BMW E46 ルーフレールの再塗装
BMW E46 ルーフレールの再塗装
昨年ぐらいから気になっていたルーフレールの塗装。かなり劣化していたので再塗装を行いました。このブログの中でも数年前に一度塗りなおしているのですが、振り返ってみるともう5年前ですね。いや~前回よくもマンションのベランダで塗装したわ(笑)
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前回の塗装は当時残り物の幻のSoft99のチタンシルバー354の缶スプレーの残りを使って塗ったのですが、チタンシルバーを完全に乾かしてからクリアー塗装してしまった為、クリア塗装の足付けが出来ておらす、現状のルーフレールは以下の写真のような酷い状態。
拡大表示しないと塗装の状態がよくわからないかもしれませんが、クリアが剥げてチタンシルバーも剥げてきています。
エアツールのエアサンダーと付属の紙やすりを使用して古い塗装を落として表面をならしました。
ルーフレール自体は素材がアルミのため、アルミ肌が出るか出ないかぐらいまで削り落としました。
プラサフは悪名高きスプレーガンF-75を使用しました。このスプレーガンF-75は購入したら全バラして、カップなどは手を切らないようにエッジの加工を行い、水などを入れて吹いて各部の漏れの確認を行えば十分使用できます。(私が購入したスプレーガンF-75は調整すれば漏れないようには出来ました。)
スプレーガンF-75は購入したままでは内部が汚れていたりするでそのままは使用出来ません。中国製で格安で通常のスプレーガンのセオリーはまったく通用しません。(噴射パターンや塗料量調整ダイアル等)
ちなみに下地塗装用のプラサフはこちらの製品を使用しました。
はじめてのスプレーガン塗装で悪名高いスプレーガンF-75なのでなかなかコツが掴めず、プラサフを結構垂らししまったり、端の部分がうまく吹けなかったりしたので、一度やり直しをして2回目で何とか成功。
上記は2回目乾燥後、プラサフ表面を600番の紙やすりで磨いてマスキングテープを剥がした状態。プラサフならばやり直ししても問題ないだろうという前提で安いスプレーガンを使用して、うまく出来そうならば塗装用のスプレーガンを購入する方向で...(笑)
続いて本塗装のチタンシルバーを塗るために購入したスプレーガンはこちら。
色々諸事情ありですがこのスプレーガンを選んだのんは、私はプロではないのでアセット岩田や明治などのスプレーガンを揃えるほど頻繁に塗装する事はありませんし、だからと言ってプラサフと同じスプレーガンを使いまわすとさすがにメタリックカラーの場合はラメ混入が避けられないらしいので、とりあえず2つのスプレーガンを用意してクリア塗装は缶スプレーで済ませる作戦にしました。本当はスプレーガンをプラサフ用、ソリッドカラー用、メタリック用、クリア用と4つのスプレーガンが準備出来れば良いんですけどね。スプレーガンF-75ならば4つ買ってもいいかなーっと思いつつもやはりベースカラーはある程度調整が効くスプレーガンを使ってみたかったのでこちらのSK11 ハンドエアースプレーガンにしました。
クリア専用のスプレーガンも購入しようか悩んだのですが、ベースカラーを塗装後10分後ぐらいにクリアーを吹かないとクリアー塗装の足付けが出来ないので、一人ですべてスプレーガンを準備して塗装をやるだけの技術は持ち合わせいないので、今回はクリアー塗装はこちらのホルツの缶スプレーを2本購入して塗装しました。(この方法が一番前回と同じ失敗は避けられそうなので。)
SK11 ハンドエアースプレーガンは見た目はまあまあですがスプレーガンタンクは結構作りがよくありません。先のスプレーガンF-75よりかは全然良いのですが、タンクの細部は結構雑な作りです。スプレーガン本体はスプレーガンF-75比較すると相当良く出来ています。(笑)
ちなみにスプレーガンF-75とSK11 ハンドエアースプレーガンはパーツに互換性があるようです。
スプレーパターンや塗料の量を調整するダイヤルもセオリー通りの2回転半を中心に微調整が出来ます。スプレーガンF-75の場合、スプレーパータンが全閉で丸、少し緩めて楕円という感じで微調整が効きませんでした。
エア圧はスプレーガンの根本で調整するよりも今回塗装のために購入したエアレギュレーター側で0.12MPaぐらいに調整してスプレーガンの根本はほぼ全開にして使用しました。
SK11 ハンドエアースプレーガンを使用して354チタンシルバーでベースカラー塗装。細部の塗り残しが無いか確認しつつ15分間おいて2度塗り後、15分置いて1度目のクリアーを塗装して、その後も15分間隔で5回塗りました。
上記は5回クリアー塗装後、1時間放置して表面が乾いた状態。
この後、塗装の完全乾燥を待つため1週間放置しました。
1週間乾燥後、上記の紙やすりセットを使用して研きました。
この紙やすりはかなり優れもので#10000番まで2枚づつ含まれています。
一番番手の荒い#2500番から始めてみました。(正直、#2000番ぐらいからの方がよかったかも?!)
#2500番で水研ぎすると表面の光沢がなくなり、塗装したクリアーの艶がなくなって曇ってきます。
上記は続けて#3000番で研いた状態。少し光沢が出てきました。
上記は続けて#5000番で研いた状態。#3000番とあまり変化がわからないですが、塗装表面を触ると違いがわかりました。
仕上げは先のエアサンダーを使用して手持ちのコンパウンドセットを使用して研きました。
細目、中細、極細の順番にエアサンダーを使用して研いて一応完成。
チタンシルバーの色もルーフとほぼ同じ色で、前回の古いSoft99の缶スプレーのように色違いは殆ど目立ちませんでした。
一応色々な角度からの写真です。もう少しクリア層を研いた方がよかったかな?この部分ならばいつでも研き作業が出来るので一応完成としました。
素人スプレーガン塗装でも大分綺麗に出来かと思います。
以上、「BMW E46 ルーフレールの再塗装」でした。