アイドリング回転数異常(BMW E46)
アイドリング回転数異常(BMW E46)
昼間時間があったので洗車を行い、夜になっていつもの首都高コース一周を回ろうと、エンジンをかけた途端にアイドリング回転数が2000回転を超える状態。
昼間の洗車時、特に異変がなかったのですが、突然おかしくなったのでこれはどこからかエアーを吸っているなーっと判断。
ボンネットを開けて確認してみると、先日配管を追加したブローバイガスをインテークマニホールドに戻すバランサーに接続するホースの途中付近が怪しいっと判断。
暗闇なのと目視できる場所にホースがないので確認はバラシ作業無しで判断はできませんでしたが、エアーを吸い込む場所は限られるので、夜な夜な青空駐車の中バラシ作業開始。(苦笑)
チューンドカーのバラシ作業は、こんなとき面倒です。
特にタワーバーの脱着しなとアプローチできない場所だったので、色々と面倒です。
上記が取り外したホース。
先日自作したL型ジョイントがぱっくりいってました。
このホースはインテークマニホールド手前下、チャコールキャニスターベントバルブがある更に奥付近にあるので、割れている状態は目視確認できない場所にあります。
作り方が悪かったのか、よくよく考えてみれば、この部分は負圧であったり、加給圧がかかったりする部分なので、圧力変動に対して耐えられるぐらいしっかりつくらなければまずい部分でした。(反省)
しかし、なぜ突然ぱっくり行ったのかが原因は不明ですが、2度と同じ目に合わないようにアルミパイプで作成することにしました。
上記の写真は切り出したアルミパイプです。
自分は作業場があるわけではなく、マンション室内加工なので、手持ちの15mmと18mmのアルミパイプをパイプカッターで切り出しました。
15mmのパイプを鉄の子で斜め切りして、パイプ同士が90°で合わせた時に同じ直径になるようにヤスリで削ってサイズを調整。
更にブローバイホースが外れないように18mmの1.5mm厚のアルミパイプエッジの部分に取り付けるように切り出しました。
ブローバーホースはブリヂストン「PA0310」オイルホースなので、本来はアルミパイプは16mmがベストなのですが、(ホースの内径は15.9mm)手持ちがないので、18mmのアルミパイプで厚みを付けてエッジを持たせるようにしました。
18mmだとかなりきついのですが、エア漏れないようにすることを優先しました。
今回からの新兵器、ミニプライヤーです。(2個組セットで1,000円で購入。)
ロウ付けの際、ロウが長いときは特に問題ありませんが、短くなってくるとラジオペンチを使ってロウ付けしていましたが、アルミロウが固定できなく安定しないため、今回より写真のようにミニプライヤーで挟んで使用しました。
プライヤー使うだけでロウ付け作業の効率がかなり上がります。
自分はロウ付けする物が小物ばかりなので、最近は野外での作業は行わず、ガスコンロの上に耐火煉瓦を2個敷いてロウ付け作業をしています。
アルミロウ付け作業を行う上でもっとも重要なのがガスバーナーの火を安定させる事です。
野外だとどうしても外気の影響を受けてしまい、ガスバーナーの炎が安定しないため、室内で火を使用しても大丈夫な環境で作業しています。
いきなりですが、先の切り出した4つのアルミパイプを上記のようにロウ付けしました。
紙やすりで磨いて完成。
アルミロウ付けは、もう何回もやってますが、なかなか納得できるように仕上げられません。
今回は、点数は40/100点ぐらいかな?(笑)
素人作業なのでこのぐらいが限界なんでしょうか...。
強度はしっかりしているので、今回のように破損することはないでしょう。
作成したL型ホースジョインを取り付け作業。
交換したホースジョイントを含むブローバイホースからエア漏れがないか確認しながら組み立てを進めました。
取り外したパーツを元に戻して作業完了。
アイドリング回転数も元通りに戻りました。
今回、駐車場でエンジンをかけた直後にアイドリング不調によって、トラブル箇所を発見できたいのは大変ラッキーでした。
走行中などだったら、間違いなくレッカー呼ばないとならないような状態だったと思います。
これまで18年間乗ってきて、走行中にトラブルがあったのは一度だけかな?
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振り返ってみると、走行前にトラブルが発生することばかりかな?
なんとなく車に守ってもらえているような気もします。^o^/
長く乗り続けられる車というは、そういうものなんですかね?
以上、「アイドリング回転数不良(BMW E46)」でした。