BMW E46エアコンコントロールユニット内部の清掃
BMW E46エアコンコントロールユニット内部の清掃
先日行ったエアコンガスリフレッシャー(AGR)で少しは冷えるようになったエアコンですが、その後気が付いたエアコンの挙動がおかしい問題を解決するためにエアコンコントロールユニットの分解清掃を行ってみました。
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取り外してきたエアコンコントロールユニット。年式によってボタンの配置がことなったりしますが、オートエアコンの場合はほぼ同じかと思います。
エアコンコントロールユニットはトクルスT-5の4本のビスで固定されていますので、簡単に開ける事が出来ます。エアコンコントロールユニット内部には、室内の温度センサー、そのセンサーに空気を流すための拡散ファンとダクトがあり、その部分が埃まみれ。(苦笑)
上記が拡散ファン。このファンは空気を流す程度の回転で回っているので、エアコンコントロールユニットの中でファンが回っている事を知らない人もいるかと思います。温度センサーに風があたらないように工夫されているんだと思います。
こちらがファンのダクト。かなり車内の埃を吸い込んで付着しています。
上記の部分が温度センサー。かなり埃が付着しています。
パーツクリーナーで洗い流しました。
ファンとダクトは中性洗剤で水洗いしてよく乾かしてから組み立てました。
エアコンの挙動がおかしい問題ですがINPAでエアコンのアナログステータスを見た限りではすべて正常。ちなみにGT1でも見てみましたが室内温度センサー、ヒーター温度センサー、エバボレーター温度センサー、外部気温センサーどれも不自然な温度を示しているセンサーはありません。また当然ですが、エアコンユニットIHKAのエラーログは何も残っていないので、各ユニットは正常に働いているようです。
頻繁にコンプレッサークラッチのオン・オフする原因が特定できていませんが、1つづつ原因となりそうな箇所を確認していきたいと思います。
以上、「BMW E46エアコンコントロールユニット内部の清掃」でした。