ブログ記事

オイルキャッチタンクのホース径調整

オイルキャッチタンクのホース径調整

ここ数日間、ブローバイガス関連で色々とトラブルが発生しておりますが、前回の対策後、100kmぐらい走行して漏れも確認できませんでした。

また、走行中、エアコンから臭うブローバイガス臭も無く、良い状態だったので、「やっとこれで完治」と思ったのもつかの間、新な問題が...。

 

オイルキャッチタンクに接続した使えないホース

問題点は、上記の写真のホースです。

前回オイルキャッチタンクのニップルサイズに合わせて、写真の漏れない径のホースに変えたは良かったんですけど、このホースが100キロ走行しただけで部分的に折れ曲がってしまいました。

折れ曲がりを想定してホースのRは緩やかにしてあったのですが、常温では手でつぶせない程の硬さのホースもブローバイガスの熱と圧で簡単に折れ曲がってしまい、一度折れ曲がったホースは再利用できません。

上記の写真のホースは、HPIのオイルキャッチタンクに付属してきたホースだったので、ブローバイガスの対応のホースのはずなんですが、思っている以上に使えませんでした。

 

関連記事:

オイルキャッチタンク交換 (HPI社製 汎用カーボンオイルキャッチタンク)

 

関連URL:

HPI

 

そもそもブローバイガスの関連の漏れのトラブルは、エンジン本体のタペットカバーのブローバイガスの出口からクランクケース減圧弁を経由してオイルキャッチタンクを経由してスーパーチャージャー前のサクションパイプに接続する各接続箇所のパイプ径がバラバラなのが問題なんです。

なんとか綺麗に1本で接続できるのが理想なんですけど、異なるホースをつなぐためのホースジョインを使用して、何とか収めておりますが、根本的にこの問題を解決しないとダメですね。

 

IMG_9676.jpg

 

上記の写真は取り付け完了後の写真です。

今回、オイルキャッチタンクへのホースの取り付けがかなりキツキツで、オイルキャッチタンクの脱着を考えるとあまり現実的でない程ホースへ交換しました。

使用したホースは、耐圧、耐油、耐熱ホース、PA0308で、オイルキャッチタンクのニップルに取り付けるのに、自分の全体重をかけても押し込めない程、キツキツです。

 

関連URL:ホースガレージ.com

 

ブリジストンのPA03ホースは、肉厚でホース自身の伸びがほとんどありません。

オイルキャッチタンクに取り付けたホースは、オイルキャッチタンクの出口・入口共に20cmぐらいのPA03ホースを取り付け、オイルキャッチタンク本体の脱着はホースを付けたまま行うようにするようにしました。

オイルキャッチタンクの出口側は、スーパーチャージャーのサクションパイプとの接続にスペースが無く、PA03シリーズが肉厚すぎて取り付けられないため、ブリジストンの耐圧ブレードホースを使用しています。

正直、この部分を何とかしたいのですが、内径19mmぐらいの耐圧ホースだとどうしてもホース自身が肉厚になってしまうた、取り付けられるホースを使用しています。

サクションパイプ部分を加工しちゃえばいいんですけどね。

 

オイルキャッチタンクの位置を調整

今回使用したPA03ホースならばホースに熱が入っても折れ曲がる心配は皆無ですが、なるべくホースにRがかからないようにするため、オイルキャッチタンクの位置を20mmぐらい下に下げました。

 

オイルキャッチタンクの位置の比較(Before)

これがこれまでのオイルキャッチタンクの位置。

 

オイルキャッチタンクの位置の比較(After)

これがオイルキャッチタンクの位置を下げて取り付けた状態。

かなり下がっているのがわかるかと思います。

先日のオイルゲージへの繋がるブローバイガスホースの撤去対策によって、ものこの位置にオイルキャッチタンクは無くてもいいんですけどね。

 

関連記事:

CCVからオイルゲージに繋がる部分の対策

 

これでトラブルが無くなってくれることを望みます。

 

以上、「オイルキャッチタンクのホース径調整」でした。

 

ページ移動

ユーティリティ

スポンサーリンク


検索

エントリー検索フォーム
キーワード
例:abs修理、メーターフード自作

過去ログ

Feed