LED化計画:リアフォグバルブ (BMW E46)その5
先日、秋葉原のakiba LEDピカリ館で購入してきたリアフォグ用バルブの交換作業を行いました。
バックライト(リバースライト)で使用したバルブと同じバルブで、税込1980円でした。正直、リアフォグは、使用したことがあるのは数回で、東名高速で視界3m無いぐらいの濃霧の時ぐらいでしょうか?
リアフォグは、エマジェンシーライトなので、ドイツ車は片側のみ点灯し、通常は使用しないことになっていますが、日本では道路交通法ではとくに規制がないので、両側点灯+ブレーキライト用高輝度バルブを使ってフォグを点灯している車両をみかけますが、正直やめてもらいたいですね。(ブレーキを踏んでいると誤認するケースがありますし、後方車両に迷惑です。)
まあそんな訳で、リアフォグはほぼ使うことがないのですが、ハロゲンバルブ除去を目的としているので、自己満足のために交換です。(笑)
E46(クーペ)の場合、トランクの内張をとめてる数本のピンを内張はがしレンチ等で取り外します。結構固めですので、金属製の内張はがしレンチの方が楽だと思います。
フォグランプは右側だけですが、左側含めて4か所外せばアプローチできました。
上側はリバースランプのLEDです。LEDバルブの先が黄色なのがちょっと目立ちます。
フォグ側も交換しました。
ハロゲンバルブ。
LEDバルブ。
うーん、住宅用のLED球と同じような感じで、光の広がり方が圧倒的にハロゲンの方がありますね。(笑)
ハロゲンバルブは全天周に光が広がるため、フォグ内部のリフレクターに光があたって広がりがありますが、LEDの方はライト中央部分のみが輝度が高いです。
リフレクタータイプのLEDバルブの方がリアフォグにはいいかもしれません。
そもそも、フロントフォグランプと違って、ドライバーの可視範囲を広げる目的ではなく、エマジェンシー用なので、特にこだわりはありませんけど。
ちなみに外したハロゲンバルブです。ソケットの部分が白く腐食してました。バルブはまったく焼けはありません。17年間、ご苦労様でした。
LED化も残すところ、フロントウィンカーバルブとフロントフォグランプ。ウィンカーはLCMユニットの交換後になりますので、しばらく後になりそうです。
フォグランプは、色々と悩んでます。HIDかLEDか?
以下にネットで調べたことをまとめると、
ハロゲン
メリット
- 明るい。
- フォグのとしての発熱効果があるので、雪の中を走行するケースを考える場合は、ハロゲンがベスト。
- バルブが比較的安い。
デメリット
- 消費電力が高い。
- 寿命が短かめ。
- 古い車に見える。
HID
メリット
- 明るく、白い光。
- ハロゲンと比べると消費電力が低い。
- 新しい車に見える。
デメリット
- バラストユニットが必要なため、取り付けを考慮する必要あり。
- 一体型バラスト製品もあるが、バルブ交換ができないものや、バルブが専用品なものがほとんど。バラストが干渉するケースなどもあり。
- ハロゲンバルブの代わりに取り付けると、熱でライトカバーなどが溶けることがある。
- ハロゲンと比べるとバルブが高額。中華製の格安バルブもあるが短寿命であることがある。
- ケルビン数によって青く見える。ケルビン数によっては霧視界で霧に反射してライトとして使い物にならない場合がある。
LED
メリット
- 消費電力が低い。
- 白い光。
- 新しい車に見える。
デメリット
- 明るいと歌っているLEDバルブでも、HIDやハロゲンと比べるとどうしても暗い。
- 明るい物は消費電力が高めで発熱量が多い。放熱のためのヒートシンク、ファン付きなどもある。ファン付きLEDバルブは、メカニカル部分があるので寿命がメカニカル部分に左右される。
- 車種によっては、ライトバルブを取り付ける部分が熱で溶けたりする。
というような感じでしょうか?
なんかこうやって書きだすと、消費電力以外、メリットが無いような気もします。(笑)
昨夜、E90のフォグランプをHID6000Kの白バルブ化した車に乗ったのですが、ほとんどフォグとしての役目をはたしていませんでした。(フォグの光軸がずれていたのか、なぜか暗く、点灯しているのかわからないぐらい暗かったです。)
フォグランプは、視界10mぐらいの範囲を照らすことが目的なので、実用重視だと、ハロゲンバルブのままにした方が良いのかとちょっと悩んでます。今のところ、交換する候補としては、HID 3000Kのイエロー、バラスト一体型ですかね。
(ちなみにフロントフォグはイエローバルブで車検はOKです。フロントライトはイエローバルブはNGです。)
最近の国産車のライトをみると、LEDをはじめから使うことを考慮したリフレクターになっているので、LEDバルブの輝度に極端に左右されることはないようですね。
うーん、どうしよう。