ステアリグメーターカバーの作成(配線・取り付け編)
- 2018/07/08 16:07
- カテゴリー:DIY作業
ステアリグメーターカバーの作成(配線・取り付け編)
前回の記事から続きます。
関連記事:
今回のステアリングにMotecのMDDを取り付けるにあたり、一番の問題点としてステアリングカバーの内部にMotecのMDDのハーネスを収めるスペースがありません。
そのためMDD内部の基盤コネクターを一から作成することにしました。
MDDへの配線は5本必要で、基盤コネクタは市販品を使用しているようなので、秋葉原の千石電商で出向き、同型の基盤コネクタを見つけてコネクターと配線を作成しました。
MotecのMDDで使用されていた基板コネクタは通所の2.54mmピッチの基盤コネクタではなく、2.0mmピッチの5ピンコネクターでした。
MDDも装備したのが2004年ですからすでに14年使用していますね。(笑)
MDDから引き出したケーブルは、ステアリングカバー内部に収まるサイズの基盤コネクターに接続し、配線の長さも最短にしました。
また、今回MotecのMDDのディスプレイ表示を切り替えるボタンもステアリングに装備するため切替スイッチに向けた2Pの基盤コネクターも一緒に配線を作成しました。
スパルコのホーンボタンの加工
ステアリングカバーを取り付けるにあたり、ホーンボタンとMDDの表示切替ボタンをスパルコのホーンボタンキットを使用して取り付けることにしました。
スパルコのホーンボタンキットに付属しているモーメンタリースイッチはどちらも赤いボタンなので、2つのボタンを区分けできるようにスパルコのホーンボタンキットのボタンスイッチを置き換えられるサイズの押しボタンスイッチを千石電商さんで入手してきました。
外径16mmのネジ止め形式の押しボタンスイッチ(モーメンタリー)です。
車検対応にするため、カッティングシートでホーンボタンをディスプレイスイッチのステッカーを作成しました。
MotecのMDDとステアリングコンタクトスリップリングの配線
MotecのMDDとステアリングコンタクトスリップリングの接続は、コンタクトスリップリングの空いているピンに収まる基板コネクター4Pで作成しました。
この4Pコネクターともう1本信号線をコンタクトスリップリングから引き出し、車両側のコンタクトスリップリングのコネクターの配線を接続します。
MotecのCANバスはシフトライトにも接続されているので、配線がなかなかカオス状態です。
Motecのコネクターはしっかりしていますが、大きいのがちょっと困りものですね。
ステアリングボスを組み立てあげる
今回、スタアリング交換ときに購入してあったワークスベル ワイヤリングプレートを使用してステアリングボスとワークベルRAPFIX GTCの間に ワイヤリングプレートを挟んで、コンタクトスリップリングからの配線を引き出します。
関連リンク:
関連記事:
ネットショップで調達!BMW ステアリングホイール交換(部品調達編)
ワイヤリングプレートは配線が通せる溝が切られているワークベル製品専用のプレートです。
Motec MDDへ接続するための配線をワイヤリングプレートを通した状態です。
ステアリングの中央はホーンボタン用の配線がワークベルRAPFIX GTCから来ているのでそれをそのまま利用します。
配線を通しながらボスを固定して、ワイヤリングプレートを挟みつつワークベルRAPFIX GTCを取り付けて、スパルコのホーンボタンキットをワークベルRAPFIX GTCとMOMOステアリングRACEと挟んで固定するという、とてつもなく面倒な作業でした。^^;
MDDのステアリングへの固定
MDDとステアリングカバーの取り付けは、厚みのある強力両面テープで行いました。
関連リンク:
また、MDDとMOMOステアリングの固定には、エアロパーツ用の強力両面テープで行いました。
前回カナードの取り付けで使用したものです。
関連リンク:
エーモン 超強力両面テープ エアロパーツ用 幅25mm×長さ2m×厚さ1.0mm 1708
関連記事:
予算3,000円で効果絶大!汎用ミニカナードを付けてみました!
以前に作成したATIEWのステアリングカバーへのMDDの固定もこれらの強力両面テープを使用して、12年近く固定出来ましたので、両面テープ固定前にしっかりと脱脂処理を行えば外れるような事はまずありませんし、簡単には剥がす事はできません。
取り付け完了!
そんな訳でステアリングカバーが完成しました。
チルトアップもOKです。
ステアリングカバーの塗装は乾燥していますが、一応念のため一週間置くことにしました。
しっかり塗装が乾燥したら、ステアリングカバーに自分で作成したカラーのMotecステッカーを貼りたいと思います。
関連記事:
今回ステアリングを作るに至った理由が作成したMotecステッカーを貼りたいというだけの理由で、途中何度も挫折しそうになりましたが、一応完成することができました。
以上、「ステアリグメーターカバーの作成」でした。