので漏れが発生しやすいです。3Dプリンター用のインサートでネジピッチが狭く、ドレンボルト用に使える物ってあるのかな?ネジ規格がJISじゃないので検索してもひっかからないだけなのかもしれませんね。

以上、「Geminiさんに設計してもらったオイルキャッチタンク(その1)」でした。

 

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