HKSスーパーパワーフロー用のフィルタを作ってみる
- 2018/12/08 00:31
- カテゴリー:DIY作業
HKSスーパーパワーフロー用のフィルタを作ってみる
前回のブログでHKSのスーパーパワーフローの乾式3層フィルタの収塵能力が悪く、フィルタを交換して何とかできないかその後色々と調べてみました。
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前回のブログに推奨期間内で使用したスーパーパワーフローの状態をご覧になった方は、結構驚いた方もいたのではないかと思います。
これを純正フィルタ並みの収塵能力と言うのはかないり無理があるかと思います。(苦笑)
フィルタ以外の部分でスーパーパワーフローの形状や内部の細工については結構気に入っているので、スーパーパワーフローのスポンジフィルタの代わりになる収塵能力が高いフィルタはを調べてみると、バイク用のカットして使用するKITACOのエアーエレメントを発見。
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こちらの製品、先のブログで紹介したブリジストンのホームページに記載されているエアーフィルタの目の細かさで示すとHR-50の細かさで、車用のエアーフィルタでは一番目が細かいものに相当するようです。
KITACOのエアーエレメントはサイズも250x300mmなので、HKSの150mmサイズのスーパーパワーフローのエアフィルタの直径210mmを一枚切り出すことができます。
どのぐらいの細かさのフィルタなのか比較してみる
こちらが購入した KITACOのエアーエレメント。
まずはHKSのスーパーパワーフローに取り付けていたフィルタを外して、蛍光灯に透かしてみました。
写真だと見難いですが、スポンジフィルタを通して光が見えます。
(中央の穴はねじ止め用の穴なので関係ありません。)
そしてこちらが今回購入したKITACOのエアーエレメント。
黒なので光を吸収してもいると思いますが、上記の写真はHKSスーパーパワーフローの乾式3層フィルタと同じように蛍光灯に透かした状態ですが、光の漏れは一切ありません。
かなり目が細かいことがわかります。
HKSのスーパーパワーフローの乾式3層フィルタは直径210mmなので、アマゾンの輸送用段ボール箱に入っている商品をシュリンクしてある段ボールに210mmの円をコンパスを使用して記載して、金属クラフトハサミで切り取りました。
切り出した段ボールをKITACOのエアーエレメントにあててカッターで少しづつゆっくりと円形にカット。
少しぼこぼこしてますが、綺麗にカットできました。
段ボールにコンパスで円を描いた穴を広げて、切り出したKITACOのエアーエレメントの中央に穴をあけました。
早速HKSのスーパーパワーフローへKITACOのエアーエレメントをセットしてみました。
厚みは丁度良い感じですが、
フィルタが1層しかないので、外側のハニカムフレームとフィルタの間に空間ができてしまいました。
本来は粗いフィルタがフィルタを丸めたときに飛び出してハニカムフレームに抑えられる仕組みなんですけどね。
もう少し大きめにKITACOのエアーエレメントを切り出せばよかったのかもしれません。
この状態でも外れることはないので、一度装備してテストしてみたいと思います。
KITACOのエアーエレメントを使用することで収塵能力だけは相当上がったと思いますがフィルタが黒なので、汚れ、フィルタの目詰まり状態が目視でわからないので、もしこのフィルタで収塵能力が良い状態になったとしてもフィルタ交換は頻繁に行う必要があるような気がします。
手間暇はかかりますが、KITACOのエアーエレメントが実用的ならばHKSのスーパーパワーフローの乾式3層フィルタよりもコストが抑えられますね。
※このページの内容を参照する場合はすべて自己責任でお願いします。
以上、「HKSスーパーパワーフロー用のフィルタを作ってみる」でした。