RACEMODE社のアダプタとインマニ接続部の修理
RACEMODE社のアダプタとインマニ接続部の修理
前回の記事から続きます。
今回インマニを下すにあたってのメイン作業はこれかな?結論から言うとこの作業は必要なかったのかもしれませんけど。(苦笑)
事の発端は数か月前にインマニの下あたりに設置してあるチャコールキャニスターベントバルブ付近にオイルミストが付着しており、どこから漏れたオイルミストなのか特定できず。場所的にインマインの真下なのでRACEMODE社のアダプタとN54インマニの接続部から漏れたと想定し、インマニとアダプタを繋ぐボルトを増し締めしようとしたらアダプタ本体側に埋め込まれているナットが空転してしまい超焦る。
よくよく空転した部分を確認してみるとなんかパテみたいなものを盛ってあって修理した跡がありました。一番初めに組み上げるときに既に空転してしまい、組んだメカさんが修理したんでしょうけど全然ダメって感じでしょうか。正直に言ってくれればよかったんですけど内緒にしているのは良くないな。
この状態の写真をポーランドのRACEMODE社にメールで問い合わせてみたところ「おまえ何でインマニとアダプタ外すんだ?」って逆に聞かれたので、「アダプタとインマニの隙間から漏れがあったみたいだ」っと返答したら「アダプタとインマニは外すな」っと返答あり。ポーランド人は普段ポーランド語話しているだろし、こっちも普段日本語話ているわけで、しかしやり取りは英語なので今にしてみれば「アダプタとインマニは外れない」っと訳すのが正解だったのかなーっと。
日本とは時差-5時間で、RACEMODE社の人はなかなかレスポンスよく返答してくれます。(現在は息子の風邪がうつって寝込んでいるらしい。w)RACEMODE社からの返答では、空転してしまう場合はマイナスドライバーでアダプターを削ってボルトを外せとの事。そして使用しているM7のボルトではなくM6x30ミリのボルトを使って固定しろとの返答。
中野の島忠ホームズへ行って上記のネジとフランジ付きのM6ナットを調達してきました。
インマニを下して問題個所のボルトは気合で何とか外してM6x30のボルトとフランジ付きナットで上記の用に固定。ボルトの頭のワッシャーを少し大きめを使ってしっかりと固定しました。
全部で7か所あるアダプタとインマニのボルトを外してみると4か所は空転してしまう状態。埋め込まれているナット周りを削ってボルトを緩めようとこころみましたが緩ませることが出来ません。
よくよく削った箇所のナット部分を見てみるとこのナットは構造的に一度締め付けしたら空転するように作られていて、先の英語の「アダプタとインマニは外れない」が正解だったのか?っということに気が付きました。おまけに細部まで確認しましたがアダプタとインマニの接続部分からの漏れは確認できず。
インマニの下にあるチャコールキャニスターベントバルブに付着していたオイルミストはアダプタとエンジンヘッドか、チャコールキャニスターベントバルブとインマニの接続ホースの劣化によるもののどちらかが原因という始末。
結論からいうとアダプタとインマニは一度組み上げたら外せないというのが正解だったようです。(涙)
上記の削ってしまった部分はJBウェルドでパテ埋め修理してアダプタとインマニの接続部分の修理は終了としました。
以上、「RACEMODE社のアダプタとインマニ接続部の修理」でした。