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エアコンのガス圧確認(BMW E46)

エアコンのガス圧確認

一昨日の夜、外気温13℃の中、少しドライブに出かけたのですが、走行中いつも気にならない振動が発生している事に気が付きました。夏場、電動ファンが全開状態で動作したときの振動に似ていたのでパーキングエリアで停車して確認してみると、この気温で電動ファンが全開状態。十分温まった状態のエンジンの状態で水温が通常よりも3℃ぐらい低く、油温はほぼ正常。この状態で電動ファンが全開になる原因として考えられるのはエアコン側で何か制御が入っていると考え、その場でエアコンをオフにしてみたり外気・内気切り替え等を行ってみたところ、電動ファンの回転が落ち着きました。

今年の5月ぐらいにエアコンガス圧を確認してもらったところ、高圧側がかなり高くなっていたので、昨日Studie横浜さんでエアコンのガス圧確認を行ってもらいました。

エアコンガス圧確認中

エアコンガスチャージ用のアダプタホースを接続してみたところやはり高圧側が尋常じゃなく高圧になっていてカプラーを取り付けるのにも一苦労。カプラー取り付け時、ガスが噴き出してしまうぐらい高圧になっていました。車用のエアコンガス注入用のカプラータイプのエアコンガスゲージではカプラーを押し付けて取り付ける際にどうやつても若干ガスが漏れてしまうため、AGR(エアコン・ガス・リフレッシャー)のカプラーを使用して計測してもらいました。

AGRのカプラーはカプラーを取り付けた後にカプラ本体についているバブルを開閉してエアコンガスを調整できるようになっているため、カプラーを取り付ける際にエアコンガスが漏れない構造になっています。(正確にはAGRのホース内部に残留しているエアコンガスを大気開放しないようにバルブが付いています。)

AGRを取り付けてもらったので、せっかくなのでガス圧を規定値に合わせてもらいました。

AGRで真空引き中

まずはエアコンガスの真空引き。AGRは残留ガスをすべて吸い上げて、その後ガス漏れが無いか調べる事が出来ます。結果的にはガス漏れはなし。高圧側だけガス圧が高くなるのは、リキッドタンク、またはコンデンサーの詰まりが原因と推測。まあ24年も使ってますからね。(苦笑)

AGRでエアコンガス注入

AGRでガスを入れた後の高圧・低圧のガス圧の状態。

AGRの結果

AGRの結果はこんな感じでした。カプラーを取り付けて時、かなりエアコンガスが噴き出してしまったので真空引き出来た量は187しか入っていませんでしたが、規定値の740に合わせてもらいました。

今回はガス圧だけ調整して頂き、高圧側のみガスが高くなる原因としてコンデンサー、リキッドタンク(ドライヤー)の詰まりが考えられるので交換のためパーツ手配をお願いしました。また、今回一緒にエアコンに付随するエクスパンションバルブ、プレッシャーセンサー、およびその他必要とされるパーツを交換するためパーツ手配をお願いしました。

必要とするパーツ一式

すべて純正パーツで20万コース(汗)。コンデンサーの交換の際、ラジエーターを外す必要があるのでラジエーターのアッパーロアーホースの交換もお願いしました。パーツはいくつか本国オーダーだったので、年内にぎりぎり間に合うかな?

私はほぼ常時オートエアコンを入れたままにしているので、24年間、26万キロ走行しているのでリキッドタンク、およびコンデンサーの詰まりが発生しても仕方ないですね。エアコンコンのコンプレッサーは5年前に交換しているのでエアコン関連はほぼ交換したことになるのかな?

関連記事:BMW E46 エアコンコンプレッサー交換(前編)

ちなみにコンプレッサーの交換は故障ではなく転ばぬ先の杖で交換しました。エアコン関連でのトラブルではコンプレッサーの故障が多いかと思いますが、コンプレッサーの故障のトラブルはエアコンオフにした状態が続くとコンプレッサーが固着してしまうので、常に動かしていた方が故障は少ないそうです。

以上、「エアコンのガス圧確認(BMW E46)」でした。

 

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