スマートルームミラーの移設(調整2)
- 2021/05/23 19:48
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スマートルームミラーの移設(調整2)
前回からの続きです。
前方CCDカメラの位置を前回位置から若干調整しました。
変更点はスマートルームミラー本体の下部をダッシュボード上に設置して配置し、前方CCDカメラの固定位置をスマートルームミラー本体中央に配置して少し高い位置に前方CCDカメラを配置するように変更しました。
CCDカメラを中央に配置してスマートルームミラー本体をダッシュボードの下部をダッシュボード上に設置するように配置すると、ダイソーで購入したスマートフォン用の台座の位置を少し斜めに配置する必要があります。(前方CCDカメラが台座にぎりぎり接触しない位置にするため)
前方CCDカメラの配置位置は上記の写真のようしてあります。
ここまで手持ちのパーツを流用してカメラ位置を調整してきましたが、やはり限界というかどうにもカメラ位置がイマイチ。
仕方がないのでCCDカメラの位置を少し上げ、スマートルームミラー本体の台座に接触しないように配置するために5mmのアルミパイプを加工してカメラの位置を調整してみました。
5mm径のアルミパイプ(内径3mm。固定には3mmのネジを使用)をパイプカッターで10mmに3本カットしてロウ付けしました。
関連リンク:
ロウ付けにはいつものロウ付け4点セットを使用しています。
関連リンク:
新富士バーナー ロウ材シリーズ RZ-101 アルミ硬ロウ φ2.0×300mm
新富士バーナー パワートーチ RZ-720(バーナー本体のみ)
ロウ付けをする際、必ず耐火レンガ(SK-32)を使用する必要があります。ブロックなどの上でロウ付けするとブロックが破裂する場合がありますのでご注意ください。
3つにカットしたアルミパイプをロウ付けしてカメラ位置を確認。(アルミパイプは黒く塗ってあります。)この位置でカメラの首振りをしてもスマートルームミラー本体の台座が干渉しなくなりました。
前方CCDカメラの位置はOKとなりましたが、CCDカメラの裏側の基盤がむき出しで、見た目のサイバー感が何とも言えない状態です。
色々と試行錯誤したのですが、カメラ全体を覆うようなカバーを作成してみることにしました。CCDカメラのカバーですが、軽量であること、そして耐熱性が必須条件となります。真夏のダッシュボードは70~80℃になることがあるので、熱に強いプラスチック素材を使用する必要があります。
「何かよい素材はないか?」っと東急ハンズ渋谷店に出向くと、なんとも有力な情報が掲載されており、色々と検討した結果、カメラを覆う35mm径のポリカーボネートの筒を加工して作成してみることにしました。
こちらが東急ハンズ渋谷店で購入した35mm径のポリカーボネートの筒です。1メートルありますが、使用するのは50mmだけです。
カッターで簡単に切れるかと思ったら硬くて切れませんでした。
このカッター で切り込みを入れて、このハサミを使用して筒を切り出して、切り出し面をリューターで削り綺麗に仕上げました。
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続いてプラリペアを使用して筒の片面を塞ぎました。最終的にマットブラックに仕上げるので表面さえ綺麗に仕上げれば問題ありません。
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アルミテープを張り付けたテーブルにプラリペアを流し込んで固めてみましたが、表面はあまり綺麗に出来ませんでした。
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上記の写真では、すでにCCDカメラに設置できるようにこのハサミで切り込みを入れてあります。
マットブラックで塗装してこんな感じに仕上げました。FFCがグレーなので少し目立ちますが、かなりサイバー感はなくなったかな?
カメラと筒の固定には、
両面テープ付きのスポンジをCCDカメラのもともとのカバーに合わせて切って張り付けて、スポンジがポリカーボネートの筒のカバーを押さえつける感じで脱着可能、走行振動程度では外れない感じに出来ました。
ちょっと寂しいので、手持ちのBMWのロゴ(鍵用の11mmです。)を張り付けておきました。(笑)
実際に設置した状態はこんな感じです。
FFCの色がちょっと目立ちますが、またこんなものでしょうか?以前よりは見栄えが少しはよくなったかな?
しばらく使用してまた問題があれば調整していきたいと思います。
以上、「スマートルームミラーの移設(調整2)」でした。