BMW E46のコンソールパネルの加工(Motec USBポートの移設)
BMW E46のコンソールパネルの加工(Motec USBポートの移設)
先日IRPシフターを付けた際に、コンソールパネル付近を大胆に加工しました。
IRPシフターを装備したE46の写真がWeb上にアップされていたので、コンソールパネル付近は加工無しで行ける!っと思っていたのですが、CAE Ulter Shifterのようにむき出しにはならないだけで、コンソールパネルのアッシュホルダー(灰皿)部分は大体に加工が必要となります。
多分、E36の場合はコンソールパネルやシフトパネルと干渉する部分があまりないので、多少の加工で行けると思いますが、E46ダメでした。
ぶっちゃけ、かなり大胆に加工(カット)しないとコンソールパネルの脱着が出来ませんので。
たばこを吸うわけでもないし、18年間一度も使用したことが無い灰皿部分をIRPシフターに装備によって大胆にカットしたので、これまでコンソールパネルに付けていたいMotecのUSBポートをアッシュトレイ内部に収めるように加工してみました。
この写真は、加工前の状態です。
ASCスイッチの並び左側にMotecのUSBポートを自分で加工して取り付けてあります。
コンソールパネル付近を全部外します。
よく見る光景ですね。(苦笑)
MotecのUSBポートを付けるために自分で加工したメクラカバーを外して、加工した穴を塞ぎます。
ソフト99の厚付けパテを使用して穴を塞ぎました。
パテ引けがあるのでかなり盛りました。
関連リンク:
ソフト99(SOFT99) 補修用品 厚づけパテチューブタイプ
パテが完全に硬化してから、鉄ヤスリ、紙ヤスリの600番で磨き上げました。
厚付けパテはどうしても気泡が入るので、小さな穴が複数できてしまいます。
続いて、薄付けパテを使って穴を爪楊枝で埋めていきながら少し盛りました。
関連リンク:
薄付けパテが硬化したら600番の耐水性紙ヤスリを使って水に塗らしながら研磨します。
穴がほぼ目立たなくなったので、マットブラックで塗装しました。
2度塗りして、ほぼ目立たないようになりました。
Motec USBポートの移設
今度は移設先のパネルを作成しました。
IRPシフターと干渉しない部分で、灰皿の蓋を閉じたらUSBポートが見えないような位置に配置し、さらにUSBコネクターの脱着に耐えられる強度が必要、およびビビり音などが発生しないようにと色々考えて、手持ちの5mm厚のアクリル板を灰皿半分に蓋をする感じ取り付けるように加工し、USBポートを取り付ける穴開け加工を行いました。
加工途中の写真を撮り忘れてしまったのですが、耐水性紙やすり600番でアクリル板の表面をならして、こちらもマットブラックで塗装。
USBコネクタ(メス)側が、灰皿の中にケーブルを通せるように穴あけ加工しました。素材がABSプラなので、ドリルで3mm程度の穴を開けて、テーパーリーマーの10mm、30mmで広げてUSBケーブルのコネクタが通るサイズに広げました。
関連リンク:
テーパーリーマー小&大2本セット 穴開け・面取りに 3mm~22mm
上記の写真を見るとわかりますが、IRPシフターを隠すにはかなりきわどい加工が必要となります。
作成したUSBポートのパネルの取り付け方法ですが、硬めの20mm厚の黒セルスポンジを黒ゴム接着剤で固定し、ビビり音などが発生しないように加工しました。
関連リンク:
パネルの板が丁度灰皿の淵と合う高さに黒セルスポンジを加工しました。
写真のベタベタしているのは、毎度おなじみの黒ゴム接着剤です。
関連リンク:
染めQテクノロジィ SOMAY-Q ゴム製品補修剤 黒ゴム接着剤
パネルも黒ゴム接着剤で取り付けました。
淵の部分は裏側から黒ゴム接着剤を少し盛りぎみにして接着しました。
これでビビり音の発生原因にはならないはずです。
黒ゴム接着剤は、約1時間で仮止めできますが、一応24時間はUSBポートを刺さないようにします。
MotecのUSBポートの移設を行いましたが、見た目が殺風景なのでUSBポート付近のサイズに合わせて、Motecのデカールステッカーを作成することにしました。
続く...。
以上「BMW E46のコンソールパネルの加工(Motec USBポートの移設)」でした。