ABSユニットMK20コンデンサー打ち直し&ABSセンサーの交換(BMW E46)
ABSユニットMK20コンデンサー打ち直し&ABSセンサーの交換(BMW E46)
先日の走行中、ABS警告灯が点灯。パーキングエリアでINPAを使用して原因を調べてみるとエラーログが残っていました。
147、148は当方の車両では常時出ているエラーで、問題は17番。
17 Drehzahlfuehler vorne links Triggersignal
17 フロント左スピードセンサートリガー信号
自宅に戻ってから調べてみたらABSセンサーの交換履歴が過去ログが2024年4月にありましたw(これ)
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上記は前回のエラーログ。今回も同じエラー内容で左前のABSセンサーのエラーログ17番でした。2年程度しか経過していませんが、また壊れた?
ちょっと短命でしたが、今回はABSセンサーの交換作業をDIYで行いました。
まずは部品調達。毎度の山下オートパーツさんにメールで在庫状況と価格を聞いて手配をお願いしました。今回は3/1に連絡して受け取りは3/4でした。ABSセンサーですが、多分純正品でないアフターマーケット製品だと価格が1/10ぐらいからあるのかな?アリエキスプレスなどにもかなり破格で売られていますけど、車のセンサー系は可能な限り純正品、または純正としてOEMしているメーカー製品一択にしないと「安物買いの銭失い」になってしまうので、多少高額でもBMW Japanのパーツを直接販売してくれる山下オートパーツさんにお願いしました。ちなみにABSユニットは15%オフでの販売でした。
ABSセンサーの交換はそんなに難しい作業じゃありません。フロントタイヤを外す必要がありますが、ジャッキアップして
最低高にしたジャッキスタンドをシャーシフレームのジャッキポイントに当てれば作業はかなりいやすいです。(下の写真参照)
ちなみに上の写真でジャッキだけで車を上げているように見えますがジャッキスタンドとジャッキ2つでボディを支えています。(下の写真参照)
上記がABSセンサー。2年しか経過してないので全然綺麗でした。脱着は5mmの六角ネジで固定されているだけなので簡単です。
ABSセンサーのハーネスは写真の黒い箱の中にあります。脱着は難しくないですね。一応注意事項としてはアフターマーケットのセンサーだとハーネス形状が異なりそのまま取り付けられない場合があるようです。その点純正品は安心です。
ABSセンサー、新旧比較。見た目なんの違いもありません。
エラーはありませんでしたが、右側も交換しました。
ホイールの脱着ですが、振り返ってみると何年ぶりだろ?ってぐらいDIYでやってませんでした。一応、アルミホイール対応のホイールソケット、ロックボルト用アダプター、スピナーハンドル、300Nm対応のロングタイプのトルクレンチは手元にあるのでいつでも脱着出来る状態ではあるんですが、最近はタイヤを脱着する機会が殆どないです。
ABSセンサーの脱着ですが、外しにくい場合ラスペネ等をつかなくてもシリコンルブスプレーをセンサー根本に吹きかければ結構簡単に外せます。ボルトを外しても簡単に取り外せない原因は、上記の写真を見ていただくとわかりますが、押し込む根本がテーパー上になっている部分が渋くなっているだけです。将来的にDIYで作業をする方の参考になれば幸いです。
取り敢えずセンサー交換して、INPAでエラーも消去して147と148だけ表示される状態にはなったものの、ABS警告灯が付いたり消えたり...。なんのタイミングて点灯しているのかわかりませんが突然点灯したり...。
もしかして、いよいよ来たか...。
もっとも恐れていたABSユニット本体の故障かも?
以前、こちらの記事でABSユニットをDIYで脱着して修理したのが9年前。この時は問題となるハイドロユニット側とメイン基板の接触不良問題(?)だったようなので、その後ABS警告灯が点灯する事無く過ごして来たのですが、昨年の冬場に走行中に一度ABS警告灯が点灯して、すぐに消えたりしたのでそろそろ来るか?っと構えてはいたのですが、ABSユニットの基板上にある2つの電解コンデンサーが経年劣化で電荷容量が減りトラブルの原因になるとか。特に冬場の気温が低いとき静電容量が減りやすくトラブルが発生しやすくなります。
正直9年前に相当苦労して取り外したABSユニットですが、今回は前回の青空駐車場ではなく風はしのげるガレージでABSユニットの取り外し作業を行いました。ABSユニット周辺は以前よりも装備品が増え、脱着が面倒くさいものが多い。ブローバイガスオイルセパレーター、オイルキャッチタンク、燃料レギュレーター本体等、既存のブレーキブースターホースなどもインマニ交換してから位置が変更になったものを取り外し、9年ぶりのABSユニット本体単体とのご対面wクルーガンで隙間を埋めて装備時上側はアルミテープを貼っておきましたが9年経過しても特に問題ありませんでした。前回取り外した時は、次の脱着は「交換時」なんて思ったので自分で2回目の脱着を行うとは想像もしませんでしたけど。
クルーガンとアルミテープを剥がして蓋を開けて基盤を確認してみましたが特に問題ありません。想定以上にクルーガンでも密閉できていたようです。一応エンジン本体とはパーティションで区切られているので極端に熱が上がる場所ではないということですね。ABSユニットも装備場所が、年式、ハンドル位置で大きく異なるので車種によってはシリコン系の耐熱性の高いコーキング材を使用しないとダメなのかもしれませんけど。
で、問題となる電解コンデンサーは上記の2つ22μ35Vと10μ35v。電荷容量だけ合っていれば形状は何でもよいのですが蓋が出来なければ意味がありません。車のユニットなので通常の電解コンデンサーよりも長寿命で耐熱性の高い電解コンデンサーが使用されていますが、さすがに26年もの間、走行中は結構な熱に晒されているので、いつかは寿命を迎えることは避けられません。
そんなわけで、昨年の冬、ABS警告灯が点灯してときに最小ロットで購入済みの同サイズの電解コンデンサーが手元にあったので交換作業を開始。
EEEHD1V220AP 35v22μ マルツオンライン
EEEHD1V100AR 35v10μ モノタロウ
を上記の型番の容量の物を、記載してある場所から購入しました。
コンデンサーの取り外しには温度低めのハンダをコンデンサー足に持って少しづつ方向けながら取り外し、盛ったハンダは半田吸い取り器で綺麗に吸って、前回同様融点の高いハンダGoodのSD-53を使用して2つのコンデンサーを取り付けました。
上記は電解コンデンサー交換後の状態。
取り外した電解コンデンサー。
あとは問題となりそうなハイドロユニットに繋がる電極根本のハンダとハーネスピンすべてのハンダを再度SD-53で盛っておきました。
前回の蓋割時、ネット上にあまり情報が無かったこともあり綺麗に蓋割が出来なかったことが少し後悔。超音波カッターとかで時間をかけて作業出来ればよかったんですけどね。蓋周りにバリだけ落として、
「もう次脱着することは無い」っと思ってますが前回同様、隙間をクルーガンで埋めてその上からアルミガラスクロステープを貼っておきました。見栄えはかなり悪いですけど、私の車両のABSユニットは本体が見える場所に設置されていませんので問題ありません。
せっかくなのでABSユニット周辺パーツクリーナーで洗いってABSユニットを元に戻しました。正直、もう2度とやりたくないですね。もう少し簡単に脱着出来る場所にあればいいんですけど。
組み上げてエンジンをかけて、ABS警告灯が点灯しないことを確認。
一応2日後70km程走行してきましたが今のところ警告灯は点灯していません。このまま大人しくしていて欲しいんだけど、まだ新品のABSユニット出るのかな?
以上、「ABSユニットMK20コンデンサー打ち直し&ABSセンサーの交換(BMW E46)」でした。

