BMW E46 前期向け ステップトロニック反転方法(2002年4月21)
BMW E46 前期向け ステップトロニック反転方法(2002年4月21)
この記事は、2002年4月21、当サイトで紹介した「BMW E46 ステップトロニック反転方法」をリライトした記事となります。
※記事内で紹介している写真は、当時撮影した物となります。
2002モデルが出てから流行っているステップとロニックの+/-の入れ替えを僕もやってみました。
パネル自身はそのままですが、後日パーツを入手してパネルに表示されている+/-も入れ替えたいと思ってます。
+/-の入れ替え作業には、プラスドライバーと先の細いマイナスドライバーがあれば出来ます。
作業は簡単ですが、このページの内容は自己の責任の範囲で行ってください。当方一切の責任を持ちません。
1.シフト部分のブーツを引っ張り上げシフトパネルを外します。
手前にある2つのネジを外して(写真の赤丸の部分)、シフトレバーパネルを外します。
2.シフトレバーパネルを引き上げるとパワーウィンドウスイッチが写真のような形で取り付いています。
爪でひっかけるだけで取り付いているので左右共に外します。
3.シフトレーバーパネルを取り外してシフトブーツを残して外した状態にします。
シフトレーバーパネルを回転させて取り外せばシフトブーツを残してシフトレバーパネルのみを取り外す事ができます。
4.続いて写真のシフトレバーを包むような感じで取り付いてる黒いプラスチックカバーを取り外します。
完全に取り外す必要は無く、このカバーも左右の爪が引っかかっているだけなので、少しだけ浮かせる感じでOKです。
5.黒いカバーを浮かせると右横に紫色したコネクターがあります。(写真だと赤にも見えますけど。)
このコネクターは4本構成になっていますので、中央の2本、2,3ピンを入れ替えるだけでステップトロニックの+/-の入れ替えが行えます。
6.紫色のコネクターを外したところ。
あまりケーブルが長くないので、注意してコネクタを外してください。
車両側からのコネクター(写真参照)の2,3番ピンを入れ替えます。
7.この手のコネクターに慣れていない方だとコネクターを破損することもあるかもしれませんので注意が必要です。
コネクターの各ピン(金属部分)は爪で引っかかっています。その爪を写真のような先の細いマイナスドライバーで押して中央2本のピンの抜きます。
8.コネクターからピンを抜いた所
ケーブルの色は水色に黄色、水色に灰色のラインが入っています。(車両によっては異なる場合もあるかもしれません。)
コネクターにピンを入れ替える前に、抜くときにマイナスドライバーでつぶした爪を元の状態に戻します。
2番、3番を入れ替えてピンを元に戻した状態。
9.コネクターを元に戻して、取り外したものを取り外した順番と逆に取り付けていきます。
作業は15分もあればできると思います。
10.後日、シフトレバーパネルの入替を行いました。
左がBMW E46前期、右が2002年モデル~のシフトパネルになります。
MTモードの+/-が反転しているのがわかると思います。
E46の前期モデルで、この反転が流行った頃、シフトパネル全体は結構高額なので、インジゲーター部分をDIY作成したものをよくヤフーオークションで見かけましたね。(笑)
シーケンシャルミッションと同じで、シフトアップは手前に引く方が自然ですよね。
以上、「BMW E46 前期向け ステップトロニック反転方法(2002年4月21)」でした。