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今年初のStudie横浜

今年初のStudie横浜

用事がないかったので行かなかっただけなんですけど、今年初めてStuideさんへ行ってきました。

Studie横浜

作業ではなく作業のプリ打ち合わせ。お願いする作業のため事前根回し、準備が必要という面倒くさい事をしないと進められない内容なので滞在時間10分程ですが行ってきました。なんか昔みたいに暇潰しに行くような店じゃなくなったかな?店舗作りは以前よりもいつでも立ち寄れるような雰囲気作ってますけど。

以下、いつもの自分メモ。

Stuideさんの帰り道

取りえずStudieさんまで往復40km弱、普通に走ってきたので自宅に戻ってブローバイラインの状態確認を行いました。

サクションパイプ内部の状態1

サクションパイプ内部の状態2

サクションパイプ内部、やはりオイルが散布されてますね。

エアフロの状態

微かですがエアフロ側にもオイル散布が見られました。ブローバイガスが逆方向に飛んでいることを意味していますね。ここにオイルが付着するという事はアクセルオフ時のブローオフバルブが開いたとき間違いなく逆流しているようです。BMCエアフィルタで少しはサクションパイプ内部が大気圧に近づいたものの走行状態によってはまだダメですね。

オイルキャッチタンク内部、ステンレス金網にオイルが絡みついている

オイルキャッチタンク内部の状態。内部のステンレス金網にオイルがしっかりキャッチ出来ています。

オイルキャッチタンク内部バッフル板の状態

ステンレス金網に絡みついたオイルがバッフル板に当たってバッフル板にも粘度の高めのオイルが付着していました。

オイルキャッチタンクに溜まった内部の状態

オイルキャッチタンクの底には、水とキャッチできたオイルが少しだけ溜まっていました。タンク内部のオイルがサクションパイプ内部が負圧になってオイル成分がまだ必要以上に吸われてしまっているようです。

 

オイルキャッチタンクへの対策

そこでもう少しオイルキャッチタンクに細工をしてみることにしました。オイルキャッチタンク内部に標準でついているストーナー部分にステンレス板で筒を作り、そこにステンレス金網#100を取り付けて、

オイルキャッチタンクへの対策

取り付けた状態は上記のような感じにしました。

オイルキャッチタンク内部の構造

オイルキャッチタンクに元々装備されているストーナー部分に#100のステンレス金網を1枚、さらにステンレス筒+#100のステンレス金網を1枚、そしてそれを包む形で+#100のステンレス金網1枚、3層構造でブローバイガスからオイル成分を取り除くようにしてみました。アルミバッフル板は絡みついたオイルがオイルキャッチタンク出口方向の負圧で吸い取られないようにするための対策です。

ブローバイガスチャンバーの装備

サクションパイプ側も以前テストで作ったブローバイガスチャンバーを再び装備しました。

ブローバイチャンバーの図

ブローバイガスチャンバーの構造的には上記のような単なるアルミ密閉の箱です。もう少し見栄え良くしたいのは山々ですが、自分の技術で作れるのはこんなものしかないので仕方なく...。

ブローバイチャンバーに対して、

  • 加給圧がかかった状態、またはアクセルオフでエンジンブレーキ中はブローバイガスが入ってくる。
  • サクションパイプ側が強烈な負圧(加給時、または高回転状態のアクセルオフ時)な状態の場合は、ポップアップバルブ経由の吸気、およびチャンバーに溜まったブローバイガスを吸う。ポップアップバルブ経由のサブエアフィルターでブローバイガスの吸い込みが減圧される。
  • サクションパイプ内部がほぼ大気圧の場合でブローバイガスが圧があった場合はポップアップバルブは閉じてサクションパイプ側にブローバイガスが流れる。

上流式スーパーチャージャーの場合ターボチャージャーの構造と大きく異なるのはアクセルオフ時のサクションパイプの状態。アクセルをオフしても回転数に比例してスーパーチャージャーは加給し続けるので、アクセルオフ中は燃料カットされブローバイガスが出ない(クランクケース圧が上がらない)状態でもブローバイガスを強烈に吸おうとしてしまうので何らかの対策が必要となります。(クランクケースが負圧になりすぎる)サクションパイプがもっと長ければ(距離があれば)ほとんど気にする必要はないとは思いますが、スペース的に厳しい現在の仕様のため苦肉の策です。

以上、「今年初のStudie横浜」でした。

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