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ヘッドライトガスケットの交換(BMW E46)

ヘッドライトガスケットの交換(BMW E46)

こちらの記事で対策したヘッドライト内部の曇り(結露)ですが、結果的に功を成さず、先日の洗車の後の左フロントライトは以下のような状態のままとなっています。

左フロントライトが結露した状態

ここ最近は雨の日はほとんど走行しておらず、ガレージ保管なので水の侵入は洗車時以外考えられません。という事はかれこれ3週間ぐらい経過しているのかな?ライトユニット内部に水が侵入するけど水分が抜けず、気温差によって結露っといった感じでしょうか?

流石に上記の状態のままという訳にも行かないのでライトユニットと透明のライトカバーの間にあるガスケット交換作業をおこなうことにしました。

 ガスケットは上記のパルカさんからYahooショッピングで購入。色々な先駆者の記事を読むとガスケットのサイズが合わずカットして長さを調整して取り付けた事例等がありましたが、上記のパルカさんのレビューを読むとサイズがぴったりだったとの事なので左右2つ購入しました。

パルカさんで購入したBMW E46ヘッドライトガスケット63128380210

パルカさんで購入したBMW E46ヘッドライトガスケット63128380210

BMW純正の部品番号63128380210で検索してもらえば同等商品は検索できるかと思います。

前回対策したライトユニット破損部分

残念ながら上記の部分、こちらの記事で対策した部分からの水の侵入ではなかったようです。

ライトカラーの内部の結露した状態

透明のライトカバーを取り外してみると、想像以上に結露してました。

透明のライトカバーがガスケットに押さえつけられた部分が濡れいた

透明のライトカバーを取り外し、問題となるガスケットの部分を確認してみると透明のライトカバーがガスケットに押さえつけられた部分が濡れていました。

ライトユニットの底が水浸し

透明のライトカバーを外すまで気が付かなかったのですが、ライトユニット内部の底周辺が水浸しでした。これはかなり重症ですね。

ガスケットが押し込まれている部分が水浸し

交換する部分のガスケット(パッキン)を取り外してみたところガスケットを押し込んである部分が水浸し状態。(上記写真参照)

水分を拭き取り、細部の濡れた部分をドライヤーで乾かし、ガスケットを取り付ける部分をアルコールシートで清掃して、再度ドライヤーで乾かしてから、

新しいガスケットを埋め込んだ状態

新しいガスケットを取り付けました。レビューの評判どおりパルカさんから購入したガスケットをカットすることなくぴったりとはまりました。ついでにライトレンズ、ライトユニットのリフレクター部分も清掃。

ここまでは拍子抜けするぐらい簡単でしたが、新しいガスケットに対して透明のライトカバーの取り付けるのが一苦労。新品ガスケットなので仕方がないのですがどうにも透明のライトカバーを押し付けて爪にひっかけることが出来ません。四苦八苦して数か所は取り付けられましたが、上下3箇所とライトユニット車両内側の1箇所の計7箇所を透明のライトカバーを無理に押し込むとライトユニット本体を固定している箇所に無理な力がかかり過ぎると判断。年式的にも無理・強引な脱着は経年劣化した樹脂パーツにトドメを刺す可能性が高いです。

ライトユニットを取り外して透明のライトカバーを取り付けた

結局ライトユニットを取り外して7箇所の爪をマイナスドライバーを使用してテコの原理で1つづつ爪をひっかけました。ライトユニットを取り外した状態ならば細部までガスケットと透明のライトカバーのあたり具合を確認出来るので、作業的には面倒でしたが結果的にはその方がよかったと思います。

ガスケットを交換してライトユニットを元に戻した

左ライトのガスケット交換完了。私の車の場合ライトユニットの脱着(計5本のネジを外す。1つはトルクスネジ)するためにはエアフィルター部分を全部分解する必要があるため、左側は特に大変でした。

ライトユニットの結露は左側のみですが、続いて右側も交換しました。

右側のライトユニットは取り外した状態でガスケット交換作業開始

右側は初めからライトユニットを取り外し作業しました。ライトユニット本体下部2箇所のネジの脱着が結構面倒です。

ガスケットを取り外した部分に砂が溜まっていた

右側のライトユニットのガスケットを取り外してみたら上記の部分に砂が溜まってました。この部分に砂がたまるということはガスケットに隙間が出来ているということなので右側も交換して正解でした。

フロント右側ライトのガスケットを交換

新しいガスケットを装備。こちらもサイズは全く問題なくぴったりでした。

チタニウムライトヘッドカバーの塗装が傷んでいる

ライトユニット内部のチタニウムヘッドライトカバーも塗装がかなり剥がれてきました。そろそろ塗装しないと駄目かな?

2001年12月28日にDIYで交換したときのチタニウムヘッドライトカバー

上記は今から24年前の2001年12月28日にDIYで交換したときのチタニウムヘッドライトカバーの写真です。新品と比較すると随分塗装が劣化しているのがわかるかと思います。この部分は前期クーペ328ciは黒だったので交換しました。正確に覚えていませんが、2001年の330ci、E46 M3は上記のチタニウムヘッドライトが初めから装備されていたと思います。

透明のライトカバーの位置合わせした状態

上記のように透明のライトカバーの位置を合わせて、左側同様に1つづつマイナスドライバーを使って、テコの原理で爪をひっかけていったのですが、

ライトユニットの爪の部分を破損

透明のライトカバー側にマイナスドライバーをひっかけてガスケットに押し付けている一番力がかかる部分を1箇所見事に破損してしまいました。当方のライトユニットは2004年に一度交換しているので21年経過しているABS樹脂パーツは流石に弱くなっていますね。流石にこの部分は相当な力がかかるので修復は無理かな?

熱処理で鉄線を埋め込んで、アロンアルファ+重曹で修理すれば復活出来ますかね?現状はまだ交換したガスケットが透明のライトカバーが押し込まれて馴染んでいませんので、しばらくしてガスケットが馴染んだ頃に修復できそうなら修復してみたいと思います。

ちなみに当方の透明のライトカバーはこちらの2016年の過去記事で交換履歴がありますが、ガスケットは21年間で初交換となります。

以上、「ヘッドライトガスケットの交換(BMW E46)」でした。

 

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