FreeBSDのUSB起動
世の中、かなりの台数のFreeBSD OSのサーバが稼働していると思いますけど、皆さん起動しなくなった時とかどうしているんでしょうか?
大半はディスク交換後、新規インストールか、RAID組んであるので無問題?!とかですかね?
この辺のサーバ屋のノウハウはあまり書かない、内緒の事なのか、自己流の事なのか、あまりブログなどで目にする機会が少ないような気がします。
フロント/エンドのフロント用に立ち上げた低予算ハードサーバなどや、今の時代でもNAS代わりのサーバなどの修復にUSBメモリーにインストールしたFreeBSDを常に用意しています。
ここ10年ぐらいのサーバならばamd64でほぼ問題ありませんが、一応、i386ベースのものをインストールしてあります。
古いサーバだとUSBブートが出来ない場合が結構多いので、パーフェクトに対応できない場合がありますが、ディスクがこけたときにUSBブートできる環境があるとデータの吸い上げぐらいは出来たりします。
もちろんこれとは別にUSBハードディスクを別に用意してデータを吸い上げる形にはなりますが、1つあると便利。これもサーバ管理者のツールの1つですね。
USBメモリーへのインストールは、できれば可能な限り小さいサイズのUSBメモリーに(容量が大きいとハード本体がUSBメモリーとして認識しない場合を考慮してです。)インストールするのがベストです。
自分は、8GのUSB3.0対応のSanDisckのUSBメモリーを使用。
お役御免なった、Windwos XPが走るXP時代の新し目のCDブートができるノートパソコンにUSBメモリーをドライブとして認識できればUSBメモリーをMBRフォーマットしてインストールするだけなので簡単に作成できます。
FreeBSDの入手はこちらからできます。自分は、FreeBSD-11.0-RELEASE-i386-dvd1.isoを使用しました。
USBブートができるノートパソコンをいつでもFreeBSDマシンに切り替えられるので、破損ハードディスクを取り出して、ノートパソコンで修復、マウントしてデータの吸い上げが運よくできるときのツールとなります。
i386ベースで作成しておくと、秋葉原で1000ぐらいのジャンクで売られているノートパソコンもFreeBSDマシンにできたしります。(笑)
以上、FreeBSDのUSB起動でした。