ブローバイセパレーター(PCVバルブ)の洗浄
- 2019/05/27 14:13
- カテゴリー:メンテナンス記録, オイルキャッチタンク/ブローバイ関連
- タグ:#PCVバルブ洗浄
ブローバイセパレーター(PCVバルブ)の洗浄
先日、クラッチ切って、アクセルオフの時、アイドリング域での回転数の落ち込みが激しくなったなーなんて感じたので「もしかしてブローバイセパレーター(PCVバルブ)が目詰まりした?」かと思い、点検を兼ねて洗浄することにしました。
BMWのM52TUB、M54Bエンジンはブローバイセパレーターによってクランクケースからのブローバイガスをブローバイセパレーター経由でインマニとオイルパン(オイルレベルゲージ付近)へ、ガス成分とオイル成分を分けています。
上記の写真がM52TUB、M54Bエンジンのブローバイセパレーターです。
(何故か新品を持っている^^;)
自分の車はスーパーチャージャーを装備しているためブローバイセパレーターのかわりにPCVバルブを装備して、ガス成分はインマニまたはエアフィルタの後ろ(2経路)、オイル成分はオイルキャッチタンクに貯めるようにブローバイガスの経路を変更しています。
(ブローバイガスを大気開放してしまうと車検に通らなくなってしまうので、ブローバイガスを適正に処理しています。)
PCVバルブはブローバイセパレーター経由してインマニの下に配置してありますので、まずはばらし作業。
エアコンフィルターハウジング、エンジンカバーを取り外せば比較的簡単に脱着できるように自作のブローバイガスセパレーターを配置してあります。
こちらが自作したブローバイガスセパレーター。
インマニのブローバイセパレーターに直接取付、PCVバルブは水平になるように配置して、インマニ圧が負圧の時はブローバイガスを吸い込み、加給圧がかかったときはPCVバルブが閉じて密閉されるようになっています。(密閉された状態のときは、エアーフィルターの根本経由でブローバイガスが吸い込まれます。)
取り外してパーツクリーナーで数回洗浄し、PCVバルブの動きを確認しました。
目詰まりはしていませんが、結構汚れていたかな?
燃料レールの負圧ホースや、その他ブローバイガスのホースの脱着にはシリコンルブスプレーを使い巻いた。
この点の作業には、シリコンルブスプレーは必須アイテムで、作業は数百倍楽になります。
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ちなみに上記の30cm長のドライバーはブローバイセパレーターを脱着するためのSSTだったりします。(笑)
昔、ダイソーで購入したんですけど、ブローバイホースの脱着を行うのにこのドライバーが必須だったります。
以上、「ブローバイセパレーター(PCVバルブ)の洗浄」でした。