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Windows Media PlayerでMOV(QuickTime)ファイルの再生方法(コーデックインストール)

Windows メディアプレイヤーでMOV(QuickTime)ファイルの再生方法(無料・フリーフェア コーデックのインストール)

自分のWindows 10の環境は制作作業用のため最小限の設定しかしておりませんが、(すなわち余計なものはインストールしないようにしている)

先日、MacのバックアップファイルをWindows上で確認しているときにMac上で作成されたQuicktimeムービーが再生されないことに気が付きました。

 

Apple社からQuicktimeをダウンロードしてきてインストールすれば事は済んでしまのですが、複数の動画再生アプリケーションをインストールしたくないし、基本的にWindows10上で動画の再生はWindows Media Playerのみを標準ビューワーとして使用しているので、できれば1つの動画プレイヤーで再生を可能とし、さらにデスクトップ上のムービーファイルが白紙で表示されないように、サムネールアイコンで表示されるようにしてみました。

 

この記事はWindows10にQuicktimeをインストールせずにWindows Media Playerでファイル拡張子.movファイルを再生させるようにする方法をご紹介します。

 

※動画ファイルによっては再生できない場合があります。

関連リンク:

Windows10でiPhoneのHEICファイルを見れるようにする(無料)
Windows10のコントロールパネル

Windows10のペイントでいきなりJPEG保存する方法

 

Windows Media Playerのバージョン、コーデックの確認

自分のWindows環境はWindows7からアップグレードを繰り返したwindows10 Fall Creators Update(2017/11/05現在)を使用しております。

※2018年6月15日現在、Windows 10 April 2018 Updateでの動作で正常動作しております。

 

Windows 10環境の方は全員同じかと思いますが、まずはWindows Media Playerのバージョンの確認とコーデック一覧の確認から。

 

関連URL:

Windows Media Player の入手

 

Windows Media Playerを起動します。

 

Windows Media Player起動画面

スタートメニューから「Windows Media Player」を起動するとこんな感じになると思います。

 

この画面の左下の部分で右クリックするとメニューが表示されます。

 

Windows Media Playerのメニュー

上記の表示されたメニューから「バージョン情報」を選択すると、

 

Windows Media Playerのバージョンの確認ダイアログ

Windows Media Playerのバージョン情報が表示されます。

※上記の内容は自分の環境なので、バージョンが異なる場合もあるかと思います。

 

上記のダイアログの「テクニカル サポート情報」をクリックするとWindows Media Playerのコーディック情報がブラウザ経由で表示されます。

 

自分の使用しているWindows Media PlayerのVersion12でした。

 

K-Lite Codec Pack Basicのインストール

Windows Media Playerでファイル拡張子.movファイルを再生する方法を色々なサイトで調べてみたところ、K-Lite Codec Pack Basicをインストールすることで対応できました。

 

関連URL:

Download K-Lite Codec Pack Basic

 

 

2017年11月5日現在、「Version 13.6.0 Basic ~ 16.2 MB ~ October 18th 2017」が最新版のようです。

※2018年6月8日現在、Version 14.2.0 Basicが最新版となります。

一応、上記のダウンロードサイトにダウンロードファイルにMD5が記載されているので、ダウンロード後、ダウンロードしたファイルのMD5を確認してください。

関連記事:

Windowsでダウンロードファイルmd5の確認方法


K-Lite Codecをインストール後、これまで再生できなかった.movファイルを右クリックして、「プログラムから開く」の一覧にあるWindows Media Playerを選ぶとWindows Media Playerで.movファイルが再生できるようになります。

Windows10プログラムから開く

常にWindows Media Playerで.movファイルを再生させるには、これまで再生できなかった.movファイルを右クリックして表示されるメニューの中から、「別のプログラムを選択」を選び、表示された一覧の中から「Windows Media Player」を選択し、「常にこのアプリを使って.movファイルを開く」にチェックをいれることで、以後.movファイルをダブルクリックすることでWindows Media Playerで再生されるようになります。

自分の環境では、.3gp(昔の携帯のファイル)、.mpegなど、Windows Media Playerで再生したいファイル拡張子をいくつか登録しています。

K-Lite Codeをインストールは複数のコーデックをサポートしていますので、ムービーファイルをダブルクリックした時に、Windows10の標準の動画再生ソフト「映画&テレビ」が起動されてしまった場合も、上記の方法でファイルWindows Media Playerを指定登録してしまえば(例えば拡張子.mpeg等)Windows Media Playerですべての動画が再生できるようになります。

自分が思うにWindows10の「映画&テレビ」は、起動が遅い、重い、感じがするので自分基本的にWindows Media Playerですべて再生出来るようにしています。

 

また、ムービーファイルの一覧でサムネール表示されなかった.movファイルもK-Lite Codec Pack Basicインストール後、サムネールが表示されるようになりました。

※サムネール表示は、ムービー一覧が表示されているウィンドウのメニューから「表示」を選択後、「特大アイコン」、「大アイコン」「中アイコン」「小アイコン」のいずれかを選択するとファイル一覧がムービーのサムネール一覧が表示されます。

 

要注意!余計な物がインストールされていた!

K-Lite Codec Pack Basicをインストールしたら何やら余計な物がインストールされていました。

この手のアプリには良くあるのことなので、必要ない物は基本的に見つけ次第削除しています。

プログラムと機能一覧

上記は、コントールパネルの「プログラムと機能」の一覧を「インストール日」でソート表示した内容です。

 

「K-Lite Codec Pack Basic」をインストールした際に、「Web Compantion」なるものが勝手にインストールされていましたので、アンインストールします。

 

「K-Lite Codec Pack Basic」は定期的にアップデート版がリリースされているか確認するように作られています。

 

「K-Lite Codec Pack Basic」のアップデート版があるとサイトにブラウザ経由で接続し、アップデータをダウンロード後、手動インストールとなります。

 

アップデート版の「K-Lite Codec Pack Basic」のインストールは、余計なアプリケーションはインストールされないようです。(初回インストール後、2度程確認しました。但し、今後は余計なものが勝手にインストールされるようになるかもしれません。)

 

以上、「Windows Media PlayerでMOV(QuickTime)ファイルの再生方法」でした。

 

2018/05/08 追記:

K-Lite Codec Pack Basicのアップデート

本日、K-Lite Codec Pack Basicのアップデート通知画面が表示されましたのでアップデートを行いました。

(キャプチャするの忘れました^^;)

ダウンロードボタンをクリックするとWebブラウザが開かれ、インストーラのダウンロードをミラーサイトから行い、ダウンロードしたインストールに従ってインストールすればアップデート完了です。

アップデート完了後、K-Lite Codec Pack Basicの設定を行う、Code Tweak Toolsを起動するか?というメッセージが表示されます。

Code Tweak Toolsを使用せずそのままインストーラを終了でアップデート完了です。

ちなみにCode Tweak Toolsを使用するとK-Lite Codec Pack Basicで対応するコーデックやデスクトップ上に表示可能なサムネールの一覧を確認することが出来ます。

Code Tweak Toolsを起動したところ

Code Tweak Toolsは、Windowsメニューのアプリケーション一覧のK-Lite Codec Pack Basicからも起動することが出来ます。

上記のウィンドウからThumbnailsボタンをクリックします。

K-Lite Codec Pack Basicでサムネール対応している動画拡張子一覧

上記がK-Lite Codec Pack Basicで対応するデスクトップで動画ファイルのサムネールアイコンが表示される対象一覧になります。

MacのQuicktimeムービーファイル(拡張子.mov)も対応しているのがわかります。

ちなみにiPhoneの画像ファイルHEIC拡張子をWindows10で見れるようにする記事もありますのでご参照ください。

関連リンク:

Windows10でiPhoneのHEICファイルを見れるようにする(無料)
Windows10のコントロールパネル

Windows10のペイントでいきなりJPEG保存する方法

 

以上、「K-Lite Codec Pack Basicのアップデート」でした。

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