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車が入院中です(-_-;

車が入院中です(-_-;

ここしばらくブログの更新を行っていませんでしたが、8月20日から車が入院中です。

故障ではないのですが、昨年の夏ぐらいからスーパーチャージャーからちょっと高めの異音がするようになり、ブースト圧も若干落ち、踏み込んだ時のギアにもよりますが、数値的にはブーストメーター目視で0.1kg/cm2ぐらい加給圧が落ちています。

自分の同じRotrex製スーパーチャージャーを装備している方のブログを拝見すると同じような症状の方がminkaraの中におられたので、「車検で指摘されるような異音になる前に交換を」っと思い、今年に入ってRotrexのコンプレッサーを取り扱付ている関東周辺の自動車屋さんに何軒か問い合わせしてみたのですが、色々な理由でなかなか良い返事がもらえずちょっと知人を頼って現在交換作業を行っています。

Rotrex スーパーチャージャー

スーパーチャージャー本体の入手は6月ぐらいに出来たのですが、なかなかタイミングが合わず、のびのびになってしまい、お盆休み明けから入庫したのですが、スーパーチャージャーを取り外してみたら、アイドラプーリーのベアリングがもう限界を超えていたためパーツ手配に時間がかかりちょっと作業が長引いております。

問題のアイドラプーリー

上記が問題のアイドラプーリー。

ベルト外さないとプーリー軸の状態を確認できず、見た目錆び錆びになっているので気にはなっていたのですが、ベルト交換は毎年行っていますけど指摘は受けたことはありませんね。

ショップの悪口になってしまいまが、あのお店はアフターパーツ系のメンテナンスが一切できない(しない)店って理解で間違いないと思います。

メカの考え方、店の方針が、もう昔と違ってダメですね...以前はメカさんが見て気になる点はすぐに指摘してくれたんですけどね。

その他の大作業

今回スーパーチャージャー本体の交換に伴い、長年の夢、スロットルバルブの電子化を行うことにしました。

Motecに限らず、電子スロットル(以下電スロ)は、スロットル開度状態を電気的に判定するには可変抵抗を4回路を必要とします。

これは電スロの動作不良を判断するためのもので(2回路2ペア、1回路はアクセル開度、もう1回路はスロットル開度、2個の可変抵抗で判定してどちらか断線したときでも対処できるように4回路使用します。)、自分のM52TUエンジンにも元々ASCやクルーズコントロールを行うための電子スロットルが付属しているので、幸いにもスロットルに可変抵抗が4回路組み込まれているので、それを利用して電スロ化を行う方向で、新規に電スロをebayで入手。

ebayで購入したM52用電子スロットル

ebayで購入したM52用電子スロットル

購入したのはリビルド品で、価格は1/4でした。

この車で2度目(3個目)の電スロです。

M54エンジンと比較するとワイヤー制御による機械的な部分があるため、サイズも価格もビックです。

自分の車はアイドリングコントロールバルブの制御をDMEからMotecに変更した際に、電子スロットル制御を切って電スロのエマジェンシーモード(すなわちワイヤーでの開閉)で長年動作させてきたため、スロットルの開閉はスロットルバルブのバネの力の速度に依存し、特にスロットルを閉じるのはバネの勢いによっていきなり閉じてしまうため、アイドリング付近の回転数の制御が非常に難しく状態にありました。

アクセルに対するレスポンスはM52TUBエンジンでは考えられない程早いのですがw、その代償としてエンストしやすい状態が長年続いていましたが、今回のMotecのドライブバイワイヤーによる電スロ制御化で、エンストしやすい状態を回避するのが今回の目的です。

(これまで、Twitterを通じてBMWマニュアル乗りの方に空ぶかしのエンジン回転数の落ち込状態を確認してもらったのはアクセルを閉じる速度とエンジンの回転数の落ち込み具合を知りたかったためです。かなり前ですが、ご協力を頂いたAoさん、すーさん、ありがとうございました!)


また今回純正の新品の電スロを調達しなければならなかった理由は、これまで装備してあった電スロはワイヤー部分を改造してあるため、電スロとして動作させる事ができないためです。

電スロの改造は、電スロのモーターを切った状態のワイヤーだけの開閉動作だと、加給圧がかかった際にスロットルが開けない状態になることがあるため、過去に浅田レーシングさんで改造対応を行ってもらいました。(2009年だったかな?)

新品スロットルを入手した理由はもう1つあるんですが、それは経年劣化によるものです。多分M52TUBエンジンを積んでいる人はDラーなどの診断機で判断してもらうと、年式的にそろそろ電子スロットルでエラーが出始めると思いますよ。(完全にダメな場合はエンジン警告灯が点灯するはずなのでご心配なく)

 

純正の電スロではだめ?!

今回調達した電スロをMotecで動作させるために動作を調べてもらったのですが、残念ながらM52tubの純正電スロは使用できないことが判明。

電子スロットルのモーターをPWMで動作させ、モーターのトルクを上げるためにPWMの周波数を上げていくのですが、周波数を上げていってもモーターのトルク不足で、加給圧でスロットルが閉じてしまう事が判明。

これって、自分以外のM52tubエンジンにスーパーチャージャーを装備した全車両で起こっている問題だと思います。

世界中の初期型E46にスーパーチャージャーを装備している人はどうしているんだろうか?っとちょっと疑問をもったりします。

多分、加給圧をそこまで落とすことで対処しているのかな?

0.6kg/cm2ぐらいまでだったら大丈夫だったりするのかもしれません。

自分の車の場合、フルブースト0.8kg/cm2ぐらいの状態でアクセルの踏みなおしを行うと、加給圧によってスロットルが開けない状態(スロットルに付いているバネ圧が加給圧に耐えられない)になるのは何度も経験済みなので、M52tubの電スロはそのままの状態では過給機を取り付けるには色々と問題があります。

純正の電スロが性能的に加給圧に耐えられないということがわかったので、電スロ化を諦めたのですが、流石にMotec装備車両を日本一こなしているだけあって、すぐに対処方法を考えてくれました。

フェラーリに装備前の電スロ

上記は、過去に自分が撮影したBOSCH製の電スロ。

旧車フェラーリに装備する際中に撮影したものなのですが、古い車の電スロ化を数えきれない程行っているので、それらと同じ方法で対処するとの事。

ですが自分の車はスペースがかなり限られているので装備ができるか心配していましたが、こなしている台数が違うだけあってすぐにBOSCH用の電スロを取り付けるプレートを作成してもらえました。

電スロ配置用のプレート

BOSCHの電スロとプレート

電スロの位置を調整するためにかなり厚みのあるアルミ板2枚使用して調整。

M52TUBのインマニにBOSCH製の電スロを装備

インテークマニホールド(以下インマニ)取り外して、BOSCHの電スロを装備した状態。

綺麗に取付出来ました。

噂によるとM54B用のインマニはM52TUBに装備可能で(ポン付けできる)、インマニの容量を大きくできるメリットがあるため、アメリカの一部のユーザは交換を行っているようです。電スロはM52用を使い、M54BのインマニにM52TUBの電スロを装備するアフターパーツ(サイズ変換プレート)まで販売されています。

なので、M54B用のインマニと電スロを使用すれば純正パーツで電スロ化できたのかもしれないですね。

車を預けてから部品の手配等があったため作業が長引いておりますが、今回は車の見た目は一切かわりませんが、中身が大きく車が変わる予定です^^;

以上、「車が入院中です(-_-;」でした。

 

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