オムロン カーモニ 500(carmoni 500) バッテリー(電池)3S7A-J506の交換
- 2017/11/05 15:16
- カテゴリー:DIY作業
オムロン カーモニ 500(carmoni 500) バッテリー(電池)交換
何を今更って感じですが、オムロン カーモニ 500(carmoni 500) バッテリー(電池)交換を行いました。
記憶では2004年の発売時に取り付けたので(その前はcarmoni 200だったかな?)13年使いづ付けたことになります。
オムロン カーモニは当然ですがとっくに販売が終わっています。
オムロンのホームページには、
一応、2012年までアフターサービスは行っていたようですが、ある時突然、カーモニのホームページがいきないり削除されるという事態がありました。
カーモニ販売が行われなくなった理由をネットで探してみたところ、
まあ、こんな書き込みを見つけました。
自分はこんな綺麗ごと(笑)じゃなくって、単に簡単にカーモニが破られる方法がネット上に公開されたため、何を思ったかオムロンはいきなり販売を中止してカーセキュリティ完全撤退を行い、いきなりホームページまで削除したと記憶しています。(苦笑)
残念ながらオムロンはこういう会社なんですね。
そういえば、某国営放送の仕事で一緒に開発の仕事をしたことがあったけど、プログラマーが使えなかった覚えがあるな。(苦笑)
話がそれましたが、オムロンという会社がどうのこうのという話よりもカーモニ自体は非常に気に入っていますし、これ以上のシステムは無いと思っています。
2000年ぐらいにカーセキュリティが流行った頃、高額かけて車両に取り付けるカーセキュリティシステムが流行り、自分の周りにも数人取り付けた人がいましたが、当時のシステムはセキュリティばかり重視していたためか、取り付けていた人全員がバッテリー上りの話をしていたのをよく覚えています。
そんな中、独自バッテリー、リモコンも充電式、電波の受信距離も納得できて、しかも簡易取り付け型なカーモニは自分としては理想的なシステムだと今でも思ってます。
自分の取り付けているカーモニですが、ここ数年冬場、特に今ぐらい(11月)の気温が急に寒くなった時に、車側のカーモニ本体のバッテリーがかなり短い期間で無くなってしまう状態にあります。
週一回車を動かしていれば特に使用に問題ないのですが、それでもさすがに13年経過しているバッテリーなので交換しようと思いつつ、2010年ぐらいにネットで調べたときには、オムロンにバッテリーの在庫がある分は、直接販売してくれていたようですが、上記のオムロンのホームページには2012年でアフターサービスが敢然に終わってしまっため、互換バッテリーを入手するしか無いようです。
13年も使用したので(笑)、似たような形式の他社製のカーセキュリティの購入も検討したのですが、某Y社の製品はレーダー探知機でこりごりしているので買う気になれず、おまけにリモコンがリチウム電池という点がどうにもNG。
某Y社以外だと、もっと簡易的だったり、ディスコンだったりという感じでしょうか?
どこか良いメーカーがあればいいんですけどねー。
互換バッテリー「3S7A-J506」を探す
ネット上には、色々な形式の互換バッテリーを販売しているサイトがあります。
オムロンのカーモニ500用の互換バッテリーの販売先は2件程見つかりました。
カーモニ500のバッテリーに記載されている型番「3S7A-J506」で検索するとすぐに見つかります。
1社は、手持ちのバッテリーを送って、配線を再利用してバッテリーだけ新品に交換してくれるサービスで、もう一社はバッテリーごと交換するという内容でした。
カーモニ500のバッテリーをよくよく見てみると、配線が3本あり、多分、電池の温度計測しているんだと思いますが、配線再利用は温度センサーを移植してバッテリーを組み上げてくれるんだと思います。
互換バッテリーは高額
見つかった2社の互換バッテリーは、オムロンが販売していた純正バッテリーの1.5~2倍の金額でした。
まあ、それでも欲しいと思う人は沢山いると思いますが、なんかぼったくり感がありますね。
自分も検索して発見したサイトにユーザ登録して、購入のギリギリまで進みましたが、ネット上には多分自分と同じ思いをしている人がいるのでは?っと思いさらに色々と検索してみたところ、格安のバッテリーを代用品として使用して、配線を移植している方を見つけました。(感謝)
関連URL:
パイオニアの電話機の子機の電池を利用して、既存のバッテリーから配線を移植すれば付けるとの情報。
自分も早速購入してみました。
関連URL:
【大容量2000mAh/通話時間UP】 パイオニア PIONEER TF-BT03 FEX1028 FEX1046 コードレスホン 子機 充電池 電話機 バッテリー 互換【ロワジャパン】
ロワスジャパンさんは、色々なメジャーECサイトに出店している会社で、ノートパソコンを含む様々な格安バッテリーを取り合っています。
バッテリーの配線を移植
ロワジャパンさんへ注文してから3日後にバッテリーが到着したので、バッテリーの配線移植を行いました。
まずは、車両に取り付けてあるカーモニ 500のバッテリーをケースから取り外します。
ロワジャパンさんから購入したバッテリー(左)とオムロン カーモニ500のバッテリー「3S7A-J506」を比較してみました。
サイズはほぼ同じで若干ロワジャパンさんから購入したバッテリーの方が小さいかな?
電池電圧3.6V、容量がロワジャパンさんから購入したバッテリーの方が2000mAとオムロン カーモニ500のバッテリー「3S7A-J506」よりも100mA大きいです。
この差ぐらいならば、充電時間が若干変わるぐらいでほぼ問題ないはずです。
(保障はしません。すべて自己責任でお願いします。)
バッテリーをくるんでいるヒシチューブをカッターで剥がして、配線を移植します。
ピンク色のバッテリーがカーモニ500のバッテリーです。黒い部分が温度センサー(サーミスター?)だと思われます。
バッテリーの温度が高いときは充電しないような仕組みだと思います。(詳細は知りません。)
配線を移植完了。
バッテリー端子への半田付けを行いましたが、バッテリー端子への半田付けは実はかなり高等テクニックが必要です。
自分は過去に、ラジコンカーのバッテリーのセルバランスを行い、セルに対して銀銅線の半田付けを行った経験があります。
バッテリーは本当に熱に敏感で、電極に熱を与える時間を最小限にしないとすぐにバッテリーセルの内部抵抗が上がってしまい、セル同志のバランスが崩れてしまいます。
そのため半田付けにはフラックス使用し、コテ先をバッテリーに当てるのは可能な限り短時間で行うようにする必要があります。
関連リンク:
昔ながらのハンダ用ペーストでも構わないと思いますが、バッテリーの電極にハンダが乗り安くするのがポイントです。
関連リンク:
温度センサーをグラステープで貼り付け、本体もショート防止のため簡単にグラステープで絶縁しました。
グラステープはラジコンカーのバッテリーを固定させる使い捨てテープで(ラジコンカーを走行する際に、バッテリーを車両本体に巻きつけて使用する)ベタつきも少なく、重量があるバッテリーなどを固定するのには最適なテープです。
関連リンク:
タミヤ ホップアップオプションズ OP.1328 グラステープ (18mm × 55m)
あとは、バッテリーを元に戻して完成。
エンジンをかけてしばらく充電してみてから、カーモニの動作確認を行い、ばっちり動作完了です。
バッテリー交換後
この先、冬に向けて気温が下がるので、交換したバッテリーがどんな感じなのか様子を見たいと思います。
13年使ったバッテリーよりは、元気でしょうね。(笑)
自分以外にもオムロンのカーモニ500を使い続けている人はいると思います。
そんな方へ少しでも参考になれば幸いです。
ここで紹介した内容は、動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、すべて自己の責任でお願いします。
以上、「オムロン カーモニ 500(carmoni 500) バッテリー(電池)交換」でした。
追記:2017/11/29
バッテリー交換後、3週間程経過しましたが、特に問題などありません。
バッテリーが長持ちするのは、やっぱりいいですね。
追記:2018/05/29
カーモニ500のリモコン電池、3S7A-J504の交換も成功しました!
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