初チャレンジ!アミルろう付けをやってみました!
- 2015/05/21 23:59
- カテゴリー:DIY作業, オイルキャッチタンク/ブローバイ関連, アルミロウ付け
初チャレンジ!アミルろう付けをやってみました!
何度も「やってみよう〜」っと思ったアルミロウ付け。
個人のDIYでアルミ素材を高強度で付けることができるので、色々な方がホームページ上でチャレンジしていますね。
しかし、皆さんうまく行かない記事の方が多く感じられたので、難易度が高いと諦めていましたが、ついに今回やつてみることにしました。
正直言うと、アルミロウ付けはやってみたいという気持ちが強かったのですが、今回は必要に迫られてやってみる事になりました。笑
先日から交換・修理してきたブローバイホースまわりのシリンダーヘッド〜Reducerからオイルレベルゲージ、オイルキャッチタンクへの分岐パイプがT型のホースジョイントを使用しているんですが、この部分、オイルレベルゲージ経由でオイルパンに流れ込む部分が殆ど筒抜け。
ReducerからオイルキャッチタンクへT型ホースジョイントが直線的に繋がっているため、オイルセパレーターの役目は殆どしていません。
なので、少なからずReducerからのブローバイガスが分岐パイプに衝突するような形にしたいため、今回アルミパイプで自作するためにアルミロウ付作業にチャレンジしました。
中野駅から歩いて行ける所にある島忠ホームズでアルミロウ付けのための一式を購入。
アルミロウ、ロウ付け用フラックス、加熱用のトーチです。
まあどこのホームページでも「どや!」って感じでみる一式ですねw
以下が自分が購入した3アイテムのリンクです。
関連リンク:
新富士バーナー ロウ材シリーズ RZ-101 アルミ硬ロウ φ2.0×300mm
この手のものは、上記のアマゾンさんからの購入が一番安く手に入るかと思いますので、今夜にでもろう付けしたい!っという人以外は、通販で入手するとよいかと思います。
ただし、ろう付けするにあたり、必要なアイテムとしてろう付けを行う土台というか下敷きというか、耐火煉瓦(レンガ)を用意しておく必要があります。
自分の住む場所から一番近くろう付けアイテムが入手できるのは渋谷の東急ハンズなのですが、耐火煉瓦が欲しいためはるばる中野の島忠ホームズまで行って耐火煉瓦と一緒にろう付けアイテムを購入してきました。
どこかのホームページでアルミロウ付けをブロック塀資材の上でやっていたら、加熱中にブロックが破裂して、失明したという怖い書込みをみたので、耐火煉瓦がどうしても欲しかったからです。
(ちなみに耐火煉瓦1つのお値段は280円でした。)
いきなりですが、ろう付けの結果報告
先日のHPIのオイルキャッチタンクのセパレーション用に使った12mmのアルミパイプの残りがあったので、ホースジョイント用の切出し加工を行ってあったので、自宅に戻ってベランダでロウ付け開始。
関連記事:
オイルキャッチタンク交換 (HPI社製 汎用カーボンオイルキャッチタンク)
しかし、まあ平日の夜、バルコニーでトーチでロウ付けって頭おかしい人みたいだ。w
暗闇だったので、作業中の写真撮れませんでしたが、処女作品はこんな感じ。
写真はロウ付けの後、ヤスリで磨いてありますが相当うまくできました。
(死んだ親父に自慢したいぐらいの出来。w)
まあ、これでも一応、ハンダ付け歴39年なんですわ〜。
8歳のときに親父が買ってくれたハンダこてでゲルマニウムラジオ付くってから小学校の頃は普通にハンダこて握ってましたからね。
トーチ(バーナー)の使用は初めてでしたけど、自分的なコツは、
・フラックスを塗る部分の足付けを丁寧にする
手持ちの320番の紙ヤスリを使用しました。
深く傷付かない程度にロウを流したい部分のみを丁寧に。
・フラックスを丁寧に塗る
爪楊枝を使ってロウを乗せたい部分に伸ばしいく感じです。
足付けした部分にはフラックスが乗りやすいので、ロウを流したい部分を確実に。
・母材の温度が下がらない工夫をする
外での作業ならば無風か、風が当たらないようにします。
・トーチで暖めて、フラックスが固まる〜り液状になる〜すぐにロウを当てて流し込む
今回はあるみ細いアルミパイプだったのでほぼトーチを固定状態で暖めて、フラックスが液状になったら(ならない場合は、トーチの温度がたりません。ガスコンロ燃料が使えるトーチの場合、ボーっとガスが燃えている音が聞こえるぐらいの勢いで出ている状態で暖めないとダメです。)ロウ棒をフラックスに当てて2〜5秒ぐらい解けてフラックスが塗られてた部分に広がっていきます。
・目的の場所にながれ込んだらロウ棒を抜いて、すぐにトーチで暖めるのをやめる。
なんて、偉そうに始めてロウ付けする人が言う事ではありませんが、今回2カ所、2回に別けてロウ付けしましたが、1カ所ロウ付けするのに、母材固定フラックス塗り済み後トーチの火を付けて1〜2分かからないぐらいで仕上げました。
正直うまくいったのは、パーツ形状にあるかと思います。w
出来たパーツですが、ホースを止める長さが足りないので、また作り直しです。爆
(ってロウ付けしたいだけの理由かもしれませんけどね。これはハマるわ〜)
以上、「初チャレンジ!アミルろう付けをやってみました!」でした。
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