続・インジェクターホールからの漏れ対策
続・インジェクターホールからの漏れ対策
こちらの記事で約ひと月前に対策した過給圧がかかったときのインジェクターホールからの漏れ対策ですが、かなり効果があったようで過給圧がかかった状態で引っ張た後にしていたガソリン臭いのがなくなりました。インマニアダプタに対してインジェクターの形状が合っていないので対策をしないとダメだったんですね。
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前回の記事で取り急ぎ耐ガソリン、耐熱のOリングを使用して固定しましたが、インマニアダプタ側を未加工まま現在の形状のインジェクターを取り付けるならば本来はパッキン形状(平なOリング)が形状的にベストなため色々とネット検索して使えそうなパッキンを探していたのですが、形状的にベストな物がなかなか見つかりませんでした。内径13mmで外径16~19mmぐらいで2mm厚、そして耐ガソリン、耐オイル、耐熱タイプ素材のパッキンなど都合よく見つかるはずもありません。
そこで耐ガソリン、耐オイル、耐熱タイプのパッキンを少し加工して使えそうなものを探してみました。
見つけたのは上記のカクダイのフッ素ゴムパッキン794-048-13です。サイズ的には外径18.5mm、内径11.5mm。インジェクターのパッキンが当たる部分の径は12.5mmなので内径を若干削れば流用出来そうです。(上記のラベルには「本来の用途以外には使用しないでください」と記載されているので自己責任です。)
フッ素ゴム素材なのでなので耐熱は125℃~までOKで耐油、耐ガソリン素材。フッ素ゴム素材なので内径部分はリューター等を使用して削れば利用できそうなので取り急ぎ6個購入してDIYで加工しました。
上記は加工後のパッキン。Before・Afterで写真撮ればよかったかな?手元に12.7mmのリューターヤスリがあったので、思いのほか簡単に内径を約13mmに加工出来ました。
まずはインジェクターのレールごとの取り外し作業。タワーバーを外したりエアコンフィルタハウジングを外したり結構な大作業です。
取付けていたOリングを外してパッキン交換。前回のOリングは1mm厚でしたが今回使用したパッキンは2mm厚で、パッキンの外径も大きくなるのでこれで完璧に漏れなくなるかと思います。
1,2番インジェクター。
3,4番インジェクター。
5,6番インジェクター。
以前のOリングよりもインジェクターホールを大きく塞いでいるのでより漏れなくなったと思います。
取り外したパーツを元に戻して完成です。
約1か月使用したOリングの状態。濡れているように見えるのはインジェクターから取り外すときのガソリン成分またはブローバイガスのオイル成分だと思われます。インジェクターレールで抑えつけていたので若干潰れていました。
以上、「続・インジェクターホールからの漏れ対策」でした。