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ガソリン臭いのでチャコールキャニスターを交換しました!(BMW E46)

ガソリン?、オイル?、ブローバイガスの匂い?!

車内の臭いの原因が特定されないままなのでチャコールキャニスターの交換を行うことにしました。この車では、チャコールキャニスターの交換は今回で2回目となります。前回交換したのは、2006年ぐらいだったかな?

もう10年経過してましたね。(苦笑)

チャコールキャニスターは法律での規制やDラーなどでも定期交換部品とかでないみたいなので(半永久的に使用できる?!)、トラブルがない限り交換することはない部品のようです。実際に中身を明けて確認した事はありませんがチャコールキャニスターの中には炭のツブツブが入っており、そのツブツブが経年劣化で粉になってしまうとほぼ機能しなくなるみたいです。

チャコールキャニスターが原因でのトラブルは、アイドリングが安定しない時、ガソリン臭い時等、交換理由は様々のようです。特にガソリン臭いという症状のときは、疑うパーツの代表みたいな感じでしょうか?

Dラーなどでは、チャコールキャニスターの重さ(重量)のを計測し、重くなっている場合で、これらの症状がある場合は確実に交換対象となります。

内部の炭の吸着能力が経年劣化しますので、一応、消耗品ではあります。

 

チャコールキャニスターの役割

チャコールキャニスターの役割は、ガソリンタンク内のガソリンが気化して、タンク内部に充満してしまうのをチャコールキャニスターに詰まっている炭に一時的に吸わせます。

BMW E46 チャコールキャニスター

ガソリンタンク内部は走行中にガソリンタンクが揺れたり、気温変動によるガソリンの気化、エンジンに燃料ポンプで送られて余ったガソリンが戻ってきたときに気化(M52TUBエンジンの場合はガソリンがかなり温められているので気化率が高いです。)するなど、常に気化したガソリン充満するようになっています。ガソリンは気化しやすいので、車を動かさなくてもタンク内部にガソリンが少しでも入っていれば気化されたガソリンがタンク内部に少なからず充満します。

気化したガソリンをそのままにするとガソリンタンクの内部圧が上がってしまうため、チャコールキャニスターに気化したガソリンを一度吸着させます。

そして走行中にエンジンの負圧によってチャコールキャニスターに吸着した気化したガソリン成分を吸い込ませ、ガソリン成分を大気解放しないように処理する流れになります。

BMW E46、E39、Z3、チャコールキャニスターとベントバルブの構成図

 

BMW E46/E39の場合、アイドリング不安定、アイドリング回転数の異常、エンスト、走行中エンジンの回転に異常がみられる場合は、このチャコールキャニスターとエンジン(インマニ)をつなぐ間にある制御バルブ、チャコールキャニスターベントバルブ(図の1番)の故障が原因であることが大半です。

チャコールキャニスターベントバルブ

Studieさんで聞いた話では、先日交換したキャニスターベントバルブが故障することが非常に多いそうで、チャコールキャニスターに溜まった気化ガソリン成分をキャニスターベントバルブが開きっぱなしになってアイドリング不安定となるとのことです。

 

 

関連記事:

ガソリン臭いのでキャニスターベントバルブ交換しました!(BMW E46 )

 

キャニスターベントバルブの故障によるアイドリング関連のトラブルが発生するのは納得ですね。通常より燃料がリッチ(濃い)な状態になります。

先日交換したキャニスターベントバルブの交換は、故障したわけじゃないんのですが、16年経過しているので壊れていてもおかしくないので交換することにしました。

キャニスターベントバルブの故障したときの症状として、高速を走行後にエンストするなどの症状はキャニスターベントバルブが原因であることが多いそうです。(気化したガソリンがガソリンタンクに充満して、チャコールキャニスターがひたひたになるぐらいの状態になり、そのガソリン成分で燃料が濃い状態になるため。)

ちなみにキャニスターベントバルブは良く故障しますが、チャコールキャニスターはそんなに頻繁に交換するような部品ではありません。

交換のタイミングとしては、キャニスターベントバルブが固着して閉じたままになってしまった場合は、キャニスターベントバルブと一緒にチャコールキャニスターを交換したほうが良いでしょう。(チャコールキャニスターがひたひたになっている可能性があるので。)

チャコールキャニスターの交換作業

交換は毎度のStudie横浜店で行いました。

 

チャコールキャニスター交換のためリフトアップ中

チャコールキャニスターの場所ですが、自分の車はE46M3マフラー/リアフェンダー加工してありますが、幸いにもチャコールキャニスターはノーマルのままの位置に取り付けてあり、リア右給油口下辺りです。

よく前期型のE46のエンジンルームにある二次エアポンプとチャコールキャニスターを間違える方がおりますが、後期型のM54にもチャコールキャニスターはありますのでご注意ください。
(M54も高年式になってきましたので、ガソリン臭いと思った方は、チャコールキャニスター関連を調べてみるとよいかもしれません。)

BMW E46 チャコールキャニスター

これがチャコールキャニスター(取り外し前)です。

3つのホースが接続されています。

 チャコールキャニスターに接続されるホース

青色のホースの1つはガソリンタンク(上記図の〇無し8番、もう1つはエンジンルームへ向かい(上記図の〇無し4番)、キャニスターベントバルブに接続されています。

canister3.jpg

上記がE46に実際に装備されているチャコールキャニスターです。
チャコールキャニスターは法律での装備規制があるのでBMWの場合形状が国によって異なることがあります。日本国内のE46の場合ヨーロッパ仕様なので上記の形状になります。(並行輸入車の場合、輸入した国によっては仕様変更の必要があるかと思わます。)
ガソリンタンク上部から上記のチャコールキャニスターの1番に接続され先の図の〇無し8番、3番が先ほどのキャニスターベントバルブ先の図の〇無し4番)へ接続されています。

2番(上記図の〇無し6番)はチャコールキャニスターの内部で吸着された気化ガソリン以外の空気を大気に開放します。大気開放といってもチャコールキャニスター内部の炭の粒をフィルターしての開放となりますので、ガソリンタンク内部の気化したガソリンがダイレクトに大気開放される事はありません。

ちなみに以下がBMW E46のチャコールキャニスターの説明原文です。

 

Active Carbon Cannister: As the hydrocarbon vapors enter the canister, they will be absorbed by the active carbon. The remaining air will be vented to the atmosphere through the end of the canister allowing the fuel tank to “breath”. When the engine is running, the canister is then "purged" using intake manifold vacuum to draw air through the canister which extracts the hydrocarbon vapors into the combustion chamber.


(上記機械翻訳)

活性炭キャニスター:炭化水素の蒸気がキャニスターに入ると、活性炭に吸収されます。残った空気はキャニスターの端から大気に排出され、燃料タンクが「呼吸」できるようになります。エンジン稼働時には、インテークマニホールドのバキュームを利用してキャニスター内の空気を吸引し、炭化水素蒸気を燃焼室に抽出することでキャニスターを「パージ」します。


E46やE39などの車両で、チャコールキャニスター周辺がガソリン臭い、またたトランクを開けたらガソリン臭いなどの症状がある場合、チャコールキャニスター本体から大気開放されたガソリン成分が臭っている可能性があります。(燃料タンク、燃料関連のホース、キャップ、ポンプの破損以外で臭う場合は一度、チャコールキャニスターを疑ってみるとよいでしょう。)

また、E46でトランク(リアシート付近)からガソリン臭が車内に充満する場合、こちらの記事が参考になるかもしれません。

関連記事:
トランク、車内がガソリン臭い?!埃っぽい原因究明(BMW E46)



チャコールキャニスター(取り外し前)の写真の中にキャップ(蓋)をした配管がタイラップで止めてありますが、これはインテークマニホールドからの負圧ホースです。純正ノーマルのマフラーに音量制御の開閉バルブ+マフラー内部にフラップが付いており(328/330のみだった気がする)そのフラップバルブ制御用の負圧配管がここにきています。

社外品マフラーやBMW Performanceのマフラーに交換すると、このように負圧配管は蓋をして未使用となります。

 

チャコールキャニスターの重さを比較

さて、気になる新品との重さの比較ですが、手でもっただけの感じですが、やはり新品の方が軽かったです。(極端に差は感じませんでした。)

気化したガソリン以外も湿気なども吸っているので重くなるのは当然ですね。

 

新品のチャコールキャニスター

車内での臭いの原因が、ガソリン(生ガス)?、オイル?、ブローバイガス?!一体、どれが原因の臭いなのか特定できておりませんが、ガソリン臭に関連する問題はこれで一応すべて対策したことになります。

自分的には、オイルかブローバイガスだと思ってますが、関連するほぼすべてを交換したことになりますので、これでしばらく様子をみて見たいと思います。

以上、「ガソリン臭いのでチャコールキャニスターを交換しました!(BMW E46)」でした。

関連記事:
トランク、車内がガソリン臭い?!埃っぽい原因究明(BMW E46)

 


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