予算3,000円で効果絶大!汎用ミニカナードを付けてみました!
予算3,000円で効果絶大!汎用ミニカナードを付けてみました!
車のパーツでカナードという名前を初めて聞いたのは2003年頃かな?
E46M3で装備している人がいたので、その当時は色々理由あって「フーン」って思っていたんですけどフロントタイヤハウスのエアーを抜くためにフロントバンパーの左右に付ける小さな羽をカナードって言います。
基本的にダウンフォース(抑え)を得るものではなく、フロントホイールハウスの左右に乱流をわざと発生させて、その乱流によってフロントハウスのエアーを引き出すというものです。
細かな理屈的な話は専門家の方のページを検索して読んでいただくとわかりますが、走行中のフロントホイールハウス内部のエアーは車にとって抵抗だらけで、エアーを抜く事は車が走行する上でメリットしかないという事です。
自分が思うに歴史的に見るとホイールハウスにダクトを付けて抜くというのが昔ながらの定番方法で、後発がカナードになるのかな?
自分の車のフロントフェンダーにはダクトが付いていますが、もちろんダミー。
過去にこのダクトを貫通させようとしたんですが、E46のセダンにRacing Dynamicsのフロントフェンダーダクトを貫通させた車両がStudieさんの仙台店にあったそうで、あの場所のフロントダクトを貫通させると泥だらけになるという事を相●さんから教えてもらったのをよく覚えてます。
もう少しダクトの位置が下なら、目立たないかもしれないそうですが、かなり高い位置にあるダクトはメリットよりもデメリットの方が多いとか。
そういえば、BMWはかなり昔の車種でもフェンダーにダクトがありましたがすべてダミーだそうです。(StudieのBOBさんから教えてもらいました。)
話がそれましたが、今回カナードなるものを付けてみようと思いつつもバンパーに穴を開けるのは流石にちょっと抵抗があるし、ねじ止め・リベット打ちだと車検はNGだろし、ただし同系色に塗って車幅から飛び出なければOKとか嘘か本当か?色々な噂話を聞いたりしてはいたのですが、なかなか取り付けに踏み出せませんでした。
そんな中、ネットで汎用ミニカナードなるものを発見。
関連リンク:
Bruce & Shark 6個 汎用 カー/オートフロントバンパーフィン スポイラー カナード
両面テープ止めで、若干R(曲がり)が付いていておまけに6つセットとの事なので、入手してみる事しました。
※同等の商品が色々な所で販売されていると思いますので、気になる方は「汎用 カナード」で検索してみてください。
汎用ミニカナードを入手してみる
6つセットのカーボン柄というものを入手してみました。
素材は固めのゴムで手で曲がるし、これなら人がカナードに擦ってもまず怪我をすることはないでしょう。
カーボン柄の部分はゴム素材を削ってそれらしく見せている「なんちゃってカーボン柄」です。(笑)
色々調べてみると、同じ形でカーボン柄無しもあるみたいです。
色々な商品サイトを見ると、レビューに「両面テープがいい加減」みたいな事が書かれているのを何カ所かで見かけたので、初めから貼られている両面テープには期待してませんでしたけど、案の定かなり大雑把でした。(苦笑)
使用している両面テープは3Mの結構良いものっぽいので、止める力はかなりあると思いますので、そのまま使っても外れることはなさそうですが、このまま付けて落としたら残念な思いをするのは自分なので、両面テープすべて剥がしてプレソルで脱脂しました。
関連リンク:
購入した汎用ミニカナードの固定面の幅は約20mm前後ぐらいなので、エーモンさんから販売されているエアロパーツ用の強力両面テープを使用して、カナード本体に貼りました。
関連リンク:
エーモン 超強力両面テープ エアロパーツ用 幅25mm×長さ2m×厚さ1.0mm 1708
この両面テープは幅25mmありますので、汎用ミニカナードの全面に一枚で貼り付ける事ができます。
両面テープを広げて、その上にカナードを押し付けていく感じで貼ると綺麗に晴れます。
両面テープのはみ出した部分は、両面テープの厚みが1.0mmあるのでカッターなどでは綺麗には切れませんので、ハサミを使います。
普通のハサミだと切りにくいのですがこのハサミを使って少しづつ切り取ると比較的綺麗に両面テープを切ることができます。
関連リンク:
このハサミはそもそもは薄いアルミ板などを切ることができる金ばさみの1つなんですが、色々な多用途ばさみで大変便利です。
汎用カナードを取り付けてみる
バンパーの取り付ける部分も脱脂を行い、汎用カナードの丸みになるべく合うような角度で、カナードの効果が得られそうな場所に貼り付けてみました。
片側で位置合わせをしたら、貼る位置を計測してもう片方側にマスキングテープでマーキングして左右対称となるように貼り付けしました。
写真のような角度でバンパーの丸みに対してカナードの丸みが合う位置に合わせれば両面テープが浮きはしませんでしたが、一応念のため両面テープで止めた汎用カナードの上から養生テープを張り付けて一晩置きました。
カナードの角度ですが、角度をつけすぎると抵抗になってしまう反面、風が綺麗に流れすぎると乱流が発生しないので意味が無くなってしまうようです。
この場所のカナードはフロントタイヤ横周辺に乱流が発生させることを目的にとりつけ、角度や場所は繰り返し調整する必要がありそうです。
正面からみると、猫みたいだ。(笑)
テスト走行してみてびっくり!
昨晩、テスト走行に首都高速を走ってみましたが、びっくりするぐらいの効果がありました。
直線安定性が全然違いますね。
レインボーブリッジをお台場方面に向かうと緩やかな傾斜のある左コーナーの部分でのフロントタイヤの接地感がこれまでとまったく異なります。
もっと早くに取り付ければよかったなーというのが正直な感想です。
最近、よく見かける大きなカナード取り付けている人の気持ちがよくわかりましたね(笑)
汎用カナードと両面テープで予算3,000円以下でこれれだけの効果が得られるのはかなり良いかと思います。
以上、「予算3,000円で効果絶大!汎用ミニカナードを付けてみました!」でした。