3Dプリンターでカナード+を作成(BMW E46)
3Dプリンターでカナード+を作成(BMW E46)
3Dプリンターでの製作ネタが続きますが、今回製作したカナード+は前々から3Dプリンター導入したら作りたかった1つです。ここでは名前をカナード+と言っていますが、単純にフロントタイヤハウスのアーチ部分に風よけです。
色々な方のYoutube動画を見ていると直進走行中にフロントタイヤ路面接地面に走行風が当たるのを避けるような対策をしている方が多く、当方の車も車を正面から見るとタイヤの路面接地面が見えるので、その部分に走行風が当たらないように対策してみたかった次第です。
まずはアーチ部分のRをトレーシングペーパーを当てて、鉛筆でなぞって計測後、スキャナーで読み取って、イラストレーターでトレースして、SVG出力してからAutodeskのFusionで読み取ってR曲線をデータ化。上記はPLA-CFで試作してみた物なのですが、どうもフェンダーアーチのRが採寸通りにきていません。手書きが採寸がダメなのか?なんて思いつつも何度かトレーシングペーパを使ってRを採寸して、数回出力してみてもRが合いませんでした。
何かデータに問題があると思い、色々と調べてみるとAutodesk FusionのSVGファイルは寸法に問題があるようで、1.33..倍しないと実サイズと異なっていました。
上記が正確になったアーチRに合わせて作成したカナード+を借りずけしたみた状態。カナードプラスはサイズが大きいので3Dプリンターで2分割にして出力しています。
正面から見るとこんな感じ。上側が2cm、下が7cmぐらいの幅です。正面から見てタイヤに直接走行風が当たらないようにはなるかな?もう少ししっかりと覆った方がよいとは思いますが、既存エアロをそのままに簡易的に対策出来るように今回は作成を進めてみることにしました。
問題となっていたアーチR部分。上記は両面テープで仮止めした状態ですが、トレーシングペーパ+鉛筆なぞりでもしっかりと採寸できていますw
ちなみにバンパー側とカナード+を止める面もRがついているのでPLA-CFフィラメントによるカナード+はちょっと取り付けるのに無理がありました。そこでTPUフィラメントで作成しバンパーのRに対して若干の曲げにも取り付けられるようにし、
前方からの走行風に対する形状も色々考えて上記をTPU素材で作成しました。ちなみにE46M3バンパー側アーチとの接地面は平らで18mm幅。車用の両面テープで固定します。正確には少しカナード+側がネジレますけど。TPUフィラメントは正確にはPLA素材ですが、ゴムのような剛性があるのである程度のネジレに対応できます。使用したのはTINMORRYのこちらのフィラメント。印刷速度は上げられませんが綺麗に印刷出来ます。剛性は95Aなのでかなり硬めです。上記の印刷には16時間ぐらいかかりました。
ちなみにカナード+を構成する2ピースを繋げる部分は
こちらのロックタイトのTPUにも対応している接着剤を使用。Gemini3に聞いたらオススメしてくれたので迷わず上記のロックタイト401を購入しました。
冬場なので少しドライヤーで温めて両面テープをカナード+側に貼り、養生テープで固定。
いつものコースを70km程走行してきました。この角度からだと装備しているのかよくわからないですねw
この角度から装備状態がわかりますね。
正面からみるとこんな感じです。タイヤには直接走行風が当たりにくくはなりました。
テスト走行して帰還。カナード+の効果ですが走り出して一般道でも効果がわかしました。明らかにフロントタイヤの接地感覚がかわります。極端にかわるわけじゃないのですが明らかに違います。この部分にカバーを取り付ける事で走行中タイヤに当たる風が減るのは間違いないので、速度に関係無く状態がかわるだと思います。
高速は全般的には良い感じです。新山下方面からレインボーブリッジに登る長いコーナーで安定感が極端にかわりました。一番恩恵を受けたのは高速道路直線での安定感が増しました。荒れた路面では大きく安定感が増して走りやすくなりました。
初回試作としては上出来かな?見た目的にもう少しなんとかしたいとは思いますが、今後アップデートしていきいたいと思います。
以上、「3Dプリンターでカナード+を作成(BMW E46)」でした。

