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BMW(E系ほぼ全部)のパワステタンクからのオイル漏れ対策

先日、パワステフルードの交換とパワステタンクの蓋&パッキンの交換を行いました。

そのときのブログでもその時交換したパワステタンクの蓋の構造をご紹介しました、パワステタンクの蓋の裏(中)側は、中央のオイルゲージから蓋の横に穴が貫通しております。

BMW パワステオイルタンクキャップ

BMW パワステオイルタンクキャップ
上記の写真からもわかるように、タンク蓋の穴からオイルが漏れるような構造になっているがわかります。

この部分からパワステオイルが漏れる原因は、ステアリングの据え切り(駐車場などで、停止したままステアリングを切る状態)やサーキット走行などで強烈なGがかかった場合や、激しいバンプなどでオイルが漏れたりするようです。

なので、パワステオイルタンク付近にオイル滲みがあっても、蓋が緩んでいる、またパッキンが悪いと勘違いしないでください。(緩んでいる場合や、パッキンがダメな場合もあります。)

今回、交換したパワステオイルタンクの蓋の部品番号は32416851332で、パーツ番号が更新されており、最近のBMW用に刻印がCHF Oil Onlyと記載されいましたが、E46を含む古いBMWはパワステ専用のフルードCHFではなくATFオイル(オートマチックトランスミッションのフルード)を使用するようになっていますが、現在はCHF Onlyの蓋しか販売されていません。

今回、購入したパーツ番号(2017年現在)をこちらのオンラインETKで調べてみると、このパワステオイルの蓋って、E系のBMWはほぼ全部共通部品だったりします。(笑:詳細はこちら

古くはE30やZ8まで含まれてますし、E83などの比較的新しい車種もすべてで使用されています。

ということは、大半のBMWは、パワステオイルタンク付近にオイル滲みがあったりするってことでしょうかね?(笑)

エアコンを外気循環をしている人(都内では大半の人がエアコンが内気循環になっているそうですね)で、時々オイル臭いなんて思った方は、もしかするとパワステオイルタンクのオイル滲みによるオイル臭だったかもしれません。

特にE46はパワステタンクがカップリングファンの風を受ける位置にあるので、そのままエアコンフィルタに向けて流れていきますので、オイルの匂いが直撃してしまいます。

また、最悪なのはパワステタンクの丁度真下辺りに、オルタネーターが取り付けられているので、パワステオイルによってオルタネーターの寿命が縮んだり、故障の原因となる可能性があります。

今回、このパワステオイルタンクの蓋を加工して、パワステタンク周辺にオイルが滲まないような対策をしてみることにしました。

まずはじめに、パワステオイルタンクの蓋のオイルが漏れる穴の径を計測。


BMWパワステオイルタンクキャップの穴の径計測

約4.7mmぐらいで素材はABS樹脂なので、この穴に6mmのタップを立てます。

BMW パワステオイルタンクキャップの空気穴にタップを立てる

ABS樹脂なので、簡単にネジが切れます。

上記の蓋は交換前の古い蓋です。蓋自身は特に劣化は見当たりません。パッキンは新品を付けてあります。

タップにネジをねじ込み確認

6mmのネジを付けてタップの状態を確認します。
続いて、ここに取り付けるアルミパイプを作成します。

ホースジョイン用のアルミパイプ素材

渋谷の東急ハンズで購入してきた5mmのアルミパイプ。これを6mmでネジを切ります。

アルミパイプへバイスでネジ切り

ダイスで6mmのネジ切中。

ネジを切ったアルミパイプ

ネジを切りました。

使用したバイス

本当は6mmのアルミパイプの方がよかったのですが、肉厚な6mmパイプがなかったので、5mmのパイプに6mmでネジ切を行いました。接続先がABS樹脂なので、まず大丈夫でしょう。

パイプカッターでアルミパイプ切断

パイプカッターで20mmに切断。

パワステオイルタンクキャップへアルミパイプを接続

パワステオイルタンク蓋に仮組。しっかりと締まりました。

作成したオイルエレメントキャップオイル漏れ対策アルミパイプ

1000番、2000番のサンドペーパーで磨き、さらにピカールで磨いてアルミパイプの完成です。

BMWパワステオイルタンクキャップの改造完了

この蓋に取り付けたアルミパイプに、シリコンホースを取り付けて、噴出したオイルをタンクから離れた場所に落とす形にすれば、パワステタンク周辺へのオイルの飛び散りはなくなります。

今回は、パワステオイルタンク用のオイルキャッチタンクを作成してみることにしました。


大量に噴き出すことはないので、小さなものでアルミ製の物と思い、100円均一などを色々と探し回ってみたのですが、良いものが見つらなかったので、今回は、アルミボトルで小さな物で利用できそうなハウス食品の「うこんの力」のアルミ缶を使用することにしました。(笑:今回初めて飲んでみましたが、あまり美味い物じゃないですね。)

パワーステアリングオイルキャッチタンクの作成

そのままでは見た目がよくないので、アルミ缶をサンドペーパーで磨いてみました。

Holtsのペイントリムーバーを使うと簡単に剥がせるとの情報を元に、代官山のオートバックスへ出向いてみましたが、店頭在庫なし。

色々調べてみると、圧力鍋で20分間ぐらいアルミ缶へ圧力をかけると、除光液で簡単に塗装が落とせるとのことだったので、トライしてみましたが、簡単には落ちませんでした。(圧力不足?!)

なので、600番 -> 1000番のサンドペーパーで水研ぎしました。

パワーステアリングオイルキャッチタンク

蓋の細部がやっぱりどうにも難しいです。

このままでは見栄えがよくないので、塗装することにしました。

その前に、このアルミ缶に取り付けるアルミパイプを加工します。


パワーステアリングオイルキャッチタンク用のアルミジョイント作成

先と同じように、今度は5mmのダイスでネジを切ります。

アルミジョイントネジ切り

パイプカッターで20mmに切断。このパイプを2本作成しました。

完成したパワーステアリングオイルキャッチタンクのアルミジョイント

仮組状態です。

このどちらかにパワステオイルタンクからのホースを接続します。

タンク内部は大気圧にしておく必要があるため、2つの取り付けました。

パワーステアリングオイルキャッチ塗装前

塗装前のマスキング状態。

パワーステアリングオイルキャッチタンク塗装後

マットブラックで塗装完了。接続するパイプの磨きも完了。

パワーステアリングオイルキャッチタンクアルミジョイントへネジ止め剤

アルミパイプのネジは、耐熱ねじ止め剤で固定しました。

パワステオイルタンクへ装備

先のパワステタンクの蓋に取り付けたアルミパイプにシリコンホースを取り付け、

パワステオイルタンク用オイルキャッチタンク

作成したアルミ缶へ接続しました。タンクからアルミ缶へのホースは、下に向かうように配置しました。

これで、パワステタンク付近のオイル滲み、オイル飛びは回避できるようになるかと思います。

しばらく様子をみて、使用状況などをレポートしてみたいと思います。

しかし、BMWは、どうしてパワステタンクのオイルの吹き出しを放置するんでしょうかね?かなりひどくオイルが滲んでいる車も見たことがあります。オイルが噴き出すようなステアリング操作をするな!ということでしょうか?

E46は場所が場所だけに、対策してほしかったのと、毎回パーツクリーナーで洗うにもスペース的に結構気を遣う場所なので、もう少し何とかしてもらいたかったと思ってます。


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