ブローバイガスのワンウェイバルブの仕様変更(4)
- 2022/10/08 10:19
- カテゴリー:DIY作業, オイルキャッチタンク/ブローバイ関連
- タグ:#bmw, #e46, #ブローバイガス
ブローバイガスのワンウェイバルブの仕様変更(4)
自分メモです。
前回のブローバイラインの変更ではインマニ~RB26ワンウェイバルブ~サクションパイプのホース径が太すぎるため、アイドリング回転数が下がらない問題が発生。アイドリングコントロールバルブレスで、スロットルバルブ径が大きすぎるためアイドリング回転数が落とせない。(ノーマル比1.3倍のスロットルバタフライ径)
ちなみにBMWの電子スロットルの流用が流行っていた頃に知りえた情報は以下の通り。
・N62 エンジンスロットルバルブ径81.5mm
・N54 エンジンスロットルバルブ径78mm
・M52TUB エンジン(ノーマル)スロットルバルブ径60mm
・M54B30 エンジン スロットルバルブ径76mm
となります。N54BのインマニにN62のスロットルバルブを加工して取り付ける事が出来るので更にビックスロットル化が可能ですが、M52TUBエンジンは電子スロットル化すると電子スロットが早すぎて過呼吸になる問題が発生するので現在のN54B用の電子スロットルで十分間に合っています。
話がそれましたがアイドリング回転数を落とすために10mmのホース部分にアルミパイプでオリフィスを作成。内径4mm(アルミパイプ6mm)、内径2mm(アルミパイプ4mm)でテストの上、アイドリング&空ぶかしで様子を見た限り、内径2mmで従来通りのアイドリングに落ち着いた。ブローバイガスをもろに吸い込む仕様から大気圧吸気を吸い込むに仕様を変更しただけでホース径をこれだけ絞らないと回転数を落とせない。
シリコンホースを使用して取り急ぎ仮組。RB26用のチェックバルブでテスト走行後、様子見。
話がかわりますが、これまでブローバイ関連のホースのカットにかなり苦労してきましたが、
やっとホースカッターを購入しました!
50mmのホース径まで行けます。このホースカッターは相当な凶器ですね。(苦笑)固めのホースや径の太目のホースのカット、ホース内部に繊維が使われて切りにくいホース等、簡単に綺麗にカットする事が出来ます。(何を今更って感じですね。)
これまでブローバイホース関連やシリコンホースの切り出しには「ホースバンドを巻いて、バンドに合わせてカッターで切り込みを入れる」方法でそこそこ綺麗にはカットしていたのですが、まっすぐ綺麗に切るのは毎回苦労していました。ホースカッターの存在を知ったとき「欲しいな~」なんて思っていたのですが、当時見たときは5,000円前後して数回使うにはちょっと高嶺の花でした。今回STRAIGHTさんから手ごろな価格で販売されていたのを見つけたので園芸用のホースカット含めてホースカッターはお勧めです。一応、ホースカッターの難点としてはホースを数mmだけ切るなどは綺麗に切れません。ある程度の長さ(短い方が20mm以上は必要だと思います。)があるホースをカットする場合に使用出来るかと思います。
以上、「ブローバイガスのワンウェイバルブの仕様変更(4)」でした。