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キャタライザー(触媒)の交換(BMW E46)

いよいよ、キャタライザー(触媒)の交換

ここのところ、ちょっと極端に劣化が激しく感じる触媒。

触媒から破損音などは聞こえないので壊れたわけではありませんが、排気ガスも鼻につくぐらい臭いも強くなってきたので、触媒交換を本格的に行おうと検討したのが、ここ1年ぐらいでしょうか?

色々調べたところ、基本的に車検対応と言われる物でE46対応の触媒は、M3用(日本国内で公認を取ったアフターパーツがあります。純正品よりもかなり低価格です。)しか見当たらず。

純正以外でアフターパーツで触媒の開発は、製品能力の検査などの手間暇が非常にかかるため、採算性を考えると需要があまりないので作られないというのが現状でしょうか?

国産車の場合はスポーツ触媒という名前で、抜けの良い触媒が販売されていたりしますが、車検対応の物はかなり少ないと思います。

日本の車検制度が矛盾している点でもありますが、過給機の取り付けは構造変更申請は必要ないのに、触媒はその車に標準装備、または車検適合を受けた触媒以外はダメというのは大きな矛盾だと思います。(過給機を付けたら、排気量が増えるわけですから、大きな触媒にすべきでしょう。)

色々なホームページを読むと、装備してるエンジンよりも大排気量のエンジン対応の触媒を付けているので車検に通ったというような記載もありますが、これは検査官が黙認ということで、本来の車検の規定ではNGとなるはずです。

公道やパーキングエリアでの抜き打ち車検も、鏡を敷いて触媒の有無を見るぐらいなので、実際、同一メーカーの触媒が付いていれば、煩いことは言われないというのが現状でしょうか?

触媒パーツを手配するにあたり、ヤフーオークションや自分の車よりも大排気量のエンジンのBMW用の触媒などを色々探してはみたのですが、BMWの触媒は左ハンドルの場合、エキマニについている場合がほとんどで、自分の車の場合、右ハンドルなので、触媒の位置が腹下に装備されていて移植といっても簡単ではありません。

また、中古の触媒は、触媒としての機能がどの程度あるかがわからないため、今後の事を考えて、自分の車のBMW純正触媒を購入し交換することにしました。

2004年に作成したセンターパイプ

自分の車は、本来、マフラーの配管が、エンジンから6気筒が3気筒づつまとめられて2本の配管になり、触媒より後ろで1本になり、リアのサブサイレンサー、サイレンサーに接続されています。


今から13年前の2004年9月9日に、触媒より後ろをサイレンサーまでの間を2本にする作業をARQRAYさんに行ってもらい、上記の写真はセンターマフラーを交換直後の写真です。

丁度、マフラーマウント(黒い2本の鉄板)部分が触媒の部分となります。

 

2004年に交換した純正センターパイプ

そしてこちらが、13年前に切り落としたセンターパイプ(純正ノーマル)です。サブサイレンサーが極端にでかいですね。

センターパイプは、エキマニの後ろからサブサイレンサーの後まで1本の配管のため、無駄な部分もありますが、この部分を新品購入し交換しました。

 

BMW Studie Safari F07

2017年5月22日、Studie横浜店のコージさんに付いていき、アーキュレイさんへ向かいました。

Safariなら、センターパイプを積むのも余裕なスペースです。(笑)

 

アーキュレイ工場

アーキュレイさんに到着。

実は、アーキュレイさんには、自分の車以外でも何度かお世話になっています。

 

BMW E46 AM28用キャタライザー

で、こちらが今回新規購入したセンターパイプ。

新品なので一応ぴかぴかです。

横にある湯たんぽみたいなサイレンサーは関係ありません。(笑)

 

触媒部分のアップ

この部分が触媒(キャタライザーになります。)キャタライザーから後ろの部分を切って、いままで使用していたセンターパイプの溶接加工してもらいます。

交換装備完了後のキャタライザー

入庫から3日後、交換完了。

上記が交換した触媒部分です。

 

キャタライザー溶接部分

綺麗にしっかり溶接されています。

交換したキャタライザーと不必要なサブサイレンサー

こちらが交換した触媒と不必要になった新品サブサイレンサーです。

リサイクルパーツなので、BMW Japanに送り返します。

車の受け取りが、本日、雨だったので、排気ガスの匂いがどのぐらい気にならなくなったのか未確認ですが、交換後の帰り道、17年目の触媒交換によって若干ですが、マフラーの排気音は静かになりました。

まあ、そもそも、自分の車は、ノーマル車両よりも静かな排気音なので、更に静かになったという感じでしょうか?(笑)

2003年にDMEをMotec化し、フルコン制御となってから燃料が濃い目であったので、日に日に排気ガスが臭うようになり、その後、2006年にスーパーチャージャー装備をしてから、実質、排気量が増量なので触媒への負担が増加し、通常使用よりもかなり短命だったと思います。

通常、純正触媒交換は壊れたとき(破損したとき)以外に交換するケースは無いと思います。

自分のような経年劣化による交換ケースはまれだと思いますが、触媒交換に関して参考になれば幸いです。

以上、「キャタライザー(触媒)の交換(BMW E46)」でした。

 

 

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