ブログ記事

クランクケース圧のバルーンテストをしてみた(BMW E46)

クランクケース圧のバルーンテストをしてみた(BMW E46)

前回の記事でご紹介したBMW E46のM52TUB/M54BエンジンでのCCVの動作確認を行う動画の真似をして自分の車のクランクケース圧の状態を調べてみました。

紹介した記事の中の動画ではゴム手袋+タイラップが使用されていましたが、自分はクランクケースの圧力を調べるのに使用したのはダイソーで購入した風船を使用してみました。(笑)

ダイソーで購入した風船

この風船をオイルレベルゲージの抜き差しする部分に接続してエンジンが動作しているときのクランクケース圧を調べてみました。

クランクケース減圧弁を使用しない状態での風船の膨らみ状態

上記がアイドリング時の風船の状態です。風船が少しだけ膨らんでいますが、これ以上膨らみません。クランクケースから弱い正圧が出ているということになります。ちなみに上記の写真からもあかるようにタペットカバーのブローバイの出口にクランクケース減圧弁(レデューサ)は接続していません。

クランクケース減圧弁を接続したときの風船の膨らみ

そして上記がクランクケース減圧弁を接続したときのアイドリング中の風船の状態です。クランクケース減圧弁があってもなくてもサクションパイプの弱い負圧で吸う場合は一定圧力(風船が膨らみかけて、同じサイズのまま)の状態になっている事がわかります。アイドリング時だけなのでエンジンの回転数が上がるとクランクケースの内圧やサクションパイプの内圧もわかるので減圧弁のある・なしで状態が変わってくると思います。

現状、ブローバイホースをサクションパイプに接続しているので、クランクケースからみてほぼ大気圧へブローバイガスを排出していますので、もう少し強めの負圧で吸う必要がありますね。

 

一応、風船の膨らみに変化がないことがわかるように動画でも撮影してみました。上記は風船を付けた状態でのアイドリング時です。

続いてアイドリング中に膨らんでいる風船を手でつぶして、風船が元の大きさになることを確認してみました。一定の圧力でブローバイがクランクケースから排出している事がわかります。

続いてサクションパイプに接続しているブローバイホースを手で握って流れないようにして風船の膨らむ事を確認してみました。

ブローバイガスがクランクケース内部で増えて風船が膨らみ、クランクケース内圧が上がることが確認出来ます。

 最後にとてもシュールな風船が萎える状態です。(笑)

エンジンを止めても少しだけクランクケース圧が保たれているのがわかると思います。抜けが悪いということですかね??

以上、「クランクケース圧のバルーンテストをしてみた(BMW E46)」でした。

 

ページ移動

ユーティリティ

スポンサーリンク


検索

エントリー検索フォーム
キーワード
例:abs修理、メーターフード自作

過去ログ

Feed