またですよ(涙)オイルキャッチタンクからの漏れ対策
- 2017/08/29 13:24
- カテゴリー:オイルキャッチタンク/ブローバイ関連
2日間で漏れ発見です(苦笑)
またですよ、また!
前回の記事から3日しかたっていませんが、ここ2日間程、夜中近所を走行してMotecのアイドリングコントロールバルブの調整を行っていたのですが、昨日の夜、またエアコンからブローバイガスの臭いがしてきました。
ボンネットを開けて、オイルキャッチタンク付近を確認してみると、またオイルキャッチタンクから漏れたような跡があるのが見えたので、早速、取り外して確認。
前回こちらで行った、収縮チューブ(ヒシチューブ)を使用したニップルとホースの径の調整はうまくいっていてニップル部分からの漏れなく、どうもオイルキャッチタンクの上蓋と本体の隙間から漏れた跡があります。
参考記事:
オイルキャッチタンクのシールは、かなりしっかりやったと思ったのですが、どうも写真の部分の隙間から漏れてしまっています。
この部分から漏れるということは、オイルキャッチタンク内部にブローバイガスが充満し、ブローバイガスは気体としては空気よりも軽いのでオイルキャッチタンク内部の上部に溜まり、オイルキャッチタンク内部で冷えたガスのオイル成分がこの部分から漏れていることを証明しています。
なのでここで作成したオイルキャッチタンクはしっかり仕事をしていることになります。
参考記事:
ですが、機能がよくても漏れては意味がありませんね。(苦笑)
よくよく確認してみると、先の上部の蓋との隙間から漏れが垂れただけなのかもしれませんが、オイルキャッチタンクの底のネジ部分からも前回と同じようなブローバイガスから分離されたオイル成分も漏れが確認できます。
ネジを外してみたところ、液体ガスケットでしっかりとシールされているようですが、シールが甘い所があったようです。
このVersion5のオイルキャッチタンクは、Version3の再利用のため、ガスケットリムーバーで洗浄し、さらにマジックリンで綺麗に洗浄後、かなりしっかりと液体ガスケットでシールしたつもりだったんですが、ご覧の有様です。
参考記事:
底面のネジ部分は、液体ガスケットをしっかりと塗って底面4本のネジ部分のシールを行い、上部の蓋はネジを外して、隙間にカッターを入れてゴムハンマーで蓋が少しだけ浮く(内部の構造上、上蓋を外すことができません。)状態にして、サイド液体ガスケットでシールしなおしました。
上記は、液体ガスケットを剥がした直後の写真で、漏れがあった部分ですが、シール剤が全面に塗られているのですが、隙間があると言えばある感じでしょうか?
液体ガスケットを隙間に塗り込んで、再シールを行いました。
やはりオイルキャッチタンクの分解可能な物は、このような漏れの問題が発生しやすいですね。
オイルキャッチタンクの出口側は、エアークリーナー内部につながっているので、大気圧かスーパーチャージャーの吸引による負圧状態になっているはずなので、オイルキャッチタンク内部に圧力がかかる状態にはならないはずですが、ブローバイガスの特性上、思わぬところからの漏れが発生してしまいました。
アイドリング状態が原因か?!
前回のオイルキャッチタンクからの漏れ対策後、2日間で2時間ぐらいの走行、またその大半がアイドリング状態でした。
多分、アイドリング状態が長いとオイルキャッチタンク内部にブローバイガスが溜まりやすくなり、また走行している時と比較するとオイルキャッチタンク内部のブローバイガスが吸い出しされにくい時間(状態)が長くなるため、今回のようにシールが弱い部分から漏れが発生したと思われます。
この対策で、完治するとよいのですが、しばらくまた様子を見てみたいと思います。
以上、「オイルキャッチタンクからの漏れ対策」でした。