究極のスーパーカー!ブガッティ シロン(Bugatti Chiron)
- 2017/02/13 11:49
- カテゴリー:自動車評論
こちらのページで、ブガッティ シロン(Bugatti Chiron)の製造過程が詳細されております。
凄いですねー、究極のスーパーカー。
掲載されている写真見るだけでワクワクするわぁ。
車も値段も凄いし、おまけに購入するにも、誰でも買えないという代物。
宝くじ当たったとかでは、購入できません。笑
購入者の査定ありで、審査通過後、ブガッティ本社に行って、車のオーダー打ち合わせという流れらしいです。
このくらいの金額の車になると当然ですかね。
ブガッティといえば、以前、車のギア比、タイヤサイズ、エンジンのレブリミットを設定すると、各ギヤでの最大速度と回転数をグラフで表すアプリ開発をしたときに、ブガッティのタイヤを調べたことがあります。
当初、調べたときは、通常の規格のタイヤではなく、ブガッティ専用のタイヤをミシュランが作っていましたが、今回のシロンはどうなんでしょうね?
まあそもそも、420km/hに耐えられるタイヤなんて市販されてませんし、流通はないでしょう。笑
昔、ポルシェの限定車959が開発できたのは、タイヤ性能が向上したからという話(ちなみにブリジストンでした。)を読んだことがありますが、スーパーカーはタイヤ性能の向上とともに、市販できるようになっているような気がします。
話がそれましたが、ブガッティはすごいですねー。
金額的には採算が取れているような気もしますが、作れば作る程、赤字なんて話は自動車業界では良く聞く話のような気がします。
日本の自動車メーカーもこのぐらいの金額で自動車開発・販売しないんでしょうかね?
ちょっと保守的だから無理かな。
レクサスのLFAはそんな雰囲気もありましたが、なんか日本メーカーの限定車って感じで終わってしまうのが残念です。良くも悪くもトヨタってことですかね?
その昔、旧NSXを「あの金額で作れるのはすごい!」ってフェラーリが絶賛していたそうですが、日本の自動車メーカーは、変なところに美徳を求めすぎているような気がします。
旧NSXは、確かに美しい車だったし、良い車で、いまだに根強い人気の車です。
自分も旧NSXには色々と思い出があり、今から26年前、某会社勤務の頃、ダイムラーベンツのブルーノ・サッコ氏が日本に来日した際に、訳け合ってアテンドしたことがあります。務めていた会社が本田技研さんからご提供を受けていたNSXの一枚のCGをサッコ氏にお見せしたところ、「本当に美しい!」とコメントされて、しばらく見入っていたことをよく覚えています。
サッコ氏については、特に語ることはないぐらい有名なので説明する必要もないでしょうけど、お名前が自動車部品になっている程の方です。
失礼ながら、当時若造だった自分は、そんな凄い自動車デザイナーとは全くしらず、友達に「今日、ベンツから来たサッコって人に会った」って言ったら、それは凄いことだ!と言われたことをよく覚えています。
BMWファミリエが訳け合って(訳アリが多いな汗)千葉のドイツ村で開催された帰り道、見たこのないほど手の入ったNSXに海ほたるで遭遇し、とてつもなく紳士なオーナーの方に車を見せて貰ったことがありました。(あのNSXは本当に凄かった。)
新NSXの話も最近よく聞きますが、日本の自動車メーカーにも、電気自動車とか、運転アシストとかじゃなくって、もっと違った方向で頑張ってもらいたいと思います。