インジェクターホールからの漏れ対策
インジェクターホールからの漏れ対策
先日高速のパーキングで走行直後にエンジンの状態を確認したらインジェクターが刺さっているインマニ付近に少し濡れたような跡を発見。（私の車がパーキングエリアで停車していてボンネットを開けていたら、各部のチェックをしていると思って、そっとしておいてください。。。）
上記の写真はその際に撮影したのですが何か液体が流れたような跡がわかる（？）かと思います。高速走行中に過給圧がかかった状態が長く続くとアクセルオフ時のインマニ圧内部での差圧によってインジェクターホールから逆流して燃料が漏れているようです。過給圧をかけて加速した後、少しガソリン臭かったりした原因はどうやらこの部分に問題があるようです。Racemode社製のN54B30インマニアダプタのインジェクターホールのサイズがインジェクターに対して少しクリアランスが多めなのが原因だと思われます。そもそもこのインマニアダプタは過給機装備を想定していないので少し緩めなってしまうのかもしれませんね。
関連記事：388馬力達成！N54B30インマニを装備(BMW E46)
また使用しているインジェクターの形状的にインマニの穴を完全に塞ぐことが出来るようなインジェクター形状ではないのが原因かと思われます。元々は純正インジェクター向けに作られたアダプターなので現在装備しているBOSCHのインジェクターだと形状的にマッチしていません。
一応、対策方法を専門家の意見を聞いたところ、インマニアダプタ側のインジェクターホールを加工した方がよいとの事でした。インマニ下ろしてちょっと本格的加工しないとダメみたいです。
そこで簡易的な対策でインジェクターの根本とインマニアダプタのインジェクターホールの隙間を埋めるＯリングで対策してみる事にしました。燃料の漏れさえなくなれば良いので取り急ぎの対策です。
まずは調達したのは上記の耐ガソリンのOリング。BOSCHのインジェクターの根本をノギスで計測したところ13mmで、6気筒分必要なので上記のOリングアソート品をアマゾンで購入。おまけでOリングリムーバーが付属していました。
アマゾンには色々なOリングが売られていますが、インジェクター部分に使用するには耐ガソリン、耐油＆耐熱が必須条件となります。
装備するOリングはBOSCHインジェクター（0280155968 通称グリーンジャイアント）の上記の赤矢印の部分となります。インジェクターレール側にクリップとOリングで固定されたインジェクター本体によってインマニアダプターとインジェクターで少しOリングが押さえつけられる感じなります。
インジェクターを燃料レール事取り外しました。インジェクターレールを外すためにタワーバーなど邪魔になるものも取り外しました。
使用したOリングは12mmのOリングです。13mmが実際のサイズでしたが隙間が出来ないように1mm小さいサイズのOリングを0.5ｍｍ引っ張る形で上記の写真のように装備しました。一応、想定通り新規に装備したOリングが少し抑えつけられる感じになりました。
取り外したパーツを元に戻して完成です。これで少しは対策出来たかと思いますが、しばらく要経過観察ですね。
以上、「インジェクターホールからの漏れ対策」でした。
