シリコンホース交換
毎週、毎週、よくネタがあるな〜なんて自分でもつくづくそう思います。w
今回は、先週交換したエアフィルタとスーパーチャージャーまでの間のシリコンホース交換を行いました。
この部分の構成は、Green社製のエアフィルアー(70mm)〜FRP樹脂パイプ(70〜80mm変換)スーパーチャージャーフロントパイプ(80mm)という構成になっています。先日Greenエアフェルタの洗浄を行った際にFRP樹脂パイプの一部にひびが入っているのを発見。
そもそもこのFRP樹脂パイプは自分で作成したもなので、また作ろうかと思ったのですが、シリコンで作った型をもう捨ててしまったので再作成は断念。
なぜこのFRP樹脂パイプを作ったかというと、エンジンルームに収まるサイズのエアーフィルタを各メーカーの汎用品で捜していたときに発見したのが現在のGreen社製のエアフィルタ。
エアフェルタの表面積がもっとも多く取れて、(ツインコーンタイプ)湿式で、紙を使っている製品で、とにかくギリギリのスペースに納められるのがGreen社製のエアフィルタだったわけです。K&Nも同様なサイズがありましたがGreen社製エアフィルタはツインコーンだったのが魅力でした。
しかしながら外径100mmで接続パイプが80mmなんてエアフィルターはこの世に存在せず、それならば70mmのエアフェルタを購入してパイプを自作して接続しようと考えた訳です。
余談ですが、このGreen社製エアフィルタにたどり着く前は、本当に色々とテストしました。
一番の問題はスペースが無い事によってエアフィルタの形状が限られる訳ですが、スーパーチャージャー取り付け当初から使用していたHKSのスーパパワーフロー(現在販売されているリローテッドも試しました。
丁度2006年ぐらいに製品の入れ替わりで、HKSさんから支給されたパーツにはリローテッド前の奴が付属していました。)や、BLITZのSUS POWER AIR FILTERやら、うーん覚えている限りだとその他含めて3〜4種類ぐらい試したかな?
HKSのスーパパワーフローはフィルタのタイプは乾式タイプと湿式タイプ、フィルタの層の異なるタイプなど色々ありますが、ぶっちゃけ、紙使ってないエアフィルタはダメという結論に至りました。(乾式/湿式問わず、インテイクパイプ内に絶対埃が付着します。)
サイズとスペースの問題は汎用品では限界があるため、正直特注で作ってくれる所も捜してみたりしたんですが、簡易的なものだったので断念。
同様のスーパーチャージャーキットで非常にコンパクトなエアーフィルタがあったので、パーツ注文しようと問い合わせて見たのですが、エアフィルターがあまり性能がよくないと日本の代理店の方の話。
見つけたのはドイツG-Power社のE46スーパーチャージャーキットに付属のエアフェイルタ。
2009年のドイツ村で行われたBMW ファミリエにE46 330のG-Power社スーパーチャージャーが装備されている展示車でサイズも確認してきたんですけどねー。
ちなみに上記の写真がG-Powerのものです。
どこかの会社がOEM生産していると思うのでebayとか捜しまくったんですけど見つからず。
そんなわけで、今回2010年に作成したFRPパイプの代わりにアルミパプの70-80mm異径パイプを60mmぐらい捜せばOKなんて甘く考えていたんですが、アプミパイプの異径ジョインって世の中に存在してないんですね。
普通に手に入るものだと思っていたので、60mmぐらいカットしてもらえばいいかな〜なんて甘く考えてました。
しかたがないので、現在使用しているのSamco製80mm45度エルボーホースを80mm〜70mm異径エルボーホースに変更して、70mmのアルミパイプという流れに変更することにしました。
部品調達はヤフーストアでノーブランドの異径エルボーシリコンホース45°70mm〜80mmのものをこちらで購入。(コンビ決済で頼んでから2日で届きました。)
特にSamco製じゃなくても色だけ同じならいいかという安易な考えと、ここのは値段がかなり安いかったです。
届いた製品も肉厚(4mm)でSamco製と遜色ありません。
また特に大気圧以上かかわる場所ではないので(負圧にはなるのかな?)どこの物でも大丈夫だと思います。
そして、問題はアルミパイプ。
トラストとかから市販されているパイピング用のアルミパイプは結構な長さです。
今回必要なのは60mmなのでどこか70mm径2mm厚を60mmカットして売ってくれる所がないかネットで調べたところ、こちらの横山テクノさんに70mmの2mm厚のアプミパイプを切り売り販売しているのでお願いしました。(こちらは代引で発注後、3日後に届きましたよー。担当の方ありがとうございました。)
現状のシリコンホースのサイズを計測して、エアフィルタの位置合わせをしてシリコンホースを大型カッターでカットし(ノーブランドですがかなりしっかりしています。簡単には切れません。)以下のように取り付け完了!
この部分、長年気になっていた所だったのですが、やっとスッキリしました。
一応、エアフィルタ付近の干渉、ボンネットとの干渉を確認し、取り付け後、駐車場で車の出し入れをして干渉音を確認。
もっと早くにやればよかったのかな。
FRPで作成したパイプも軽いし悪くなかったんですが、これが本来の姿って所でしょうか?
ちなみにこちらが交換したシリコンホースとFRPで作成したパイプ。
FRPのパイプはの白い部分は先日ひびを発見した部分をFRPパテで修正した部分です。
当時、耐熱/耐油塗料をもっていたので、黒に塗ったので修正箇所だけ目立ちます。
FRPパイプは4層以上FRPを張り合わせて樹脂で固め、5年間使い続けられたので相当な耐久性がありますね。(内部を滑らかに研磨するのが大変だったけど。)
以上、吸気系シリコンホースの交換でした。