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BMW E46 エアマスメーターの交換

BMW E46 エアマスメーターの交換

少し経緯が長くなりますが、自分の車はフルコンMotecを装備して以来、エアマスメーターを使用していません。

BMW E46のエアマスメーターの場所

※エアマスメーターは図の1番です。

現在Motecでのエンジンマネージメントはインテークマニホールド(以下インマニ)の圧力を軸にほぼ行っています。

Motecが優れている点の1つとして有名な事ですが、エンジンの負荷量(ロード量)を色々なセンサーで行えるので、スロットル開度であったり、インマニ圧であったり、その他を色々なセンサーの値を軸にエンジン制御が行えます。

そのため、自分の車はインマニ圧でエンジン制御を行っているので、BMW E46で一度は遭遇するトラブルであるエアマスメーターの情報は一切エンジン制御では使用していないので、エアマスメーターは吸気抵抗にしかならないため撤去していました。

ところが先日、某BMWのDMEハッキングツールで海外の色々なM52TUBベースのDMEマップが入手可能な事を知り、純正がどのようなエンジン制御を行っているか細かく知ることができました。

純正のDMEの要はエアマスメーター

M52TUBエンジンはNAエンジンなので、スロットル開度によるエンジン制御がほとんどかと思っていましたが、燃料、点火時期、ダブルVANOSに至るまで、ほぼエアマスメーターの値(すなわちエアフィルター通過後の空気量)でエンジン制御が行われていました。

なので、M52エンジン、M54エンジンでは、エアマスメーターは人間でいうところの脳にあたります。(破損、不調の場合は正常にエンジンを制御できない)

エアマスメーターの状態が悪いだけで、エンジンのすべてに影響を及ぼすので、ぶっちゃけ予備のエアマスメーターを持っておいても良いぐらい重量なセンサーとなります。

自分の車はエンジンの制御はMotecなので、エアマスメーターを撤去してもエンジンの始動、走行にまったく問題ありませんが、某BMWのDMEハッキングツールの色々な制御テーブル内容を確認していくと、いくつか気になる点を発見。

意外にもクーラント制御の一部とDISAバルブの一部にエアマスメーターの値を参照して制御している箇所を発見しました。

エアマスメーターを取り外して10年以上走行してますが、エアマスメーターが無くて不具合はありませんでしたが、エアマスメーターの値を参照して制御している箇所(ディバイス)がある事がわかったので、今回エアマスメーターを戻してみることにしました。

エアマスメーターを装備してテスト走行

ちょっとわかりにくいのですが、ダイレクトエアークリーナーとスーパーチャージャーのサクションパイプの間にエアマスメーターを装備してのテスト走行。

流石に空気抵抗が増えるのは仕方ありませんね。

大黒パーキングエリア

上記は、Motecのログをパーキングエリアで取りつつ立ち寄った大黒PA。

金曜日の深夜でも、お祭り騒ぎです。(笑)
話がそれましたが、

BMW M52TUBエンジンのDISAバルブの制御テーブルの一部

エアマスメーターを装備してテストして走りが大きくわかったわけでありませんが、上記は某BMWのDMEハッキングツールのDME制御の中で発見した気になる箇所のマップの1つDISAバルブの開度指定の内容です。(0が開いた状態、1が閉じた状態)

自分の車M52TUBエンジンのDMEはSIMENCE製のMS42という形式になります。

ネット上で拾ったMS42の説明書には3750回転でDISAバルブの開閉を行うという説明だったのですが、上記のマップを見ると縦軸回転数に合わせて、横軸がエアマスメーターの空気量を示す値となっており、DISAバルブ(インマニの容積を制御するバルブ)は、エアマスメーターの値によっては2400回転ぐらいから開いているおり、回転数が高い5940回転以上でもエアマスメーターの値が高い(すなわち吸気量が多い)時にはDISAバルブを閉じていることがわかります。

BMW E46 DMEのクーラントバルブの制御テーブル

続いて上記はクーラント温度制御テーブルの一部。

クーラント温度制御テーブルにはエアコンオン・オフの2つのテーブルがありますが、上記はエアコンオンのときのテーブルです。

マップの値は、多分水温だと思いますが、上記の水温になった場合クーラントの流れを制御するバルブを開くという意味だと思われます。

クーラントはサーモスタットによって強制的にラジエター側に水を流すようになっていますが(E46のサーモスタット温度は97℃)、上記のテーブルの内容は、縦軸回転数に対して、横軸エアマスメーターの値で、指定の温度になったら電子制御できるクーラントバルブを開くという内容だと推測します。

あくまでも自分の推測なので間違っているかもしれませんが、先のDISAとクーラント制御の電磁バルブは、少なからずDME上ではエアマスメーターの値を参照して制御を行っているようです。

これまでエアマスメーター無しで10年以上、特に大きなトラブルはありませんでしたが、エアマスメーターの値を参照してい動作しているエンジン周辺ディバイスがあることわかったので、継続的にエアマスメーターを戻すことにしました。

10年ぶりのエアマスメーターは...

エアマスメーターを取り外した理由は故障ではないので、しまってあったエアマスメーターを装備したのですが、

破損したエアマスメーター

エアマスメーターのセンサー部分が破損したときの保護目的?で付けられているABS樹脂の部分が経年劣化で破損して簡単に割れてしまいました。

破損したエアマスメーター本体

エアマスメーターの内部にあるセンサーに直接触れなければ問題ないのですが、10年近く使っていたエアマスメーターなので内部のセンサー部分も経年劣化で外れたりするのは怖い状態。

自分が知る限りエアマスメーターの交換は当時8万ぐらいかかった記憶があったので、しばらくこのまま装備しようかとも思ったのですが、アマゾンで調べてみるとパーツのSOLさんが1/10の価格で販売しているのを発見!

関連リンク:

1/10の価格ならば、っと思い金曜日の深夜に注文して、日曜日に到着しました。

SOLさんで購入したBMW E46のエアマスメーター

価格があまりにも安いので少し心配でしたが、しっかりと作られています。

SOLさんで購入したBMW E46のエアマスメーター

こちらは、空気が入る側です。

特に問題なさそうです。

SOLさんで購入したBMW E46のエアマスメーターのセンサー部分

こちらが、手持ちのエアマスメーターの破損した側。

ABS樹脂なのでプラリペアなどで修理しようかとも思いましたが、再び破損したら怖い部分なので、今回は修理を諦めました。^o^;

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センサー部分をよくよく見てみると、初めに装備されていたエアマスメーターとは少し作りが違うようです。

E46のエアマスメーターの仕組みは、センサー部分を抵抗熱で温めて、流れる空気によって冷やされた抵抗値を読むという非常に単純なものなので、SOLさんから購入した方が作りとしては頑丈なような気がします。

SOLさんで購入したBMW E46のエアマスメーターの刻印

今回購入したエアマスメーターは、SOLさんのオリジナルOEM製品のようです。

エアマスメーターに上記のような刻印がありました。

今回、エアマスメーターの動作不良等での装備・交換ではありませんが、エアマスメーターは取付場所が常に空気が流れる部分なので、内部のセンサー部分がどうしても汚れます。

特に社外品のエアクリーナーやダイレクトエアークリーナーを装備している方は、純正の紙でできたエアフィルターと比較すると、どうしてもエアマスメーターのセンサー部分を汚す傾向にあります。

エアマスメーターは洗浄は禁止とされておりますが、パーツクリーナーに漬ける感じで汚れを洗い流し、完全に乾燥させれば、一時的に機能回復ができるようなので、エアマスメーターの動作不良、すなわちエンジン動作不良の場合には、ダメ元で一度は洗浄してみることをお勧めします。(最終手段として考えてください。)

※絶対にエアマスメーターのセンサー部分には、パーツクリーナーを直接吹きかけたりしてはいけません。(スプレー圧で破損したりします。)

今回、BMWのDMEハッキングツールから知りえた情報で考えるとエアマスメーターのトラブル・動作不良によって、アイドリング不調(アイドリングコントロールバルブの制御)、エンジンの吹け上りが悪い(燃料、点火時期テーブルの制御)、加速が悪い(DISA、ダブルVANOSの制御)、水温が安定しない(クーラント電磁バルブの制御)などの原因が解決する可能性があるかと思います。

以上、「BMW E46 エアマスメーターの交換」でした。

 


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