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やみつきになりそうな...Wako's RECS初施術しました

やみつきになりそうな...Wako's RECS初施術しました

先日の新シャーシダイナモ計測の際、ノッキングが発生するとの事でエンジン内部のケミカル系洗浄の要?としてRECSを施術しました。

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BMW E46 シャーシダイナモ計測

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RECSとは


実は少し前にStudieさんにRECSの施術を問い合わせた所、「過給機付きはNG」との返答があってがっかりしていたのですが、よくよく色々なRECS施術記事を確認してみると、過給機付きでもスロットルバルブ前に過給機がある場合は施術が可能との事。

すなわちスーパーチャージャーで言う上流、下流で言う下流はRECS施術が出来ませんが、スロットルバルブより前にある上流タイプならばRECS施術はOKとの事。

その他、色々とRECSに関しては制限事項があって多連スロットルバルブタイプもNGとの事。スロットルバルブの後に気化したRECSを入れるスペースが無い場合は施術は出来ないらしいです。

話がそれましたが、再度Studieさんで「自分の車はRECSやっても大丈夫みたい!」な相談をしたところ、その場で対応して頂く事ができました。

実はStudieさんで断られたらヤフーオークションで売られているDIY RECSキットを購入して自分でやってみようと思ったのですが...結果的に自分でRECSしなくてよかったです。(その理由は施術中にわかりました。)

RECSセット一式

上記ががよく見るRECS点滴セット。(笑)

RECSをつるす

RECSはスロットバルブの後、インテークマニホールドの負圧で気化した状態で吸い込ませます。アイドリング状態で一定量の負圧で吸い込ませる必要があるためエンジンの構造によっては対応出来ないという事になります。スロットルバタフライと吸気バルブの間に気化させたRECSを入れることが出来ないエンジンは基本的にNGという事ですね。

6気筒のE46の場合、M52TUBでもM54Bでもインテークマニホールド内部にRECSを入れれば良いことになりますので、インテークマニホールドの裏にある補助ポート

BMW E46インテークマニホールドの補助ポート

(ノーマル車両はゴムキャップがしてあります。このキャップは経年劣化でボロボロになるので定期点検が必要です。補助ポートは3つ穴があって小さい方2つです。大きな穴はマフラーの開閉バルブ用に使用されています。)を使用するのが一般的ですが、自分が思う最も良い場所はチャコールキャニスターベントバルブの所かな?ノーマル車両だとこの場所からRECSを入れるのは至難の業なので補助ポートしか選択肢が無いのかもしれませんが、補助ポートの場合6気筒の3,4,5シリンダー寄りになってしまうので、本当ならばチャコールキャニスターベントバルブの所がベストかと思います。

RECS施術開始

RECSをセットしてエンジンを始動。

インテークマニホールドの補助ポートより空気と混ぜられたRECSが気化した状態でエンジンの負圧で吸い込まれるので通常よりもインマニ圧が大気圧よりなり燃料は濃く、ラムダ制御は速攻でエラー。Motecの設定でラムダ制御をオフにしてアイドリングを安定させるてエンストさせないように電子スロットル開度を決め打ち開度で少し開けてRECSの点滴を開始しました。

RECS施術中、大量の黒い煤がマフラーより噴射

施術開始後、いきなり黒い煤がマフラーより大量に噴射。写真だとわかりにくいので動画撮影したが以下の状態です。

 

 マフラーから出た煤は、エンジン内部から出てきたカーボンの塊で、

RECS施術中にマフラーから出た黒い煤

上記はトランクの状態の写真。黒い粒がすべてマフラーから出たカーボンです。(苦笑)

実は上記の写真、3回程コンプレッサーでエアを吹きかけて吹き飛ばした後の状態。
とにかく出るわ、出るわ、黒い煤。(苦笑)

 

上記の動画はRECSが点滴で投入され空気を取り込みながら拡散してインマニ内部に取り込まれていく様子です。

大量にRECSを吸い込んでしまうとエンジン内部に水たまりが出来てしまい、最悪シリンダーに水が入りウォーターハンマー状態になってエンジン破損につながるので、点滴速度はゆっくりと説明書にかかれている速度で行う必要があるそうです。

エンジンの排気量に合わせてRECS量がかわるので大きなエンジン程施術に時間がかかる事になります。自分のエンジンで40~50分はかかったかな?

RECS施術中もマフラーからの煤の量が大量で、RECS施術中はずーっと煤が出ている状態でした。

RECSをすべて点滴施術後、エンジンの空ぶかし(レーシング)を行ったのですが、よく見るRECSの白い白煙が大量に出る光景とは異なり、白い白煙は一瞬で、大量の蚊が舞ったような状態になり、RECS施術中よりも大きな粒の煤が大量に噴出され、あたり一面視界が黒くなる状態となりました。

(あまりの煤の凄さに動画撮影するのを忘れてしまいました。(笑))

コロナウィルス対策でマスクをしていたのですが、マスクがマフラーからの煤で真っ黒。(苦笑)

いや-、しかしどんなけ溜まってたの?ってぐらい大量の煤が出てきました。

RECS施術後の状態

気になるRECSの効果ですが、「エンジンかかっているの?」ってぐらい静かでびっくり。施術後に走り出した時、半クラッチのタイミングがつかめないぐらいエンジンが静かになり、劇的な効果がありました。
Studieさんのメカさんの話ですが、20年選手の車だと黒い煤しか出ない事が多く、この手のエンジン洗浄を謳い文句にしている製品で唯一目に見えて効果がわかる製品との事。

RECSの施術する方は、比較的新し目のBMW車両が多く、今回のように目に見えるぐらいはっきりRECS効果がわかる事はあまりないそうです。

FUEL1の投入

一応、RECS施術後、ガソリン添加剤FUEL1を使用する事を推奨しているので、ガソリン40リットルに1本投入しました。

自分が思うに吸気バルブまわりのカーボンがかなり落ちたとは思いますが、これだけカーボンが排出されると、またやってみたくなり、やみつきになりそうです。(笑)

RECS施術後に振り返ってみると、今回StudieさんでRECSを施術しましたが、こんなの自宅の駐車場でやったら大変な事になりますね。(苦笑)

やらなくてよかった~(笑)

以上、「やみつきになりそうな...Wako's RECS初施術しました」でした。

 

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