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BMW E46 フロントスピーカーを交換しました(carrozzeria TS-F1630)

BMW E46 フロントスピーカーを交換しました(carrozzeria TS-F1630)

17年目にしてやっと交換しました。笑

今更感がありますが、BMW E46クーペのスピーカー交換をこれから行う人の少しでも参考になればと思ってます。笑

なぜこのタイミングかというと、遂にフロントの右側だけ音が出なくなりスピーカーが寿命を迎えたので、そろそろと思いつつなかなか手付かずのまま数ヶ月。


トレードインスピーカーで何か手頃なスピーカーを探してみましたが、極端に値段が高いものか、(そこまで求めてない)ウーハーだけ立派で、周波数レンジがはっきりしない物ばかりだったので放置してましたが、思い切って交換作業をすることにしました。

 

交換スピーカーの選択


自分の車はリアのスピーカーを2011年ぐらいに交換済み。

他の作業でスピーカーを外した際に、すこしスピーカーに触っただけでスピーカーの一部が破損してしまったので、(このブログの中で破損内容は写真で掲載します。)交換しました。

なので、フロントも前回と同じcarrozzeriaTS-F16x0シリーズを選択。

現行モデルはTS-F1630ですが、多分、リアスピーカーはTS-F1620だっと思います。

現行モデルのTS-F1630も発売が2014年なので、もうそろそろ型落ちになるのではないでしょうか?

carrozzeria TS-F1630

 

 

既に次の世代が販売されているようで、パイオニアの16cmサイズのスピーカーは16x0とxの部分が世代でカウントされていくようですね。

ロット生産して在庫が無くなり次第、モデル番号を変えていくという感じな定番商品なんだと思います。

取り付けに関して音の追求はほとんどしておりませんので、デッドニングなどの作業は一切しておりません。

そもそもBMW E46の場合、(BMWはその他の車種もかな?)フロントスピーカーがドアパネルに取り付けられている段階で音の追求をするならば、ドアに相当な加工を必要とすることになるので、あくまでもスピーカー交換のみです。

E46に限らず、BMWはトレードインスピーカー以外を取り付ける場合は、インナーバッフルを必要とします。

今回は、前回のリアと同じく、純正スピーカーを再利用しての取り付けを行いました。

なので、作業で必要なパーツは、スピーカー以外ネジぐらいでしょうか?笑

インナーバッフルも、現時点(2016/10月現在)でも、市販品がいつくか販売されておりますが、レビューなどを見ると、スピーカーの個体差で一部のメーカーのスピーカーが取り付けられないというレビューなどがあったため、購入しても左右で10,000円しないので、手っ取り早く購入しようか?悩んだあげく、どうせ加工するならばということで、今回もスピーカー再利用での取り付けを行いました。

 

フロントドアパネルの取り外し

まずはドアインナーパネルの取り外しです。トルクスドライバーがあれば最も簡単です。

Airbagエンブレムを外して、計5本のネジを外して、パネルを引っ張れば簡単に外すことができます。
(引っ張るときは、ちょっと勢いが必要です。)

 

参考記事:

写真解説付き!DIYでのBMW E46 クーペ ドアパネルの外し方

 

BMW E46 クーペ ドアインナーパネル

自分のE46はクーペは標準でHi-Fiオーディオシステム装備のため、

リア4スピーカー、フロント6スピーカーで、フロントは、ツィーター、ミッドレンジ、ウーハーの3つに構成になっております。

(ウーハーは、リアのスピーカーと多分同形状だと思います。)


BMW E46 ウーハースピーカー

 スピーカー本体の取り外しはネジを外すだけです。

 

BMW E46 ツィーター、ミッドレンジスピーカー
正直ここまで帯域にこだわっているならばもう少しよいスピーカー使って欲しいものですね。

自分の車にはまったく似合わないピアノ系の曲は、新車当時から酷いものです。
(坂本さんごめんなさい。頂いたCDは、あまり良い条件で聞けませんでした。汗)

良い音だな〜なんて、一度たりとも思ったことがありませんが、リアのスピーカーをcarrozzeriaに交換したときは、なんて良い音なんだなんて思ったことをよく覚えています。(笑)

話がそれましたが、今回、ツィーターとミッドレンジのスピーカーは撤去。

そもそも、リアのHi-Fiオーディオアンプが壊れて、撤去したときからツィーターとミッドレンジは鳴っていませんでしたけどね。笑

話が前後しますが、まずは右側のドアパネルを外して自宅に持ち帰り、その後左側パネルを外してみたのですが、左側スピーカーだけになぜか、

 

BMW E46 スピーカー保護スポンジ

がついてました。

これってどう考えても左右どちらにも付いているのが普通ですよね?

もしかして、最初から付いていなかったのか?

またはドアブレーキを2段から3段に変えたBMW東京で無くされたのか?

はたまた、M3ミラーを付けたときにStudieさんで無くされたのか?

納車されてからドアパネルを外した作業は2回しかなかったので、上記以外は考えられませんが、詳細は不明です。(爆)

 

しかし、スピーカー外してみると、本当に酷いものですね。

 

BMW E46 10スピーカー フロント ツィーター/ミッドレンジ

純正ノーマルがこれですよ…。

写真のようにクッション素材がずれた状態。

穴は切れているのではなく最初からです。

年系劣化でクッション素材が縮んだだけかもしませんが、

うーん、こういうの見るとカーオディオパーツは日本製の方が断然上ですね。

(あ、ちなみにBMWはアルパイン製使ってますけど、スピーカーはアルパインではありません。ヘッドユニットとカーナビだけです。最近はどうだか知りませんけど。)

 

BMW E46 10スピーカー フロント ウーハー

で、こちらウーハースピーカー。

この写真を見る限り、普通に見えますが、

ボロボロのウーハースピーカー

触っただけでこのありさま…。

おまけにベタベタで、手につくと簡単には落ちません。(苦笑)

 

スピーカー部分からボロボロベタベタ部分を剥がす

まあこのボロボロの部分は、綺麗に落とす必要があるので、根気よく丁寧にデザインナイフやカッターで落としていきます。

 

取り外したスピーカーをバッフル板として再利用

外したスピーカーの外枠をインナーバッフルとして再利用するので、必要のない部分はホットナイフ(またはガスコンロで炙ったカッターナイフなど)で切り落とし、最終的にはマジックリンで洗浄して綺麗にします。

 

スピーカーからインナーバッフルとして使う部分


こんな感じで、上記を再利用します。

最終的には、ホットナイフで切り落とした部分をリューターで綺麗に削り、ヤスリをかけて、マジックリンで洗浄して、写真の左右に上に伸びている部分も切り落として使用しました。

たまたま偶然なんですがTS-F1630の外周が純正スピーカーの再利用部分に寸法がぴったり(ギリギリきつい感じ)でハマりました。

BMW E46 純正スピーカーを再利用したインナーバッフル

こんな感じでバッフル付きスピーカー完成です。

当然ですがスピーカーとバッフルの間には、スピーカーに付属していた振動防止ウレタンテープ(?)を貼り付け、

再利用バッフルに4mmネジのタップを開けて、4mm径 x 15mmのネジを裏側からワッシャー付きで止める形にしてあります。

一応、取り付けた後見えることはありませんが、

スピーカーの位置(carrozzeriaのロゴが下に来るように)に配置してあります。

BMW E46 純正スピーカーを再利用したインナーバッフル 裏目

上記が裏面です。

そして、今回ツィーターとミッドレンジスピーカーを取り外しました。

取り外したスピーカー

ツィーターは、スピーカーコーンの部分がプラスチックのようで、ミッドレンジスピーカーは特に破損などはありませんが、少しでもドアを軽くしたいので必要がないものは撤去。

スピーカーが付いていた枠部分は再利用しますので、スピーカーだけを外して元のところに取り付けます。

 

ドアパネルのアルミテープチューン

続いて、ドアパネルは何度も取り外しすることはないので、ABS樹脂パーツということで、恒例のアルミテープチューンを。(笑)

ドアパネルへアルミテープチューン

ドアパネルは、見たところ、4ピースのパーツになっているようです。

各パーツごとに一枚づつ貼り付けておきました。

最後に新しいスピーカーを取り付け。

 

取り付けたスピーカー

取り付けたスピーカー

黒いパーツだらけなのでよくわからないかもしれませんがジャストフィット!

当然ですが、ガタつきなど一切ありません。

続いで、車にパネルを持ち込み、ケーブル加工です。

まずは、ウーハーへつながるコネクタを調べます。

 

BMW E46 純正フロントスピーカーコネクター右

上記が右側。ケーブルの色は青/白、青/茶

 

BMW E46 純正フロントスピーカーコネクター左

上記が左側。ケーブルの色は青/赤、青/茶

ケーブルの色からもわかるかと思いますが、スピーカーのマイナス端子は青/茶になります。

carrozzeria のスピーカー端子は小さい端子の方がマイナスなので、位相が反転しないように極性を合わせて取り付けを行います。

(右/左で位相が違うと、不自然に聞こえますので気を付けましょう。以外と知らない人が多いようですけど。笑)

コネクターは切断して、スピーカーに付属していたケーブルと圧着端子でつないで完成です。

 

取り付け完了

スピーカーを変えた後の感想ですが、当然、音が出るようになったことと、音はかなりよくなりました。純正スピーカーからまだ音が聞こえていた末期は、かなりノイジーな感じの音にでしたから、それと比べるとかなり劇的に音は良くなりました。(笑)

もともと、E46の純正スピーカーは良い評判を聞いたことがありません。

とにかく昔から音が悪いことで有名でした。(苦笑)

ヘッドユニットよりもとにかくスピーカーに関しては、音質を追求する人からすると耐えがたい音質だったと思います。

フロントスピーカーは、純正スピーカーがドアパネルに付いている段階で音質を求めるのはNGで、ドアとドアパネルを加工して、ドア本体にスピーカーを取り付け施工を行った方も多かったと思いますが、クーペ車両はドアが重くなることを嫌がる人が多かったと記憶しています。

 

テスト走行後、またレビューなど書いてみたいと思います。

 

以上、「carrozzeria TS-F1630へフロントスピーカーを交換しました」でした!

 

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