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ブローバイガスのオイルミスト対策4

ブローバイガスのオイルミスト対策4

自分メモです。前回オイルキャッチタンクのストーナー部分部分に#100のステンレス金網を入れ、比較的よい状態でしたので、更に今回ストーナー部分に取り付けたステンレス金網の筒を#60メッシュから#100メッシュに変更してみました。

作成したステンレス金網の筒のメッシュ比較

手前が#60メッシュのステンレス金網の筒(前回装備)、そして今回#100メッシュのステンレス金網で新規にステンレス金網の筒を作成してみました。前回オイルキャッチタンク本体のストーナー部分に取り付けた#100のステンレス金網はそのままです。この仕様だとオイルキャッチタンクにブローバイガスが流れ込むと、必ず2回はステンレス金網#100を通過することになります。

アルミバッフル板

そして今回、0.5mm厚のアルミ板でバッフル板を付けてみました。少しでオイルキャッチタンク内部を素通りせずにオイル成分が液化してくれると良いのですが...。

アルミバッフル板とステンレス金網#100の筒の状態

アルミバッフル板とステンレス金網#100の筒の状態はこんな感じです。

アルミバッフル板とステンレス金網#100の筒の状態

ストーナー部分のアルミバッフル板を残してあります。ストーナー部分アルミバッフル板は0.3mm厚のアルミ板をハサミで切って折り曲げて適当に作成したものですが意外と効果がありました。

ワンウェイバルブのバネ抜き

そして今回はサクションパイプ内部の負圧を減圧するためのサブエアフィルタに取り付けてあったワンウェイバルブを以前購入してあった液体用のワンウェイバルブのバネ抜きを行ってポップアップバルブとして使用することにしました。上記のバネ抜きバルブは圧がかかればワンウェイバルブとなり大気圧ではほぼ開いている状態となります。

サブエアフィルタの状態

上記の部分に使用しています。サクションパイプ側で吸われたときにブローバイガスを吸引しすぎて負圧がかかりすぎないようにしています。スペースに余裕があればサクションパイプを長くすれば違った対策が出来ると思いますが苦肉の策です。

ガレージに戻ってばらし作業。

上記の対策、仕様でいつもと同じコースを走行してばらし作業。

走行テスト後のサクションパイプ内部の状態

サクションパイプ内部のオイル散布はかなり減った、かな?

サクションパイプ内部の状態

本当はまったくオイルなどが飛び散らない状態にしたのですが、ゼロにするのは流石に無理かな?

3月初旬の走行後サクションパイプ内部の状態

3月初旬のこんな状態よりは相当マシになりましたね。

 

オイルキャッチタンク内部の状態

オイルキャッチタンク内部の状態。ほぼ水ですね。色がついてますがオイル成分はほぼ見られません。

走行後のステンレス金網の筒に状態

ステンレス金網の状態。水分とオイル成分をキャッチしてくれています。これまで#60を使用してきましたが#100でもつまる事なく良い結果となっているようです。

走行後のオイルキャッチタンクの蓋の裏の部分の状態

オイルキャッチタンクの蓋の裏の部分の状態。水分が多いのですが色が付いているので油分が含まれています。サクションパイプ側に付着しているオイル量はかなり抑える事が出来たので、しばらくこの仕様で様子をみたいと思います。

3月13日、走行後のオイルキャッチタンクの状態

上記は3月13日に同じように走行したときのオイルキャッチタンクに溜まったオイルの状態です。このときは130mlほぼオイルが溜まっていました。このときと比較すれば劇的な対策効果が得られたと思います。

以上、「ブローバイガスのオイルミスト対策4」でした。

 

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