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リア・トーコントロールブッシュ交換 BMW E46

リア・トーコントロールブッシュ交換 BMW E46

現在の足回りに関してリアは特に気になる点は無かったのですが、低速でブレーキを踏んだ時に右リアから「コン」っと軽い音が気になり、これまで交換した記憶が残っていなかったので、リア・トーコントロールブッシュの交換を行いました。

と言いつつも、自分の記憶に無いだけでリア周りの全ブッシュ交換は何度か行っているのでその際に交換はしているはずなのと、流石に19年(今月で自分の車は製造されてから19年になります。)23万キロ走行して一度も交換しないで済む場所ではありませんので、何度か交換はしているはずなんですけどね。(笑)

スーパーチャージャー装備してから、特にリア駆動系にはノーマル状態よりも倍以上のパワー&トルクがかかるので、消耗品となるブッシュ関連は通常よりも劣化が早いといった弊害もあります。

今回は、純正のトーコントロールブッシュへ交換を行いました。

リア・トーコントロールブッシュを含め、BMWは足回りにゴムブッシュ素材を多用し、経年劣化したら交換という考え方なので、リア足回りの異変が出たら疑うべき箇所の1つです。

複数のメーカーから強化品も販売されていますが、ゴムブッシュ代用品は、実績のあるメーカーの物を使用することをお勧めします。(過去にテストで装備したフロントのロアアームコントロールブッシュが外れてしまった等というケースもありました。)

 

Studieのピットで作業待ち

作業は毎度のStudie横浜さん。

今回、高速走行中にステアリングにバイブレーションを感じるのですべてのタイヤのホイールバランスを再度調整作業も同時にお願い致しました。

 

BMW E46 トーコントロールブッシュ

取り外す前のトーコントロールブッシュ。

潰れたり、ブッシュが劣化して飛び出した後もありません。
ですが、前回ロアアームコントロールブッシュを交換した際、見た目の劣化は殆どありませんでしたが、交換したらステアリングのコントロール性が極端に良くなった事もありますので、ゴムブッシュ系は走りを維持するならば定期交換部品ですね。

関連記事:

ブレーキ踏んだ時に発生する問題はやっぱりこれでした!ロアコン交換 BMW E46

 

トーコントロールブッシュのブラケットを外した状態

ブラケットを外して確認すると、やはり交換してありました。

スーパーラップ製のハードタイプのトーコントロールブッシュが装備されていました。

いつのタイミングで行ったのか覚えてませんが、結構な年月が経過していると思います。

ちなみにこの部分もピロボールタイプへ変更可能ですが、サスペンションがすべてピロボール化しているので、かかった力を逃がすためにあえてゴムブッシュタイプを使用しています。

レーシングカーのような一発勝負なら別ですが、流石に全ピロ化は日常利用の車では無理があります。

 

SSTを使用してトーコントロールブッシュを外しているところ

 

SSTを使用してトーコントロールブッシュを外します。

ですが純正パーツと違うためか、なかなか外れません。

 

交換する純正トーコントロールブッシュ

上記は、今回装備する純正のトーコントロールブッシュです。

純正パーツのくせに管理方法が最悪で、金属ブッシュを埋め込む箇所に写真のようにパーツ番号ラベルが貼られていますので、シール剥がしを塗って放置。

 

取り外したハードタイプのトーコントロールブッシュ

悪戦苦闘すること、やっと外れました。

純正のトーコントロールブッシュと比較すると一発でわかりますが、純正のトーコントロールブッシュは挿入がしやすいようにブッシュに切れ目が入っています。

ハードタイプは長持ちするのが売りですが、ゴム素材である以上劣化はするので、交換を考えるならば純正パーツを繰り返し消耗品として交換するのが良いのかもしれません。

ちなみに取り外したトーコントロールブッシュを横から見てみると内部の軸受けの部分が斜めになっていました。

 

トーコントロールブッシュを取り付けるアーム(右後ろ)

リア右後ろ側のトーコントロールブッシュを外した状態。

 

トーコントロールブッシュを取り付けるアーム(左後ろ)

リア左後ろ側のトーコントロールブッシュを外した状態。

 

トーコントロールブッシュを取り付けた状態(右後ろ)

トーコントロールブッシュの挿入はSSTを使用して簡単に挿入できました。

ハードタイプのトーコントロールブッシュは外すことをあまり考慮していないようです。

 

トーコントロールブッシュを取り付けた状態(左後ろ)

こちは左側。

外すのに2時ぐらいかかり、装着は30分ぐらいでした。

トーコントロールブッシュのブラケットを装備

リア周りはアーム根本を外すので、この後、アライメント調整を行います。

その前に今回、フロントに5mmのスペーサーを挿入しようと試みました。

ツラいちにしたいというのもあるのですが、フロントのトレッドを若干でも広くしたいというのが目的で、5mm程度ならばフェンダー加工無しにいけると思い手持ちのスペーサーを持参。

 

持参した5mmのスペーサー

 

かなり年期入ってますね。(笑)

関連リンク:

BMW ホイールスペーサー 5mm PCD120 M12/M14対応

Studieさんが綱島街道にある頃(今から16年前)に10mmのスペーサーをリアに入れようとしたのですが、何度もフェンダー爪折を繰り返し調整しても干渉してしまったため、余っていた5mmのスペーサーと交換して装備してもらった時の思い出深いスペーサーです。(笑)

関連リンク:

BMW ホイールスペーサー 10mm PCD120 M12/M14対応

 

ホイールボルト(短い)

スペーサーを装備しようと思ったのですが、前回の車検の際にホイールボルトが擦り切れてきたのでマックガードを含め全交換した際に、通常のボルトサイズを装備してしまったため、ボルトの長さが足りず、スペーサーの装備は諦めました。

関連リンク:

マックガード ( McGard ) ホイール ロックボルト BMW M12×P1.5 M12x1.5  E46 E36 E39 E60

 

上記のボルトをそのまま使うと、ねじ山3つぐらいしか締められなくなってしまいますので。(苦笑)

 

ホイールバランスのとりなおし

トーコントロールブッシュを交換しながら、ホイールバランスを再度取っ手もらいました。

 

バランスとり中

一応、全部バラストを外してから、4本すべて調整してもらいました。

これで、高速時に感じるバイブレーションが収まると良いのですが...。

G-SWATアライメント調整開始

トーコントロールブッシュの交換、ホイールバランスの調整が完了後、アライメント調整を行いました。

G-SWATはおなじみですね。

G-SWATアライメント調整中

フロントのステアリングギアボックスの交換を行った際にもアライメント調整したので、3週間ぶりぐらいになるかな?(苦笑)

3週間で走行距離は1000km弱でしたが、フロントも少しずれてました。

この3週間、特に大きくヒットしたり、無茶な走りはしていませんが、一般道を走行すれば、アライメントは必ずずれるということですね。

 

フロントタイロットの再調整

アライメント調整後、テスト走行して、気に入らないのでまた調整。

何度も、何度も、メカさんすいません。m(__)m

今回次いでに、次回の作業のためにミッションオイル交換を行いました。

1速への入りが若干渋くなってきたので、そろそろ替え時か?っと思ったので、リフトアップ次いでにお願いしました。

自分の車は、ここ2回ぐらいは1年ペースでのミッションオイル交換サイクルです。

BMWのマニュアル乗りで、シフトの入りが渋くなったらミッションオイル交換は早めにした方が良いです。

 

本日の作業のインプレッション

交換後の帰り道のインプレですが、リア周りはシャキッとしました。

ミッションオイルの交換によって、1速へもスコスコ入るようになりました。

高速走行時に感じるバイブレーションですが、第三京浜だと路面があれているので分かりにくかったのですが、前よりは少しは良くなった感じがしますが、まだちょっと納得できませんね。

バイブレーションの原因が特定できませんが、タイヤ溝も半分ぐらいまで使い切っているので、タイヤが原因ではないかと推測してます。

今年の車検は今のタイヤで行けそうなので、しばらく様子見かな?

以上、「リア・トーコントロールブッシュ交換 BMW E46」でした。

交換時走行距離:234,933km

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