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元に戻したエンジンヘッドカバーの状態確認(BMW E46)

元に戻したエンジンヘッドカバーの状態確認(BMW E46)

昨夜、70km程走行してきました。

途中のパーキングエリアでの一枚

アルミエンジンヘッドカバーから既存のエンジンヘッドカバーに戻して走行距離が100kmを超えたのでアルミエンジンヘッドカバーで散々問題となったグロメット部分の状態確認を行いました。

純正のエンジンヘッドカバーでもグロメット部分から漏れていたら過給機付けた「代償」と言えますが、過給機を付けた場合クランク圧が上がるのは避けられないのでエンジンヘッドカバーのガスケット&グロメットは要定期交換部品ですね。

過給圧が0.439kg/cm2のときのログ

昨夜は踏める状態がかなり限られたのですが、上記は回転数5475rpm時、過給圧が0.439kg/cm2のときのログ。どうでもいいけど油温が110℃までいってますね。

過給圧が0.531kg/cm2のときのログ

そして上記がエンジン回転数6201rpmで過給圧が0.531kg/cm2のときのログ。レブリミットの全開まで回しておりませんが、過去に計測した最大過給圧0.65kg/cm2近くまで回しました。低いギアで料金所からの加速となります。

一晩置いてからエンジンカバーを取り外し、アルミエンジンヘッドカバーで散々問題となったプラグホール並びの4つボルトの状態を確認。

一番手前のボルトの状態

上記は一番手前。写真がうまく撮れませんでしたがオイル付着ゼロです。

エンジン手前から2番目のボルトの状態

イグニッションコイルの配線からのアース線を付けるエンジン手前から2番目のボルトの状態。ここもオイル付着は一切見られませんでした。

3番目のボルトの状態

上記が3番目。アルミエンジンヘッドカバーの時、一番問題があった場所です。アルミエンジンヘッドカバーでは形状が問題でグロメットが平に押さえつけられないため、グロメットが均等に押さえつけられない問題がありましたが純正エンジンヘッドカバーではまったく問題なくグロメットが収まつています。当然ですが、オイル付着なしでした。

4番目のボルトの状態

そして上記もアルミエンジンヘッドカバーで問題のあった4番目、一番奥のプラグホール並びのボルトの状態となります。オイル漏れなしです。

その他、エンジンヘッドカバー外周11個のグロメットの状態は

エンジンヘッドカバー外周のグロメットの状態1

エンジンヘッドカバー外周のグロメットの状態2

エンジンヘッドカバー外周のグロメットの状態3

写真は3つだけですが漏れは一切ありませんでした。エンジンヘッドカバー回りのガスケット部分を手で一周触りながら確認しましたがオイル付着は一切確認出来ず。漏れがない事が当然と言えば当然なのですが、過給機付きの場合クランクケースの内圧が上がるので通常ではありえない事が発生してもおかしくありません。

アルミエンジンヘッドカバーの使用をやめた記事はパスワード付きで書きましたが、結局一言で言うとエンジンヘッドカバーは固定方法から樹脂製を使用してある程度のネジレが発生させる前提で取り付けるものなので、ノーマルエンジンならば問題ありませんが、過給機付きの場合はアルミエンジンヘッドカバーを使用するのはNGという事です。

エンジンヘッドカバーの状態

その他エンジンカバーを外したついでにオイル漏れ等が無いか細部まで確認。

エンジンカバーの裏側

エンジンカバーの裏側もオイル付着等がないか細部まで確認。

続いてブローバイガスのリターン部分、サクションパイプ内部も確認。

サクションパイプ内部の状態1

サクションパイプ内部の状態2

若干オイルが付着が見られますが許容範囲ですね。

ブローバイラインのオイル濡れ等の確認

その他ブローバイラインにオイル濡れ等がないか細部まで確認しましたが一切発見出来ず。

エンジン全体

アルミエンジンヘッドカバーにしてから、アルミエンジンヘッドカバーにまつわるトラブルだらけでしたが、やっと正常に戻ったかな?

アルミエンジンヘッドカバーはノーマル車両なら「あり」だと思います。使用するガスケットやグロメットのメーカーもさほど気にせず、よほど変な取付方をしなければ問題なく使用できるかと思います。エンジンヘッドカバーに使用するガスケットやグロメットも特にメーカー気にせず使っても問題ないかと思います。

以上、「元に戻したエンジンヘッドカバーの状態確認(BMW E46)」でした。

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