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E46 LEDテールライトで気になっている事の対策

自分の車は、確か2005年にテールライトをLED化しました。

当初、最終型のE46ではLEDテールライトがメーカー純正などが出てきていたと記憶しております。自分の車はクーペの初期モデル(ファーストロットのドイツ製)なので、ライトユニットがE46の初期モデルのため、LED化するためのライトユニットのコーディングがそのまま行えません。

E46のライトユニット(スイッチの部分)は、3バージョンぐらいあり、おまけにキセノン対応バージョンとハロゲン(今では懐かしいですね。)の2つをサポートするようで何やら複雑な構成になっていたと記憶しております。


LED化を純正パーツで行うには、ライトユニット(スイッチの部分)も交換し、さらにコーディング作業が必要となるため、当初ヤフーオークションなどで乱売されていたE46のテールライトから、もっとも純正に近いLEDタイプDEPO製のものを選択し、自分で取り付けを行いました。

取り付けたのはよいのですが、一応、回路設計などもやっていた自分としては、どうにも許せない部分が、DEPO製の裏についている、こいつです。

メタルクラッド抵抗

メタルクラッド抵抗という名称は後から付いたんでしょうかね?

単純にセメント抵抗(高いワット数を長い放熱できるタイプ)にアルミフィンを取り付けて放熱できるようにしてあるだけの抵抗で、今では容量制限がありますが、秋葉原などでも千石電商さんあたりでも簡単に手に入手可能です。(単純にセメント抵抗にアルミフィンをつければ同じですけど。)

※もし、車関係でメタルクラッド抵抗を探している方は、千石電商さんのサイトとか確認して入手したほうが良いかもしれません。

このメタルクラッド抵抗は、何のためについているかというのは、多分多くの方がご存知だと思いますが、ライトユニットの玉切れライト点灯防止のために、LEDライトと並列に取り付けられています。

正直、こんな大電流を流す抵抗(電球の代わりとして単純に入れてあるのでしかたないです。)つけることが許せないまま11年近くの歳月が経過してしまいました。笑

ライトユニットがどのように玉切れ判断しているのかわかりませんが、ある程度電流を流す必要があるらしく、上記の写真の20Ω抵抗の場合、13.8V計算で、0.69A、690mAも消費させているのは、本当に無駄な行為としか言いようがありません。

LEDでは消費電力が少なすぎるため、玉切れ警告灯を騙すのに抵抗を入れるのが一番単純で確実な方法ではありますが、電球の内部抵抗なんてほとんどないようなものですから、メタルクラッド抵抗のような大電流を流せる抵抗が必須となるのはわかりますが、どうにも交換したい思いがあり、先日、秋葉原で購入してきたコンデンサーに置き換えました。(早くやれよ)

ちなみにこのメタルクラッド抵抗を外すとどうなるか?というと高速でウインカーて点滅します。

これは、ウインカーライトが切れていることをドライバーにわからせるための目的もあるようです。

ちょっとコネクターごと作り変えて、コネクターに来ている電圧の極性を調べて、電解コンデンサーの置き換えました。
メタルクラッド抵抗を置き換えた電解コンデンサー

使用した電解コンデンサーは、2200μF 35Vの105℃のものです。1つ120円だったかかな?(千石電商さんで購入)
コンデンサー容量はあまり大きすぎても少なすぎてもだめなようで、ネット上で調べた限りでは、1000μFあればOKみたいな記事をみかけました。ライトユニットは玉切れ判定を流れる電流量で判定しているということですかね?

万が一、真似をするような人はいないと思いますが、もし真似をするならば、抵抗にかかっている+/-極性を必ず調べてください。電解コンデンサーには極性がありますのでご注意ください。(逆接すると破裂します。)

交換後、ライト警告灯がつかないこと、ウインカーがハイスピードフラッシャーにならないことを確認。

若干、コンデンサーに蓄電された電荷が放電されるのに時間がかかるようで、LEDのレスポンスが若干ネオンぽく点滅する感じになったような気がします。笑

 2016/10/15追記

この方法はダメでした。


ウィンカーのハイフラは対応できますが、なぜかフロントライト点灯時、フロントライトの玉切れ確認が入ってしまい、フロントライト点灯中フロントライトが点滅してしまいます。やはり電流が流れるようにしないとダメみたいです。ToT

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